Sun JavaTM System Web Server 6.1 2005Q4 SP5 (以後 Sun Java System Web Server 6.1 SP5) では、セキュリティー脆弱性に対する重要な修正が行われています。Sun Java System Web Server のすべてのユーザー、特に Secure Sockets Layer (SSL) バージョン 3 または Transport Security Layer (TLS) を使用したサイトのユーザーは、このサービスパックをインストールすることを強くお勧めします。このリリースでは、HP-UX および AIX プラットフォームに対するサポートも提供されています。
このリリースノートには、機能および拡張機能、既知の制限と問題、技術情報、その他の情報の入手先についてなど、Sun Java System Web Server 6.1 SP4 がリリースされた時点で利用できる重要な情報が含まれています。ソフトウェアのインストールおよび構成の前にリリースノートを確認し、その後も定期的に最新の情報を参照してください。
Sun Java System Web Server 6.1 のマニュアル全文は http://docs.sun.com/db/prod/s1websrv#hic から入手できます。
以前の Sun Java Enterprise System 2005Q1 コレクションの下に発行された既存の Sun Java System Web Server 6.1 2005Q1 SP4 のマニュアルは Sun Java System Web Server 6.1 2005Q4 SP5 および Sun Java Enterprise System 2005Q4 にも有効です。このマニュアルは http://docs.sun.com/coll/WebServer_05q1 から入手できます。
このリリースノートには、以下の項目があります。
Sun Java Sytem Web Server では、以下の機能および拡張機能が提供されています。
Sun Java Sytem Web Server では、JavaTM 2 Platform, Enterprise Edition (J2EE) 準拠の JavaTM Servlet 2.3 および JavaServer Pages (JSP) 1.2 仕様が実装されています。J2EE 準拠の Web コンテナにより、JavaTM テクノロジ標準準拠の Web アプリケーションの設計と配備に必要な柔軟性と信頼性が提供されます。Web アプリケーションは、仮想サーバーごとに配備できます。
これらのテクノロジについては、次のリソースを参照してください。
Java Servlets http://java.sun.com/products/servlet/index.html
JavaServer Pages http://java.sun.com/products/jsp/index.html
サーブレットおよび JSP の開発については、『Sun Java System Web Server 6.1 SP4 Programmer’s Guide to Web Applications』を参照してください。
Sun Java System Web Server は JavaTM 2 Platform, Standard Edition (J2SETM) 1.4.2_04-b05 をサポートしています (32 ビットのみ、64 ビットはサポートしていない)。J2SE ソフトウェアは Web Server に付属しており、選択すれば、Web Server のインストール中にインストールされます。Web Server のインストール後に、独自の JDK をインストールすることもできます。管理サーバーの使用を計画している場合は、JDK をインストールする必要があります。
HP-UX プラットフォーム用の Sun Java System Web Server 6.1 には、JDK 1.4.1 が含まれています。
Sun Java System Web Server は、Solaris、Linux、および Microsoft Windows プラットフォームで、1.5.0_01-b08 で認証された JavaTM 2 Platform, Standard Edition (J2SETM) 1.5.0 をサポートします。
Sun Java System Web Server は、WebDAV (Web-based Distributed Authoring and Versioning) プロトコルをサポートしているため、以下の機能を利用した協調的 Web パブリッシングが可能です。
RFC 2518 準拠による RFC 2518 クライアントとの相互運用性
Web パブリッシングのセキュリティーおよびアクセス制御
ファイルシステムベースの WebDAV コレクションおよびリソースに対する発行の基本操作
WebDAV は、コンテンツのメタデータ、ネームスペース管理、および上書き保護を統合的にサポートします。これらのテクノロジは、WebDAV をサポートする多くのオーサリングツールに組み込まれ、協同作業環境のための理想的な開発プラットフォームを提供します。
Sun Java System Web Server のリリース 6.1 では、NSAPI (Netscape Server Application Programmer's Interface) フィルタをサポートするために、NSAPI が拡張されています。
フィルタを使用すると、HTTP 要求および応答ストリームをカスタム処理できます。 つまり、ある機能に対して提示されたコンテンツ、またはある機能によって生成されたコンテンツを横取りしたあと、それらを変更することが可能になります。たとえば、あるプラグインで、別の SAF (Server Application Function) によって生成された XML ページを横取りする NSAPI フィルタをインストールして、その XML ページをクライアントにとって適切な HTML、XHTML または WAP ページに変換することができます。あるいは、NSAPI フィルタが、クライアントから受信したデータを、別のプラグインに提示する前に解凍することもできます。
