Calendar Server は、Java ES インストーラ (の「今すぐ設定」) を使って設定できません。
「あとで設定」設定オプションでのインストール完了後に、次の手順に従って Calendar Server を設定します。
別の通信コンポーネントのインストール中に、同じ Directory Server 上で Directory Preparation Tool をすでに実行済みの場合は、手順 1 を省略します。
Directory Preparation Tool (comm_dssetup.pl) を実行することによって、通信サービス (Calendar Server、Messaging Server、および Delegated Administrator) 用に Directory Server を設定します。
Directory Server が稼働していることを確認します。「Directory Server の起動と停止」を参照してください。
Directory Server がインストールされているホスト上で、Directory Preparation Tool を実行します。
perl comm_dssetup.pl
スクリプトによって要求されたら、以前のバージョンの Calendar Server、Messaging Server、またはカスタムアプリケーションとの互換性を保持する必要がある場合を除いて、スキーマタイプとして「Schema 2 Native Mode」を選択します。
適切な選択を行う方法の詳細については、『Sun Java System Communications Services 6 2005Q4 Schema Migration Guide』を参照してください。
/etc/hosts ファイルの 2 番目の列の内容が、単純なホスト名ではなく完全修飾ドメイン名 (FQDN) であることを確認します。次に例を示します。
192.18.99.999 mycomputer.company.com mycomputer loghost
Delegated Administrator を使って Calendar Server のユーザーのプロビジョニングを行う予定である場合、Delegated Administrator を設定するための追加手順を実行する必要があります。
このユーティリティーを設定し、ユーザーをプロビジョニングする手順については、『Sun Java System Communications Services 6 2005Q4 Delegated Administrator Guide』を参照してください。
この手順は、インストールに Access Manager と LDAP Schema2 が含まれ、別の通信コンポーネントの設定時にこの手順を実行しなかった場合にのみ適用されます。
Calendar Server 設定プログラム CalendarServer-base/cal/sbin/csconfigurator.sh を実行することで Calendar Server を設定します。
Calendar Server の設定方法の詳細については、『Sun Java System Calendar Server 6 2005Q4 Administration Guide』を参照してください。
必要に応じて、Sun Cluster ソフトウェアと組み合わせて使用できるように Calendar Server を設定します。
「Calendar Server データサービス」を参照してください。