コンポーネントの依存性検査の実行後、インストーラはすでにインストールされている共有コンポーネントの互換性チェックを行います。互換性のないバージョンの共有コンポーネントが検出された場合、インストーラは「アップグレードの必要がある共有コンポーネント」レポートを表示し、互換性のない共有コンポーネントを示します。
コンポーネントの依存性の問題をすべて解決して、「次へ」をクリックします。
インストーラは次に、すでにインストールされている共有コンポーネントの互換性チェックを行います。互換性のない共有コンポーネントが検出された場合、インストーラはそれらのコンポーネントのリストを表示します。
互換性のない共有コンポーネントのリストを確認し、リストされている共有コンポーネントをインストーラが自動的にアップグレードしても問題がないかどうか判断してください。
Solaris OS の場合:互換性のないシステム全体バージョンの J2SE SDK が検出された場合、「J2SE SDK のアップデートが必要です」ページが表示されます。Linux プラットフォームには、J2SE SDK のシステム全体の特定インストールが存在しないため、インストーラによるこのチェックは Solaris プラットフォームでのみ行われます。
JES 以外のアプリケーションについては、ホストに存在する依存関係を確認せずに共有コンポーネントをアップグレードしないでください。必要となる共有コンポーネントのバージョンと、これらの既存のアプリケーションとの間に互換性があるかどうかを最初に確認する必要があります。
アップグレードについては、『Sun Java Enterprise System 2005Q4 アップグレードガイド』を参照してください。
表示された共有コンポーネントをインストーラが自動的にアップグレードできるようにするには、Return キーを押します。
このアップグレードは、「インストールの準備が完了しています」ページに進むまでは実行されません。