次の表は、管理における既知の問題を一覧したものです。
表 10 管理における既知の問題
バグ ID |
説明 |
|
---|---|---|
6197731 |
管理サーバーにアクセスするときに発生する内部エラー。 回避策: Directory Server (バージョン 5.2 パッチ 3 以前) がインストールされている Microsoft Windows マシンに Web Server 6.1 SP4 をインストールすると、Web Server 管理サーバーの問題点に直面することがあります。そのような問題を回避するためには、Web Server と Directory Server を別々のマシンにインストールすることをお勧めします。この問題は、Microsoft Windows プラットフォームでのみ発生します。 |
|
6021151 |
HttpServerAdmin を使用して JNDI リソースを作成する際、LDAP DN にコンマが含まれていると問題が発生する。 回避策: HttpServerAdmin でプロパティー内の「,」をエスケープするには、エスケープ文字として「\\」を使用します (Microsoft Windows プラットフォームでは「\」を使用する)。 プロパティー java.naming.provider.url=ldap://localhost:389/ou=loggingQueues, ou=tms,ou=services,ou=abc で、「,」は次に示すようにエスケープします。 -property java.naming.provider.url=ldap://localhost:389/ou=loggingQueues \\,ou=tms\\,ou=services\\,ou=abc |
|
5007892 |
dist-admin: ACL を削除してもオブジェクトが消去されない。 回避策: https-admserv の NameTrans をコメントアウトします。
|
|
5035129 |
RHLAS 3.0 上で WS 6.1 SP2 Admin を使用して、DS ユーザー / グループ / ou を管理できない。 |
|
4650456 |
マルチバイト文字を使用すると、「View Access」および「View Error」が正しく機能しない。 |
|
4652585 |
分散管理を有効にすると、ローカルの管理ユーザーが無効になる。 回避策: 分散管理のグループ内に、デフォルトの管理ユーザー名でユーザーを作成します。 新規に作成した LDAP 管理ユーザーには、Web Server の管理ユーザーと同じパスワードを設定する必要があります。 |
|
4725683 |
ログファイルの日付スタンプが、ローカルのタイムゾーンになっていないため、正しくない日付が表示される。 回避策: ログファイル名の拡張子の日付をログエントリ自体の日付にする場合は、1 日の終わりである 23:59 でログファイルがローテーションするようにサーバーを設定します。 |
|
4761960 |
バージョン 6.0 SP4 で、SASL および匿名バインドを使用すると、分散管理を有効にできない。 回避策: SSL 対応のディレクトリサーバーに匿名バインドを使用しないでください。 |
|
4841310 |
.htaccess で認証すると、REMOTE_USER 変数を取得できない。 回避策: .htacess ファイルを使用可能にすると、サーバーはリソースを提供する前に、.htaccess ファイルを確認します。サーバーはリソースと同じディレクトリおよびそのディレクトリの親ディレクトリで .htaccess ファイルを検索します。 この検索はドキュメントのルートまで続けられます。たとえば「Primary Document Directory」が /sun/server/docs に設定されているときに、クライアントが /sun/server/docs/reports/index.html を要求すると、サーバーは /sun/server/docs/reports/.htaccess および /sun/server/docs/.htaccess を確認します。 サーバーの「Addtional Document Directories」および「CGI Directory」機能で、管理者は代わりのドキュメントルートを定義できます。代わりのドキュメントルートが存在すると、.htaccess ファイルの処理に影響します。たとえば、サーバーで「Primary Document Directory」が /sun/server/docs に設定されていて、CGI プログラムが /sun/server/docs/cgi-bin/program.cgi にあるとします。 CGI を「File Type」として有効にした場合、クライアントが CGI プログラムに要求を発行すると、サーバーは /sun/server/docs/.htaccess と /sun/server/docs/cgi-bin/.htaccess の両方の内容を評価します。しかし、「CGI Directory」として /sun/server/docs/cgi-bin を設定すると、サーバーは /sun/server/docs/cgi-bin/.htaccess は検査しますが、/sun/server/docs/.htaccess は検査しません。これは、「CGI Directory」で /sun/server/docs/cgi-bin を指定したことで、代替のドキュメントルートとしてマークされたためです。 |
|
4865295 |
管理インタフェースの分散管理下で、エンドユーザー管理機能がサポートされない。 |
|
4882999 |
管理 GUI のページの見た目と使い心地に一貫性がない。 |
|
4888696 |
