この章では、Solaris 7 - 3/99 をインストールするために必要なメモリーおよびディスクの容量、日本語環境のインストールについて説明します。また、本書を作成する前の情報が書かれている 『Solaris 7 - 3/99 オンラインリリース情報』のインストール方法および参照方法についても説明します。
本章の内容を理解してからインストールを開始してください。この章に記載されている情報は、Solaris 7 - 3/99 Software CD に含まれている『Solaris 7 - 3/99 オンラインリリース情報』の installation_bugs ファイルの内容よりも優先されます。オンラインリリース情報については、「オンラインリリース情報」の説明を参照してください。
以下に、Solaris 7 - 3/99 で提供されるインストール方法を簡単に説明します。
インストール方法 | 説明 |
---|---|
従来の対話式インストールJump StartTMカスタム Jump Start | Solaris ソフトウェアだけをインストールする。(Solaris 7 - 3/99 Software CD に含まれている) |
SolarisTM Web Start 1.0 | Solaris ソフトウェアおよび同梱の CD に含まれる別ソフトウェアを一度に容易にインストールできる。(Solaris 7 - 3/99 Software CD に含まれている) |
Solaris Web Start 2.0 (installer) | Solaris がインストールされた環境に、同梱の CD に含まれる別ソフトウェアを共通のユーザーインタフェースで容易にインストールできる。(同梱の CD に含まれている) |
サポートに関連する問題については、ご購入先にお問い合わせください。また、Sun についての情報は、以下の Web ページをご覧ください。
http://www.sun.co.jp (日本サン・マイクロシステムズ株式会社)
Solaris 7 - 3/99 は、すべての sun4c、sun4d、sun4u プラットフォーム (アーキテクチャ) をサポートします。また、ほとんどの sun4m プラットフォームもサポートしています。詳細は、ご購入先にお問い合わせください。
32M バイト以上の物理メモリーが必要です。Solaris CDE や OpenWindows などの日本語デスクトップ環境を使用する場合には、64M バイト以上確保することをお勧めします。
また、Solaris Web Start 1.0 によるインストールを日本語表示で行うには、最小 64M バイトの物理メモリーが必要です。詳細は、「システムの最小要件」を参照してください。
スワップ領域は、実メモリーとの合計が少なくとも 64M バイトになるように確保することを推奨します。さらに、日本語デスクトップ環境を使用する場合には、実メモリーとの合計が 128M バイト以上になるように確保してください。
物理メモリーが 64M バイト未満のシステムに、従来の対話式インストールでファイルシステムの自動配置を行なった場合に確保されるスワップ領域は、上記の要件を満たしていません。この場合は、手動でサイズを変更してください。
今回のリリースで標準提供される Solaris Software CD、Solaris Documentation CD、Netscape Communicator CD をインストールするのに必要なディスク容量について説明します。
上記のソフトウェアをシステムにインストールするには、インストールするソフトウェアとディスクの構成によってファイルシステムを構築する必要があります。
Solaris Web Start 1.0 (Solaris 7 - 3/99 Software CD に含まれている) を使うと、Solaris オペレーティングシステムおよび同梱の別ソフトウェアをインストールするためのファイルシステムが自動的に配置され、これらの CD を一度に容易にインストールすることができます。
一方、従来の対話式インストール [ システムが Solaris Web Start 1.0 を実行するための要件を満たしていない場合、またはアップグレードや細かいインストール設定を行いたい場合などには、従来の対話式インストールを行う必要があります。] では、Solaris オペレーティングシステムだけをインストールするように設計されているので、同梱のソフトウェア容量も考慮したファイルシステムの自動配置を行うことはできません。同梱のソフトウェアもインストールする場合には、それらのソフトウェア容量を考慮してファイルシステムを手動で構成する必要があります。そして、Solaris オペレーティングシステムのインストール終了後に、同梱の CD に含まれている Solaris Web Start 2.0 (installer) または、各ソフトウェアのインストール手順に従って、同梱のソフトウェアをインストールしてください。
なお、Solaris Easy Access Server 2.0 をご利用になる場合、含まれている各製品のソフトウェア容量については、『Solaris Easy Access Server 2.0 インストールライブラリ』を参照してください。
