ほとんどの UUCP 管理プログラムは、/usr/lib/uucp にあります。基本データベースファイルの多くは、/etc/uucp に入っています。ただし、uulog だけは例外で、これは /usr/bin にあります。uucp ログイン ID のホームディレクトリは /usr/lib/uucp です。su または login を用いて管理プログラムを実行するときには、uucp ユーザー ID を使用してください。このユーザー ID は、プログラムとスプールデータファイルを所有しています。
uulog - 指定したコンピュータのログファイルの内容を表示します。ログファイルは、このマシンが通信する各リモートコンピュータごとに作成されます。ログファイルには、uucp、uuto、uux の使用が記録されます (詳細は uucp(1C) のマニュアルページを参照してください)。
uucleanup - スプールディレクトリをクリーンアップします。これは通常、cron によって起動される uudemon.cleanup シェルスクリプトから実行されます (詳細は uucleanup(1M) のマニュアルページを参照してください)。
Uutry - 呼び出し処理機能をテストし、簡単なデバッグを行うことができます。uucico デーモンを呼び出して、このマシンと指定されたリモートコンピュータとの間の通信リンクを確立します (詳細は Uutry(1M) のマニュアルページを参照してください)。
uucheck - UUCP のディレクトリ、プログラム、サポートファイルの有無を検査します。また、/etc/uucp/Permissions ファイルの所定の部分に、明らかな構文エラーがないかどうかも検査します (詳細は uucheck(1M) のマニュアルページを参照してください)。