この章では、サーバーに OS サービスを追加する場合に必要なパッチのインストール方法と、サーバーのアップグレード後にクライアントをアップグレードする方法について説明します。
この節は、Solaris 7 Documentation CD の『Solaris のシステム管理 (第 1 巻)』の「サーバーとクライアントサポートの追加」に対する補足説明です。
Solstice AdminSuite 2.3 ソフトウェアが動作するサーバーからディスクレスクライアントや Solstice AutoClientTM システムをインストール場合は、Solstice AdminSuite 2.3 のパッチ ID 104468-11 (SPARC) / 104469-11 (Intel) あるいはこのリビジョン以降のパッチをインストールする必要があります。パッチとインストールの手順は、http://access1.sun.com/ からダウンロードすることができます。
access1.sun.com からパッチを入手できない場合は、ご購入先にお問い合わせください。
すでにパッチが適用されている Solaris リリースで Solstice AdminSuite ソフトウェアを使用していて、すべてのパッチを削除することが推奨されていないか削除できない場合には、OS サービスを追加するのに次のファイルが必要です。
/var/sadm/patch/.mu_applied |
次の Maintenance Update のリリースでは、このファイルは自動的に作成されます。
Solaris 2.5.1: MU3、MU4、MU5
Solaris 2.6: MU1、MU2
Solaris 7: MU1、MU2、MU3、MU4
この対処方法では、Solstice AdminSuite ソフトウェアはシステム内のすべてのパッチを追跡することはできません。システムにパッチを追加したりまたはシステムからパッチを削除したりするときは、admclientpatch を使用してください。
この節は、『Solaris 7 インストールライブラリ (SPARC 版)』または『Solaris 7 インストールライブラリ (Intel 版)』の「システムのアップグレード」に対する補足説明です。
サーバーをアップグレードした後、このサーバーに接続されているクライアントに、Solaris 7 - 11/99 CD の Patches ディレクトリにあるパッチを適用する必要があります。
クライアントにパッチを追加する方法の詳細は、patchadd(1M) のマニュアルページを参照してください。サーバーのアップグレードの詳細は、server_upgrade(1M) のマニュアルページを参照してください。