次の表は、Solaris 7 - 3/99 オペレーティングシステム (日本語版) だけをインストールするために必要なディスク容量を、インストールするロケール別に示しています。記載されている値は、必要な容量の推奨値 (カッコ内は最小値) です。また、スワップ領域に必要な容量は含まれていません。
なお、従来の対話式インストールで「ソフトウェアの選択」画面に実際に表示される各ソフトウェアグループの値は、スワップ領域を含んだ値で、インストールするシステムのディスクやメモリーのサイズによって異なります。
表 2-1 Solaris 7 - 3/99 Software CD (SPARC 版) のソフトウェア容量 (単位: M バイト)ソフトウェアグループ | 必要な容量の概算推奨値 (カッコ内は最小値) | |||
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ja(EUC) のみ | PCK のみ | UTF-8 のみ | 全部 | |
全体ディストリビューションと OEM サポート | 1022 (870) | 1013 (862) | 1021 (869) | 1073 (913) |
/ | 68 (58) | 68 (58) | 68 (58) | 70 (60) |
/usr | 935 (799) | 926 (787) | 934 (794) | 983 (836) |
/opt | 19 (17) | 19 (17) | 19 (17) | 20 (17) |
全体ディストリビューション | 1003 (852) | 994 (846) | 1002 (852) | 1053 (896) |
/ | 62 (53) | 62 (53) | 62 (53) | 64 (55) |
/usr | 923 (784) | 914 (778) | 922 (784) | 971 (826) |
/opt | 18 (15) | 18 (15) | 18 (15) | 18 (15) |
開発者システムサポート | 933 (794) | 925 (787) | 933 (794) | 983 (837) |
/ | 59 (51) | 59 (51) | 59 (51) | 61 (53) |
/usr | 862 (733) | 854 (726) | 862 (733) | 910 (774) |
/opt | 12 (10) | 12 (10) | 12 (10) | 12 (10) |
エンドユーザーシステムサポート | 588 (499) | 581 (493) | 587 (499) | 614 (523) |
/ | 54 (46) | 54 (46) | 54 (46) | 55 (47) |
/usr | 523 (444) | 516 (438) | 522 (444) | 548 (467) |
/opt | 11 (9) | 11 (9) | 11 (9) | 11 (9) |
この表に記載されている値は、sun4u アーキテクチャのシステムにソフトウェアをデフォルトでインストールする場合に必要な容量で、64 ビット (sparc v9) サポートパッケージの容量を含んでいます。64 ビットパッケージをインストールしない場合や、sun4u 以外のアーキテクチャにインストールする場合には、この表の値よりもおよそ推奨値で 130 MB、最小値で 110 MB ほど少ない容量で済みます。
Solaris 7 - 3/99 では、日本語版と英語+ヨーロッパ言語版の、2 種類の Documentation CD が提供されます。
日本語版の Documentation CD「Solaris 7 - 3/99 Documentation CD (日本語版)」には、日本語の AnswerBook パッケージおよび一部の英語の AnswerBook パッケージ (日本語に翻訳されていない文書コレクションを含むもの) が含まれており、すべての日本語ロケールで共通なパッケージとなっています。
英語+ヨーロッパ言語版の Documentation CD「Solaris 7 - 3/99 Documentation CD」には、英語およびヨーロッパ言語のすべての AnswerBook パッケージが含まれています。
次の表に、「Solaris 7 - 3/99 Documentation CD (日本語版)」に含まれているパッケージとその容量を示します。これらのパッケージは、デフォルトで /opt にインストールされます。
表 2-2 Solaris 7 - 3/99 Documentation CD (日本語版) のソフトウェア容量 (単位 : M バイト)パッケージ | 形式 | AnswerBook 名 | 必要な容量の概算値 |
---|---|---|---|
[日本語] | |||
SUNWjinab | AB2 | Solaris 7 Installation Collection - Japanese | 14 |
SUNWjabe | AB2 | Solaris 7 User Collection - Japanese | 53 |
SUNWjaadm | AB2 | Solaris 7 System Administrator Collection - Japanese | 57 |
SUNWjabsd | AB2 | Solaris 7 Software Developer Collection - Japanese | 28 |
