Sun Java Enterprise System 2005Q4 インストールガイド(UNIX 版)

Procedure言語とコンポーネントを選択するには

インストーラはまず、すでにインストールされているコンポーネントのバージョンがないかシステムを調べ、検出された場合は、検出されたコンポーネントのリストが「このホストのコンポーネント製品」というタイトルの下に表示されます。


注 –

検出されたコンポーネント製品は選択ページでは選択できませんが、そのバージョンが Java ES の要件またはほかのコンポーネントとの依存要件を満たしていない場合、アップグレードが必要になることがあります。


手順
  1. 各言語に対応する番号をコンマで区切って入力し、インストールする追加の言語パッケージを指定して Return キーを押します。

    英語は必ずインストールされます。

  2. インストールするコンポーネントに対応する番号をコンマで区切って入力し、インストールするコンポーネントを指定して Return キーを押します。

    すでにインストールされているコンポーネントのバージョンが検出されなかった場合、インストーラはコンポーネント選択メインメニューを表示します。


    Component Selection - Main Menu
    -------------------------------
    Note: "*  *" indicates that the selection is disabled
    
    [ ] 1. Sun Java(TM) System Calendar Server 6 
    [ ] 2. Sun Java(TM) System Directory Preparation Tool
    [ ] 3. Sun Java(TM) System Web Server 6.1 SP5
    [ ] 4. Sun Java(TM) System Messaging Server 6
    [ ] 5. Sun Java (TM) System Web Proxy Server 4.0
    [ ] 6. Sun Java(TM) System Administration Server 5
    [ ] 7. High Availability Session Store (HADB)
    [ ] 8. Sun Cluster 3.1U4
    [ ] 9. Sun Java(TM) System Access Manager 7 
    [ ] 10. Sun Java(TM) System Communications Express 6
    [ ] 11. Sun Java(TM) System Message Queue 3 Enterprise Edition
    [ ] 12. Sun Java(TM) System Application Server Enterprise Edition 8.1
    [ ] 13. Sun Java(TM) System Directory Proxy Server 5
    [ ] 14. Sun Java(TM) System Portal Server Secure Remote Access
    [ ] 15. Sun Java(TM) System Instant Messaging 7
    [ ] 16. Sun Java(TM) System Portal Server 6
    [ ] 17. Sun Cluster Agents for Sun Java(TM) System
    [ ] 18. Sun Java(TM) System Directory Server 5
    [ ] 19. Sun Java (TM) System Delegated Administrator
    [ ] 20. Service Registry 3.0
    
       Enter a comma separated list of products to install  [] {"<" goes
        back, "!" exits}:
  3. 必要に応じて、表示されるメッセージに従って、選択した各コンポーネントのサブコンポーネントを選択します。


    注 –

    サブコンポーネントがないコンポーネントもあります。そのような製品については、サブコンポーネントの選択メッセージは表示されません。


    コンポーネントとそのサブコンポーネントの選択が完了すると、インストーラは依存性チェックを行います。依存性に問題がある場合、問題の種類に応じて「製品の依存関係のチェック」エラーまたは警告が表示されます。一般的な問題には次のものがあります。

    • ローカル依存性が満たされていない

      この場合、コンポーネント選択に戻り、ローカル依存関係を解決できるように、適切なコンポーネントを選択します。

    • あとで行うインストール後設定の間にリモート依存性が満たされる

      リモートインストールを指定するつもりがない場合、コンポーネントの選択に戻り、ローカルで依存性を満たすように適切なコンポーネントを選択します。

    • コンポーネントの以前のバージョンがローカルホストにすでにインストールされている

      この場合、報告されたコンポーネントをアップグレードまたは削除し、インストーラに再びチェックを実行させます。以前の Java ES バージョンからコンポーネントをアップグレードする手順については、 『Sun Java Enterprise System 2005Q4 アップグレードガイド』を参照してください。

  4. 互換性のないバージョンのコンポーネントが見つかると、そのようなコンポーネントをホストから削除するかどうかが確認されます。互換性のないコンポーネントをインストーラで削除するには、yes と入力して Return キーを押します。 コンポーネントを手動で削除するには、そのまま Return キーを押してデフォルトの no を選択します。


    注 –

    デフォルトの no を選択する場合、インストールを続ける前にコンポーネントを削除する必要があります。