Sun Java Enterprise System 2005Q4 インストールガイド(UNIX 版)

Solaris 10 ゾーンの例

この例では、Solaris 10 非大域ゾーンに Java ES ソフトウェアをインストールします。

ProcedureSolaris 10 ゾーンへのインストールシーケンスを作成するには、次の手順に従います。

大まかにいって次のタスクが必要です。

手順
  1. ホストに Solaris 10 がインストールされているかどうかを確認します。

    大域ゾーンは自動的に作成されます。

  2. 実装計画に指定したすべての非大域ゾーンが、大域ゾーン管理者によって“完全にルート”のゾーンとして作成されているかどうかを確認します。

    非大域ゾーンの作成に関する詳細については、『System Administration Guide: Solaris Containers-Resource Management and Solaris Zones』の第 18 章「Planning and Configuring Non-Global Zones (Tasks)」を参照してください。

  3. 希望する非大域ゾーンで Java ES インストーラを起動します。

  4. コンポーネントの選択で、希望するコンポーネントを選択します。

    一部のコンポーネントは、大域ゾーン機能にアクセスする必要があるため非大域ゾーンにはインストールできません。これらのコンポーネントは、コンポーネントの選択で利用できません。

  5. インストールを実行します。

  6. インストールサマリーとログを表示します。

  7. 必要に応じて、インストール後の設定を完了します。

    インストール後の設定手順については、第 6 章「インストール後のコンポーネントの設定」を参照してください。

  8. コンポーネントを起動します。

    Java ES コンポーネントの起動と停止の手順については、第 7 章「インストール済みコンポーネントの確認」を参照してください。

  9. 必要に応じて、追加の非大域ゾーンでこのプロセスを繰り返します。