スワップ領域が十分にない場合、Java アプリケーションでコアダンプが起き、次のバスエラーが表示されます。
not enough space |
回避方法 : システムで動作しているほかのアプリケーションを終了するか、スワップ領域を追加してください。スワップ領域の追加方法については、『Solaris のシステム管理 (第 1 巻)』を参照してください。
Java アプリケーションでの X 要求が多いと、8 ビットカラー (TrueColor または PseudoColor) 環境でときどき起動が遅くなります。処理速度の遅いマシン上では、より 顕著にこの状態が現れます。起動が遅れる主な原因は、初期化時に awt ライブラリによ り最適にディザ処理されるカラーマップの計算です。
回避方法 : 初期化時に計算されたカラーマップの大きさを、環境変数 VIRTCUBESIZE を使用して調整してください。4 から 32 までの間の 2 の累乗数を設定してください。デフォルトは 32 です。
setenv VIRTCUBESIZE 8 |
-nojit を使用すると、次の警告が表示されます。
Warning: JIT compiler "none" not found. Will use interpreter |
回避方法 : -nojit オプションの代わりに --Djava.compiler=NONE を設定してください。