Solaris 7 - 5/99 オンラインリリース情報

dtmail が電子メールのメッセージ本文を切り捨てる (4133964)

メッセージ本文に印刷不可能文字が含まれていると、dtmail が電子メールのメッセージ本文を切り捨てることがあります。

次の警告メッセージが表示されます。


「メッセージには、現在のロケールでは文字として不正なバイナリコードが含まれて
 います。このため、メッセージの一部が表示されない場合があります。このメッセージ
 が出力されているのと同じロケールで CDE を実行している場合は、メッセージ全体が
 表示されます。」

電子メールのメッセージがあるロケールで作成され、その後別のロケールに送信される場合、電子メールの一部が切り詰められる場合があります。これは、メール内に受信側のロケールでは文字として無効なバイナリコードが含まれるためです。

このバグは、次のような場合に発生します。

回避方法: 次の手順を実行します。

  1. Solaris CDE を終了します。

  2. メールが作成されたロケールで Solaris CDE にログインします。

    または

    dtmail を終了して環境変数 LANG を正しいロケールに設定し、その後 dtmail を再起動します。


注 -

同じデータがアタッチメントとして送信される場合には、表示上の切り捨ては発生しません。