SUNWjdad | AB2 | Solaris Common Desktop Environment 1.3 Developer Collection - Japanese | 20 |
SUNWamaja | AB2 | Solaris 7 Reference Manual Collection - Japanese | 40 |
SUWjopen | AB2 | OpenBoot Collection | 7 |
[英語] | |||
SUNWinab | AB2 | Solaris 7 Installation Collection | 4 |
SUNWabsdk | AB2 | Solaris 7 Software Developer Collection | 21 |
SUNWaman | AB2 | Solaris 7 Reference Manual Collection | 87 |
SUNWakcs | AB2 | KCMS AnswerBook | 2 |
SUNWAxg | AB1 | Solaris XGL 3.3 AnswerBook | 28 |
AnswerBook (AB1) と AnswerBook2 (AB2) は次の形式のデータを指します。
「AnswerBook1」: Solaris 2.6 より前の Solaris で使用されていた形式の AnswerBook のデータ
「AnswerBook2」: Solaris 2.6 から新しく導入された SGML 形式の AnswerBook のデータ
次の表に、「Solaris 7 - 3/99 Documentation CD」に含まれている、英語パッケージとその容量を示します [この表では、ヨーロッパ言語のパッケージは省略しています。*印が付いているパッケージは、Solaris 7 - 3/99 Documentation CD (日本語版) には含まれていない英語のオンライン文書コレクションです。] 。これらのパッケージは、デフォルトで /opt にインストールされます。
表 2-3 Solaris 7 - 3/99 Documentation CD のソフトウェア容量 (英語パッケージのみ)(単位 : M バイト)パッケージ | 形式 | AnswerBook 名 | 必要な容量の概算値 |
---|---|---|---|
[英語] | |||
SUNWinab | AB2 | Solaris 7 Installation Collection | 3 |
SUNWabe * | AB2 | Solaris 7 User Collection | 16 |
SUNWaadm * | AB2 | Solaris 7 System Administration Collection | 20 |
SUNWabsdk | AB2 | Solaris 7 Software Developer Collection | 21 |
SUNWdtad * | AB2 | Solaris Common Desktop Environment 1.3 Developer Collection | 9 |
SUNWaman | AB2 | Solaris 7 Reference Manual Collection | 87 |
SUNWopen * | AB2 | OpenBoot Collection | 2 |
SUNWakcs | AB2 | KCMS AnswerBook | 2 |
SUNWAxg | AB1 | Solaris XGL 3.3 AnswerBook | 28 |
英語+ヨーロッパ言語版の Documentation CD「Solaris 7 - 3/99 Documentation CD」をインストールするには、この CD に含まれている Solaris Web Start 2.0 (installer) を使用し、カスタムインストールで上記の文書コレクションだけを選択してインストールしてください。なお、この CD は Solaris Web Start 1.0 を使用して Solaris 7 - 3/99 ソフトウェアと同時にインストールすることはできないので、インストールするために必要なディスク容量を別に確保しておく必要があります。
次の表に、AnswerBook2 文書サーバー (以降「文書サーバー」とします) を構成するパッケージ SUNWab2r、 SUNWab2s、 SUNWab2u をインストールするのに必要な容量を示します。文書サーバーについての詳細は、『Solaris 7 インストールライブラリ (SPARC 版)』の「オンライン文書へのアクセス」および Solaris 7 - 3/99 Documentation CD (日本語版) に含まれる README_ja.html を参照してください。
表 2-4 文書サーバーのソフトウェア容量 (単位: M バイト)ディレクトリ | 必要な容量の概算値 |
---|---|
/ | 1.3 |
/usr | 33 |
次の表に、Netscape Communicator 4.5 (日本語版) をインストールするのに必要な容量を示します。
表 2-5 Netscape Communicator 4.5 のソフトウェア容量 (単位: M バイト)ディレクトリ | 必要な容量の概算値 |
---|---|
/opt | 23 |
