Solaris 7 デバイスの構成 (Intel 版)

Adaptec AHA-2740、2742、2740A、2742A、2740T、2742T、2740AT、2742AT、2740W、2742W、2840A、2842A、2840VL、2842VL ホストバスアダプタ

Solaris デバイスドライバ :

esa

デバイスタイプ :

SCSI 

アダプタ :

Adaptec AHA-2740, AHA-2742, AHA-2740A, AHA-2742A, AHA-2740T, AHA-2742T, AHA-2740AT, AHA-2742AT, AHA-2740W, AHA-2742W, 2840A、2842A, AHA-2840VL, AHA-2842VL 

チップ :

Adaptec AIC-7770  

バスタイプ :

EISA, VLB 

構成前の注意事項

既知の問題と制限

  1. スーパーユーザーでログインして、Solaris 環境をシャットダウンします。

  2. DOS を起動し、マザーボードのメーカーが提供する ECU を使用して、ホストバスアダプタのターゲット ID を 5 に変更します。

  3. コンピュータの電源を切り、テープドライブの電源を切ります。

  4. テープデバイスの SCSI ID を 6 にジャンパ設定します。

  5. Solaris 環境をブートし、drvconfig ユーティリティと tapes ユーティリティを実行します。

構成の手順

  1. 一次チャネルとしてチャネル A を選択します。

  2. BIOS 構成ユーティリティを実行して、BIOS の複数ドライブサポートが無効になっていることを確認します。

  3. システムに複数の AIC-7770 コントローラが存在する場合は、入出力基底アドレスの順序が BIOS 基底アドレスの順序と一致している必要があります。

    EISA マザーボードでは、入出力基底アドレスは、コントローラボードの EISA スロット番号に 0x1000 を乗算し、0xC00 を加えた値になります。たとえば最初のスロットが AHA-274x の場合、アドレスは 0x1C00 であり、2 つ目のスロットもまた AHA-247x の場合は、0x2C00 になります。通常、マザーボードのメーカーは、マザーボード上のコントローラチップに最上位の EISA スロットに 1 を加えた値を割り当てます。つまり、3 つの EISA スロットをもつ EISA マザーボードであれば、AIC-77770 のアドレスは 0x4C00 になります。

    BIOS 基底アドレスは、メーカー提供の構成ユーティリティを使用して、いくつかのアドレスから選択するようになっています。AIC-7770 コントローラで一般的なアドレスは、0xCC00、0xD400、0xD800、0xDC00 です。起動コントローラ、つまり主コントローラは、最下位の BIOS 基底アドレスをもつコントローラになります。