この節では、Solaris Web Start 1.0 を使用してインストールを行う場合に発生する問題について説明します。この節に記載されている問題は、Solaris 対話式インストールプログラムを使用する場合には発生しません。
Solaris Web Start 1.0 についての詳細は、『Solaris 7 インストールライブラリ (SPARC 版)』の「Solaris Web Start の使い方」を参照してください。
Solaris Web Start 1.0 のクライアントサーバーモードを使用するには、クライアント上に次の 2 つのソフトウェア構成のうちのどちらか 1 つがインストールされている必要があります。
Solaris 2.6、Solaris 7、Solaris 7 - 3/99、Solaris 7 - 5/99 のいずれかと、HotJavaTM ブラウザ、Netscape NavigatorTM 4.0 ブラウザ、Netscape Navigator 4.5 ブラウザのいずれか
Windows 95 と、HotJava ブラウザ、Netscape Navigator 4.0 ブラウザ、Netscape Navigator 4.5 ブラウザのいずれか
Internet Explorer や、上記よりも古いバージョンの HotJava および Netscape Navigator では、Solaris Web Start 1.0 の実行または表示が正常に行われません。
上記の制限事項は、Solaris 対話式インストールプログラムを使用するときには発生しません。
Solaris Web Start 1.0 ではシステムディスクを選択できますが、その後にルート (/) ファイルシステムをシステムディスクから移動できません。
回避方法 : ルート (/) ファイルシステムをシステムディスクから移動する必要がある場合は、Solaris Web Start 1.0 ではなく Solaris 対話式インストールプログラムを使用してください。
Solaris Web Start 1.0 は、インストールするすべての製品に必要な合計ディスク容量に基づいてディスク容量を確保します。インストール後、製品を使用する前にディスク容量の割り当てをチェックすると、かなりの容量が未使用であるように見えます。この容量の一部は未使用のままになる場合もありますが、一部はソフトウェアを実行するときに使用されます。
回避方法 : Solaris Web Start 1.0 が必要とする容量よりも少ないディスク容量を割り当てたい場合は、Solaris Web Start 1.0 ではなく Solaris 対話式インストールプログラムを使用してください。