この節では、Solaris 7 - 3/99 を日本語環境でインストールするための方法を説明します。日本語環境でインストールするには、大きく分けて「デフォルトロケールの設定」と「インストール言語の設定」の 2 つの設定が必要です。それ以外のインストール手順は英語版の Solaris と同じです。『Solaris 7 インストールの手引き』に書かれているインストール手順に従ってください。
なお Solaris 7 - 3/99 では、文字エンコーディングが異なる次の 3 つの日本語ロケールがサポートされています。
従来の EUC 環境をサポートする ja ロケール
Solaris 2.6 から PCK 環境をサポートする ja_JP.PCK ロケール
Solaris 7 で新たに追加された UTF-8 環境をサポートする ja_JP.UTF-8 ロケール
インストール後のシステムのデフォルトロケールを設定します (具体的には、 /etc/default/init ファイル内に LANG 環境変数が定義されます)。
日本語環境をインストールする場合、システムのデフォルトロケールとして必ず日本語ロケールが設定されている必要はありませんが、設定されていることを推奨します。システムのデフォルトロケールとして日本語ロケールが設定されていると、たとえば、システムログイン時の LANG の設定をユーザーごとに環境設定ファイルで定義しなくても済みます。また、dtlogin の言語設定で、デフォルトで日本語ロケールが設定されます。
GUI (グラフィカル・ユーザーインタフェース) インストールの場合
最初に「Select Language and Locale」画面 (以降「ロケール設定画面」とします) が表示され、ここでデフォルトロケールを設定します。日本語環境でインストールするには、「Japanese EUC (ja)」、「Japanese PC Kanji (ja_JP.PCK)」、または「Japanese UTF-8 (ja_JP.UTF-8)」を選択してください。 どれを選択するかわからない場合は、「Japanese EUC (ja)」を選択してください。
ここでの設定は、以後起動されるインストール画面の表示言語も決定します。
CUI (キャラクタ・ユーザーインタフェース) インストールの場合
インストール中にシステムのデフォルトロケールを設定することはできません。また、インストール画面も英語による表示だけです。 [グラフィカルモニターを装備していないシステムで、Solaris Web Start 1.0 のクライアントサーバーモードによるインストールを行なわなかった (あるいは行えなかった) 場合には、CUI インストールになります。]
システムのデフォルトロケールをインストール後に設定、または変更する場合には、/etc/default/init ファイルでの LANG 環境変数の設定を次のようにしてから、システムを再起動します。
ja ロケールに設定 | LANG=ja |
ja_JP.PCK ロケールに設定 | LANG=ja_JP.PCK |
ja_JP.UTF-8 ロケールに設定 | LANG=ja_JP.UTF-8 |
C ロケールに設定 | LANG=C または、LANG= の行を削除 |
また、インストール前にこのデフォルトロケールをあらかじめ設定しておくことも可能です。この事前設定をしておくと、GUI インストール時にもロケール設定画面が表示されないため、たとえばカスタム JumpStart による自動インストールのように意図的にロケール設定画面を表示させたくない場合などに有効です。 [デフォルトロケールの事前設定を行うには、「ネームサービスに事前に定義しておく方法」または「sysidcfg ファイルを使用する方法」の 2 通りがあります。 詳しくは、『Solaris のインストール (上級編)』を参照してください。]
言語 (ロケール) に依存するソフトウェアパッケージ (JFP パッケージ) のインストールを決定します。日本語環境をインストールするには、必ず JFP パッケージをインストールする必要があります。JFP パッケージについての詳細は、『Solaris 7 - 3/99 オンラインリリース情報』の「Solaris 7 - 3/99 パッケージ情報」(package ファイル) を参照してください。
Solaris 7 - 3/99 では、ja ロケール環境、ja_JP.PCK ロケール環境、ja_JP.UTF-8 ロケール環境、そしてそれらの任意の混在環境をインストールすることが可能です。
従来の対話式インストールの場合
「言語の選択 (Select Languages)」画面でインストールする日本語ロケールを選択します。この画面では、あらかじめ選択されたデフォルトロケールが自動的に選択された状態になっています。
たとえば、ja と ja_JP.PCK の両ロケール環境をインストールするには、ja と ja_JP.PCK の両方を選択します。
Solaris Web Start 1.0 インストールの場合
従来の対話式インストールと同様の方法で、Solaris ソフトウェアおよびインストールする同梱ソフトウェアの各々に対して、日本語ロケールを指定します。なお、日本語化されている製品はそのサポートロケールが表示されており、あらかじめ選択されたデフォルトロケールが自動的に選択された状態になっています。
カスタム JumpStart インストールの場合