詳細は、『 Sun Java System Web Server 6.1 SP4 NSAPI Programmer’s Guide』を参照してください。
Sun Java System Web Server は、コンテンツ圧縮をサポートしています。 この機能により、コンテンツ量に合わせてハードウェアコストを増加させることなく、クライアントへの配信スピードを速め、より多くのコンテンツを提供できるようになります。コンテンツ圧縮により、コンテンツのダウンロード時間が減少します。 これは、ダイアルアップ接続やトラフィックの多い接続を使用するユーザーにとって非常に重要な利点です。
詳細は、『Sun Java System Web Server 6.1 SP4 管理者ガイド』を参照してください。
Sun Java System Web Server は、フルテキストの検索インデックス作成と検索を提供する Java ベースの検索エンジンをサポートしています。検索機能を使用すると、ユーザーはサーバー上のドキュメントを検索して、結果を Web ページに表示できます。サーバー管理者は、ユーザーが検索対象とするドキュメントのインデックスを作成し、固有のニーズに合わせて検索インタフェースをカスタマイズできます。
エンドユーザーが検索機能にアクセスするために使用できるデフォルトの URL は、次のとおりです。
http://<server-instance >:port number/search
例 :
http://plaza:8080/search
エンドユーザーがこの URL を呼び出すと、Java Web アプリケーションである「検索」ページが開きます。
キーワード、およびオプションのクエリ演算子を含む、基本および高度な検索を実行する詳細な手順については、検索エンジンに付属のオンラインヘルプを参照してください。これらの情報にアクセスするには、「検索」ページの「ヘルプ」リンクをクリックしてください。詳細は、『Sun Java System Web Server 6.1 SP4 管理者ガイド』を参照してください。
Sun Java System Web Server では、フラットファイル認証を使用してアクセスを制限できます。Sun Java System Web Server のリリース 6.1 では、Java セキュリティーマネージャーがサポートされています。セキュリティーマネージャーは、製品のインストール時には、デフォルトで無効になっています。 これは、ある種のアプリケーションでは、パフォーマンスが際立って向上する可能性があるためです。セキュリティーマネージャーを有効にすると、J2EE Web アプリケーションに与える権限を制限することにより、セキュリティーを向上させることができます。セキュリティーマネージャーを有効にするには、server.xml ファイル内のエントリのコメントを外します。
<JVMOPTIONS>-Djava.security.manager</JVMOPTIONS>
<JVMOPTIONS>-Djava.security.policy=instance_dir /config/server.policy</JVMOPTIONS>
ここで、instance_dir は、このサーバーインスタンスのインストールディレクトリへのパスです。
server.xml の詳細については、『Sun Java System Web Server 6.1 SP4 Administrator’s Configuration File Reference』を参照してください。
Sun Java System Web Server は、JNDI (Java Naming and Directory Interface) をサポートします。 JNDI により、多種多様なエンタープライズのネーミングサービスおよびディレクトリサービスへのシームレスな接続が可能になります。
Sun Java System Web Server は、シームレスな JDBC (JavaTM DataBase Connectivity) を提供し、業界標準の JDBC ドライバからカスタマイズされた JDBC ドライバまで幅広くサポートしています。
Sun Java System Web Server は、SunTM ONE Studio 5, Standard Edition をサポートしています。Sun ONE Studio テクノロジは、Java テクノロジ開発者のために Sun が提供する、強力で拡張可能な統合開発環境 (IDE) です。Sun ONE Studio 5 は NetBeans ソフトウェアをベースにしており、Sun ONE プラットフォームと統合されています。Sun Java System Web Server 6.1 以上でも NetBeans 3.5 および 3.5.1 をサポートしています。
Sun ONE Studio のサポートは、Sun Java System Web Server 6.1 SP5 でサポートされるすべてのプラットフォームで利用できます。Web Server 用のプラグインは、以下の方法で入手できます。
Sun Java System Web Server メディアキットの付属 CD
Sun ONE Studio の AutoUpdate 機能の使用
http://www.sun.com/software/download/products/3f567f91.html の Sun Java System Web Server のダウンロードセンター
Sun Java System Web Server 6.1 SP5 の Sun ONE Studio 5 プラグインは、ローカルの Web Server でのみ動作します (つまり、IDE と Web Server は同じマシン上に配備)。
Sun Java System Web Server の Sun ONE Studio 5 プラグインの動作は、Sun ONE Application Server 7 の場合と同じです。Sun ONE Studio 5 の Web アプリケーション機能の使用については、http://developers.sun.com/prodtech/javatools/jsenterprise/learning/tutorials/cdshop.pdf のチュートリアルを参照してください。
