AP のマニュアルページは、Sun Enterprise サーバーのマニュアルセットの『Alternate Pathing Reference Manual』にあります。AP パッケージをインストールすれば、オンラインでもアクセスすることができます。ここでは、AP コマンドとファイルを紹介します。特に断りのない限り、AP コマンドは SSP 環境ではなく Sun Enterprise サーバーで実行できます (Sun Enterprise 10000 システムには SSP が付属していますが、その他の Sun Enterprise サーバーに付属していません)。次に AP のマニュアルページの一覧を示します。
ap(1M) - Alternate Pathing の概要が記述されています。
ap_reboot_host(1M) - 高速代替パスを起動します。このコマンドは、他のコマンドによって SSP 上で実行されます。手動で実行しないでください (Sun Enterprise 10000 システムには SSP が付属していますが、その他の Sun Enterprise サーバーに付属していません)。
ap_daemon(1M) - Alternate Pathing デーモンです。
ap_ssp_daemon(1M) - AP SSP デーモンです。このデーモンは、SSP 上で動作します (Sun Enterprise 10000 システムには SSP が付属していますが、その他の Sun Enterprise サーバーに付属していません)。
apboot(1M) - AP 起動デバイスの定義です。
apcheck(1M) - AP SCSI メタデバイスへのアクセス可能性を判定します。
apconfig(1M) - AP 構成を表示・管理します。
apdb(1M) - AP データベースのコピーを管理します。
apdisk(1M) - SCSI ディスク用の AP を管理します。
apinst(1M) - SCSI バスコントローラを特定します。
apnet(1M) - ネットワーク用の AP を管理します。
apssp(1M) - AP SSP デーモンのクライアントです。このコマンドは、他のコマンドによって SSP 上で実行されます。手動で実行しないでください (Sun Enterprise 10000 システムには SSP が付属していますが、その他の Sun Enterprise サーバーに付属していません)。
ap(7) - AP ドライバです。
ap_dmd(7) - AP ディスクメタドライバです。
ap_nmd(7) - AP ネットワークメタドライバです。