「症状」
NIS+ サーバーのホスト名を完全指定することは、推奨されていません。このような指定を行なった後、NIS+ の照会を実行すると、エラーメッセージを表示することなくハングアップが発生しました。次の可能性をチェックします。
「考えられる原因」
完全指定のホスト名は、次の条件を満たしていなければなりません。
ホスト名のドメイン部は、domainname コマンドの結果と完全に一致している
ホスト名を完全指定名に変更した後、/etc や /etc/inet 内のファイルに、新しいホスト名の情報を反映させる
ホスト名の終わりにピリオドをつける
「対策」
ハングアップした NIS+ プロセスを終了させ、ホストやサーバーの rpc.nisd も終了させます。上の 2 つの条件に合わせて、ホスト名を変更します。nisinit を使用してサーバーを初期設定します。ホスト名が正しいことを確認した後もハングアップが発生する場合は、この節の他の考えられる原因をチェックしてください。