Sun Java System Web Server 6.1 SP5 インスタンスをデフォルトに設定してから、チュートリアルで説明されている操作を実行してください。
http://usersguide.netbeans.org/tutorials/webapps/index.html にある NetBeans のチュートリアルも参照してください。
Sun ONE Studio 5 の詳細は、http://www.sun.com/software/sundev/jde/ を参照してください。
開発者向けの追加リソースについては、このリリースノートの 「その他の Sun のリソース」を参照してください。
デバッグモードで起動したリモート Web Server に IDE を手動で接続する場合、Sun ONE Studio 5 を「リモートデバッグ」用に使用できます。手順は、次のとおりです。
Sun Java System Web Server 管理インタフェースを使用して、デバッグモードでサーバーインスタンスを再起動します (「Manage Severs」>「JVM General」>「Debug Enabled」)。
JPDA ポート番号を控えておきます。
IDE を起動します。
「デバッグ」>「起動」を選択します。
dt_socket メソッドを選択してから、リモートマシン名および JPDA ポート番号を入力します。この時点で、配備されたアプリケーションのサーブレットソースコード上で、IDE に作成されたブレークポイントがアクティブになります。
Sun Java System Web Server 6.1 SP5 は、Sun ONE Active Server Pages バージョン 4.0.1 (以前の SunTM Chili!Soft ASP) および 4.0.2 を通じて Active Server Pages 3.0 仕様をサポートします。Sun ONE Active Server Pages は、Sun Java System Web Server にセキュリティー保護された企業レベルの Active Server Pages エンジンを追加します。
Sun Java System Web Server 6.1 SP5 は、次のプラットフォームで Sun ONE Active Server Pages 4.0.1 および 4.0.2 をサポートします。
SolarisTM (SPARC®) 8 および 9
Microsoft Windows 2000 および XP
Red Hat Advanced Server 2.1
Sun Java System Web Server にインストールする場合は、Sun ONE Active Server Pages のライセンスは必要ありません。Sun ONE Active Server Pages インストーラは、Sun Java System Web Server メディアキットを購入した場合は付属 CD に含まれています。http://www.sun.com/software/chilisoft/index.html からダウンロードすることもできます。以下の点に注意してください。
Sun ONE Active Server Pages プラグインを使用するには、Sun Java System Web Server 6.1 SP5 のインストール後にさらに約 50M バイトのディスク容量が必要になります。
インストールを始める前に、root としてログインしていることを確認してください。
Sun ONE Active Server Pages の詳細については、上記の URL をご覧ください。
PHP は、PHP グループ (http://www.php.net) から入手可能な人気の高いページスクリプト言語であり、サポート対象の 3 つの API (CGI、NSAPI、および FastCGI) のいずれかを使用することで、Sun Java System Web Server で使用できます。PHP グループは、サポート対象の 3 つの API のいずれかを使用して PHP ソフトウェアを設定する方法を、Web サイトで詳細に説明しています。
CGI API は、使用できる中ではもっとも安定したインタフェースですが、CGI に固有のパフォーマンスの制限を受けます。
NSAPI は、Sun Java System Web Server のネイティブ API を利用し、Web Server のメモリー内で PHP ソフトウェアを実行します。この設定により最高のパフォーマンスが提供されますが、スレッドセーフでない PHP モジュールが使用されるとサーバーがクラッシュする危険があります。
FastCGI インタフェースは、PHP ソフトウェアが要求を処理した後も、Web Server のメモリー外で継続して実行できるようにすることにより、パフォーマンスと安定性の両方をある程度実現します。不安定な PHP モジュールが使用されても、Web Server がクラッシュすることはありません。このため、Sun は、PHP ソフトウェアでは FastCGI インタフェースを使用することをお勧めします。
FastCGI インタフェースは、http://www.sun.com/download/products.xml?remap=3f567f91 から入手可能な FastCGI アドオンをインストールすると、Web Server でサポートされます。
PHP ソフトウェアは、FastCGI プロセスとして実行した場合、PHP プロセスのライフサイクルを制御するために 2 つの環境変数を使用します。PHP_FCGI_CHILDREN は、要求に対する応答として作成される PHP プロセスの数を決定します。PHP_FCGI_MAX_REQUESTS は、PHP プロセス自体を終了して新しい PHP プロセスに置き換えられるまでに応答できる要求の数を決定します。Sun は、PHP_FCGI_CHILDREN の使用は推奨せず、代わりに FastCGI アドオンの設定パラメータ min-proc で PHP プロセスの最小数を制御することをお勧めします。
