名前 | 形式 | 機能説明 | オプション | オペランド | 使用例 | 環境 | 終了ステータス | ファイル | 属性 | 関連項目 | 注意事項
iconv ユーティリティは、file で示すファイル中にある文字群または一連の文字群に対し、コードセットを変換してその結果を標準出力に書き出します。出力側のコードセットが対応する文字を持っていない文字は、下線 _ に変換されます。
サポートされる変換処理の一覧と変換テーブルの場所は、 iconv(5) のマニュアルページに記載されています。
次の例は、ファイル mail1 の内容を 8859 から 646fr へコードセット変換し、その結果をファイル mail.local に書き出します。
example% iconv -f 8859 -t 646fr mail1 > mail.local |
iconv の実行に影響を与える環境変数 LC_CTYPE、 LC_MESSAGES、 NLSPATH についての詳細は、 environ(5) を参照してください。
変換モジュール
変換テーブル
変換テーブルでサポートしている変換のリスト
次の属性については attributes(5) のマニュアルページを参照してください。
属性タイプ | 属性値 |
使用条件 | SUNWcsu |
iconv(3), attributes(5), environ(5), iconv(5), iconv_unicode(5)
iconv ユーティリティは、変換モジュール (/usr/lib/iconv/*.so) または変換テーブル (/usr/lib/iconv/*.t) を使うことができます。あるコードセット変換において、 変換モジュールと変換テーブルの両方が存在している場合、 iconv は変換モジュールの方を使用します。
コードセット変換をサポートしているアジア系言語に関する情報は、 アジア地区ローカル版リリースの /usr/share/man/man5/iconv_locale.5 マニュアルページを参照してください。 コマンドの例を以下に示します。
% man -s 5 iconv_ja |
このコマンドにより、日本語ロケール用にサポートしている コードセット変換を説明するマニュアルページが表示されます。
なお iconv_locale.5 マニュアルページは、すべての国のローカル版リリースに 存在しているわけではありません。iconv_locale.5 マニュアルページは米国版リリースには存在していません。
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