インストールディレクトリを指定し、システムチェックを開始するには

「インストールディレクトリ」ページには、選択したコンポーネントのデフォルトのインストールディレクトリが表示されます。例:

手順

1. デフォルトのインストールディレクトリについて、次のことを確認します。

   すべてのデフォルトのディレクトリおよびポートのリストについては、『Sun Java Enterprise System 2005Q4 インストールリファレンス』の第 3 章「デフォルトのインストールディレクトリとポート」を参照してください。

   • これから行う配備のディレクトリが正しいことを確認します。

   • デフォルトのディレクトリが適していない場合は、必要に応じて別のパスを参照し、変更します。

2. 「次へ」をクリックしてシステムチェックを開始します。

   インストーラは、指定されたインストールディレクトリに基づいて、ディスク容量、メモリー、オペレーティングシステムのパッチ、オペレーティングシステムのリソースをチェックします。次の表の左側の列には、システムチェックの結果表示されるメッセージを示しています。右の列は、それぞれの結果に対して必要となる対処方法を示しています。

   表示されるメッセージ	対処方法
   システムはインストールの準備が完了しています	「次へ」をクリックして処理を継続します。
   システムはインストールの準備が完了しています メモリーの量が推奨レベルに達していないことを示す警告メッセージを含む場合。	「次へ」をクリックしてインストールを続行しますが、インストール完了後にメモリーを追加します。メモリーを追加しない場合、パフォーマンスに深刻な影響が生じる可能性があります。
   システムはインストールの準備ができていません	「レポートの参照」をクリックし、インストーラによって検出された問題に関する情報を参照します。必要なパッチがインストールされていない場合、このレポートにはパッチ番号が報告されます。  インストーラを停止することなく、レポートされた問題を解決できる場合は、問題を解決したあとで「再チェック」をクリックし、システムの再チェックを行います。

   Solaris 10: インストーラを非大域ゾーンで実行している場合、メモリー情報を取得できないことを知らせるメッセージが表示されます。

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   注 –

   インストールされていないオペレーティングシステム パッチをインストールするには、次の作業を行います。

   1. Sunsolve サイトに移動します: http://sunsolve.sun.com。

   2. 「Patch Portal」をクリックします。

   3. 「PatchFinder」テキストボックスにパッチ番号を入力し、「Find Patch」をクリックします。

   4. パッチの zip ファイルをダウンロードします。

   5. zip ファイルを展開します。例: unzip 112785-44.zip

   6. パッチファイルのディレクトリが作成されます。

   7. パッチを適用します。例: patchadd 117885-44

   8. Java ES インストーラに戻り、「再チェック」をクリックします。すべてのシステム要件が再びチェックされます。

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3. システムチェックが完了し、システムの状態に問題がなければ、「次へ」をクリックします。