Netscape 7.0 で情報の入力が不十分な場合に、管理 GUI の「Add Server」ページが消える。 回避策: 「OK」をクリックする前に「Add Server」ページに完全な情報を入力してください。必要であれば、「Add Server」の GUI を復元するためにページを再読み込みするか、別のページまたは別のタブをクリックして、「Add Server」ページに戻ってください。このバグは、Netscape 7.0 でのみ発生します。 |
|
4910309 |
「NULL」が警告メッセージで正しく表示されない。 これは、Virtual Server Manager の 「Virtural Server」ページの Pick Directory でディレクトリサービスを編集しているときに表示されます。 |
|
4905808 |
スーパーユーザーが、分散管理を有効にしたあと、管理インタフェースにアクセスできない。 回避策: 分散管理を有効にしたあと、「スーパーユーザー」と同じ管理ユーザー名とパスワードを持つ LDAP のユーザーを作成します。 |
|
4908694 |
ログ設定用のデフォルトのリンクが動作しない。 「Virtual Server」ページ用の「Logging Settings」でデフォルトリンクがデフォルトのパスを設定せず、リセットボタンとして動作します。 |
|
4910197 |
JDBC リソースを編集するとき、プロパティーページの値が、削除後も保持される。 |
|
4911552 |
.shtml ファイルが、構文解析されるべきでないときに構文解析される。 この問題は、Class Manager の「Content Management」タブの「Parse HTML」ページに関連しています。.shtml ファイルは、このページの設定を構文解析しないように設定した場合でも構文解析されます。たとえば、「Yes, with exec tag」および「All HTML files」を指定しただけでも、.shtml ファイルの構文解析が行われます。 |
|
ID なし |
Web Server に付属の sun-web.xml ファイルで間違った DTD の場所が示されている。 修正:正しい場所は http://www.sun.com/software/dtd/webserver/sun-web-app_2_3-1.dtd です。 |
|
6284698 |
root ユーザーでないユーザーとしてインストールすると、Web Server が動作しない。 回避策: Web 管理コンソールを使用せずに、コマンド行から Web Server インスタンスを起動します。 |
|
6078104 |
パススループラグインが設定されている場合に、WS6.1 から JSP アプリケーションにアクセスできない。 回避策: パススルーの service 指令から、次のように行を変更します。 変更前: Service type="magnus-internal/passthrough" fn="service-passthrough" servers="http://server:port" 変更後: Service fn="service-passthrough" servers="http://server:port" |
|
4841310 |
.htaccess で認証すると、REMOTE_USER 変数を取得できない。 回避策: .htacess ファイルを使用可能にすると、サーバーはリソースを提供する前に、.htaccess ファイルを確認します。サーバーはリソースと同じディレクトリおよびそのディレクトリの親ディレクトリで .htaccess ファイルを検索します。 この検索はドキュメントのルートまで続けられます。たとえば「Primary Document Directory」が /sun/server/docs に設定されているときに、クライアントが /sun/server/docs/reports/index.html を要求すると、サーバーは /sun/server/docs/reports/.htaccess および /sun/server/docs/.htaccess で .htaccess ファイルを確認します。 サーバーの「Addtional Document Directories」および「CGI Directory」機能で、管理者は代わりのドキュメントルートを定義できます。代わりのドキュメントルートが存在すると、.htaccess ファイルの処理に影響します。たとえば、サーバーの「Primary Document Directory」が /sun/server/docs に設定されていて、CGI プログラムが /sun/server/docs/cgi-bin/program.cgi にあるとします。CGI を「File Type」として有効にした場合、クライアントが CGI プログラムに要求を発行すると、サーバーは /sun/server/docs/.htaccess と /sun/server/docs/cgi-bin/.htaccess の両方の内容を評価します。しかし、「CGI Directory」として /sun/server/docs/cgi-bin を設定すると、サーバーは /sun/server/docs/cgi-bin/.htaccess は検査しますが、/sun/server/docs/.htaccess は検査しません。これは、「CGI Directory」で /sun/server/docs/cgi-bin を指定したことで、代替のドキュメントルートとしてマークされたためです。 |
|
4991278 |
JSP クラスキャッシュファイルを削除するための管理 GUI 機能がない。 |
|
6316262 |
管理 GUI はアクセスログパスの変更を反映しない。 |
|
6316265 |
管理 GUI では、変更を有効にするために「Click Apply」と指示されているが、Admin Server に「Apply」ボタンはない。 |