カスタム JumpStart インストールが参照するプロファイルに locale キーワードを追加します。 [locale キーワードは、JFP パッケージのインストールに影響しますが、システムのデフォルトロケールを決定するものではありません。]
ja と ja_JP.PCK の両ロケール環境をインストールする場合のプロファイルの例を次に示します。
キーワード | 値 |
---|---|
install_type | initial_install |
system_type | standalone |
partitioning | default |
cluster | SUNWCuser |
locale | ja |
locale | ja_JP.PCK |
なお、このようにプロファイル中で locale キーワードを明示的に定義しない場合でも、デフォルトロケールとして日本語ロケールが設定されていれば、そのロケール環境が自動的にインストールされます。ただし、複数の日本語ロケール環境をインストールするには、プロファイルで指定する必要があります。
Solaris 7 - 3/99 Software CD には、『Solaris 7 - 3/99 オンラインリリース情報』がテキスト形式で提供されています。本書は、インストールに関連する情報に加えて、『Solaris 7 - 3/99 オンラインリリース情報』を作成後に明らかになった情報を元に作成されているため、適宜、本書と共に以下のオンラインリリース情報を参照してください。
インストールの情報と注意事項を提供する installation_bugs ファイル
本書の第 4 章「インストールに関する注意事項とバグ情報」は、 installation_bugs ファイルの内容よりも優先されます。
実行時のバグ情報と注意事項を提供する runtime_bugs ファイル
機能についての情報を提供する new_features ファイル
パッチ情報を提供する patches ファイル
Solaris 7 - 3/99 に統合されているパッチの情報は、本書の付録 A 「Maintenance Update 1 パッチリスト (SPARC 版)」 をご覧ください。
パッケージ情報を提供する package ファイル
製品の中止情報を提供する eof ファイル
ドライバ更新情報を提供する driverupdate ファイル
マニュアルに関する情報を提供する documentation_issues ファイル
テキストエディタや vi エディタなどを利用して各ファイルを参照することができます。インストール前などに Solaris 7 - 3/99 Software CD から直接参照するには、次のディレクトリにアクセスして各ファイルを参照してください。
/cdrom/ja_sol_7_399_sparc/s0/Solaris_2.7/Docs/release_info/<locale>
Solaris CDE 環境では、フロントパネルにあるアプリケーションマネージャのアイコンを選択し、「インフォメーション」を選択することによって参照できます。各ファイルは、以下のディレクトリの下に配置されています。
Solaris 7 - 3/99 全般の情報 - ASCII テキスト (C ロケールの場合)
/usr/share/release_info/Solaris_2.7/C/
Solaris 7 - 3/99 全般の情報と日本語環境固有の情報 - EUC テキスト (ja ロケールの場合)
/usr/share/release_info/Solaris_2.7/ja/
Solaris 7 - 3/99 全般の情報と日本語環境固有の情報 - PCK テキスト (ja_JP.PCK ロケールの場合)
/usr/share/release_info/Solaris_2.7/ja_JP.PCK/
Solaris 7 - 3/99 全般の情報と日本語環境固有の情報 - UTF-8 テキスト (ja_JP.UTF-8 ロケールの場合)
/usr/share/release_info/Solaris_2.7/ja_JP.UTF-8/
『Solaris 7 - 3/99 オンラインリリース情報』は、次のパッケージに含まれています。
SUNWrdm : On-Line Open Issues ReadMe (英語テキスト)
SUNWjrdm : Japanese (EUC) On-Line Open Issues ReadMe (EUC テキスト)
SUNWjprdm : Japanese (PCK) On-Line Open Issues ReadMe (PCK テキスト)
SUNWjurdm : Japanese (UTF-8) On-Line Open Issues ReadMe (UTF-8 テキスト)
SUNWjrdm、SUNWjprdm、SUNWjurdm は、それぞれコードエンコーディングが違うだけで、記述されている内容は同じです。
「エンドユーザシステムサポート」以上のソフトウェアグループ (クラスタ) でインストールすると、英語版の SUNWrdm パッケージ、およびインストール言語として選択したロケールに依存する日本語パッケージが自動的にインストールされます。
「コアシステムサポート」でインストールする場合には、Solaris インストール時に「ソフトウェアのカスタマイズ」画面で、「On-Line Open Issues ReadMe (SUNWrdm)」パッケージを明示的に追加選択してインストールしてください。