Solaris 7 - 5/99 ご使用にあたって (Intel 版)

JDK (Java Development Kit) に関する注意事項とバグ情報

スワップ領域が十分にない場合、Java アプリケーションでコアダンプが起きる (バグ ID: 4037312)

スワップ領域が十分にない場合、Java アプリケーションでコアダンプが起き、次のバスエラーが表示されます。


not enough space

回避方法 : システムで動作しているほかのアプリケーションを終了するか、スワップ領域を追加してください。スワップ領域の追加方法については、『Solaris のシステム管理 (第 1 巻)』を参照してください。

トゥルーカラー環境での性能を改善するためカラーマップを調整する (バグ ID: 4102599)

Java アプリケーションでの X 要求が多いと、8 ビットカラー (TrueColor または PseudoColor) 環境でときどき起動が遅くなります。処理速度の遅いマシン上では、より 顕著にこの状態が現れます。起動が遅れる主な原因は、初期化時に awt ライブラリによ り最適にディザ処理されるカラーマップの計算です。

回避方法 : 初期化時に計算されたカラーマップの大きさを、環境変数 VIRTCUBESIZE を使用して調整してください。4 から 32 までの間の 2 の累乗数を設定してください。デフォルトは 32 です。


setenv VIRTCUBESIZE 8 

-nojit オプションで警告が表示される (バグ ID: 4144550)

-nojit を使用すると、次の警告が表示されます。


Warning: JIT compiler "none" not found. Will use interpreter

回避方法 : -nojit オプションの代わりに --Djava.compiler=NONE を設定してください。