Sun Java System Web Server 6.1 SP5 の NSS のサポートは、3.9.5 (バージョン 6.1 SP4 の) から 3.10.1.0 にアップグレードされました。NSS は、セキュリティー対応サーバーアプリケーションのクロスプラットフォーム開発をサポートするために設計された一連のライブラリです。Sun Java System Web Server 6.1 SP5 は、NSPR 4.5.2 もサポートしています。
Sun Java System Web Server 6.1 SP5 は、Web Server での SSL のパフォーマンスを向上させる暗号化アクセラレータボードである SunTM Crypto Accelerator 4000 のハードウェアアクセラレータをサポートしています。
Sun Java System Web Server 6.1 SP5 は、Solaris、HP-UX、AIX、Linux、および Microsoft Windows プラットフォームにインストールできます。次の表は、プラットフォームのサポートについてまとめたものです。インストール要件の詳細は、このリリースノートの 「必要なパッチ」および『 Sun Java System Web Server 6.1 SP4 Installation and Migration Guide』の第 2 章を参照してください。
HP-UX 11i は、PA-RISC プラットフォーム上でのみサポートされます。
* AIX 5.1 は推奨されません。
** iPlanet Web Server 6.0 では、古い SPARC CPU はサポートされません。Sun Java System Web Server 6.1 では引き続き UltraSPARC アーキテクチャーがサポートされます。
*** Sun または iForce によるパートナープロフェッショナルサービスを強くお勧めします。
**** 次の Linux オペレーティングシステムのサポートは、現在推奨されないものとして示されていますが、Sun Java System Web Server 6.1 製品の次のリリースでは、削除される予定です。
Sun Linux 5.0
お使いの Web Server をサポートされるオペレーティングシステムへ変更または移行するために必要な対応を行ってください。
適用可能な最新のパッチを使用して、オペレーティングシステムをアップデートすることをお勧めします。必要なパッチをプラットフォーム別に示します。
Solaris ユーザーは、以下のサイトの「推奨 & セキュリティーパッチ」セクションで入手可能な、Sun の推奨パッチクラスタをインストールする必要があります。 http://sunsolve.sun.com
Solaris 8 Update 7
Sun 推奨の最新セキュリティーおよび推奨パッチクラスタ。
Solaris 9 Update 4 以降。
Sun 推奨の最新セキュリティーおよび推奨パッチクラスタ。
Sun Java System Web Server 6.1 SP5 を使用するためには、以下のパッチが必要です。
HP-UX 11i は、PA-RISC プラットフォーム上でのみサポートされます。
HP-UX 11i オペレーティング環境コンポーネント — B.11.11.0203
11i に付属する必要なパッチ (2003 年 6 月) — B.11.11.0306.1
HP-UX 11i 用 Gold Base パッチ (2003 年 6 月) — B.11.11.0306.4
HP-UX 11i 用 Gold Application パッチ (2003 年 6 月) — B.11.11.0306.4
Pthread の拡張および修正 — PHCO_29109
Pthread.h の修正および新しい拡張 — PHCO_30544
libc man ページ累積パッチ — PHCO_29328
libc 累積パッチ — PHCO_29495
Java Out-of-Box — JAVAOOB, 1.0.00.02
Java Out-of-Box ツールは、必要なカーネル調整可能パラメータを構成するのに使用されます。カーネルの値を変更する場合には、このツールを使用することをお勧めします。必要に応じて、次に示す調整可能パラメータが右側の値以上になるように変更してください。
nkthreads — 3635
maxfiles — 60
maxfiles_lim — 1024
max_thread_proc — 512
maxswapchunks — 2048
nfile — 4136
ncallout — 3651
nproc — 2068
カーネル調整可能パラメータの変更は、システムに悪影響を及ぼす可能性があります。変更内容を完全に理解していない場合は変更しないでください。
Sun Java System Web Server 6.1 SP5 を使用するためには、以下のパッチが必要です。
基本レベルの OS — AIX 5.1
メンテナンスレベルのパッチ — 5100-05
JDK APAR — IY46667 は必須
基本レベルの OS — AIX 5.2
メンテナンスレベルのパッチ — 5200-02
JDK APAR — IY46668 は必須
Web Server 上に Java Web アプリケーションが配置されている場合、IBM JDK のマニュアルに従って、サーバーを起動する前に以下のように環境変数を設定する必要があります。
export AIXTHREAD_SCOPE=S
export AIXTHREAD_MUTEX_DEBUG=OFF
export AIXTHREAD_RWLOCK_DEBUG=OFF
export AIXTHREAD_COND_DEBUG=OFF
上記は、Web サーバーの起動スクリプトに直接追加できます。
基本レベルの OS — AIX 5.3
メンテナンスレベルのパッチ — 5300-01
この節では、Sun Java System Web Server のインストール、アップグレード、および移行に関する注意事項を示します。これらの項目の詳細は、『 Sun Java System Web Server 6.1 SP4 Installation and Migration Guide』の情報を参照してください。ガイド内で Sun Java System Web Server 6.1 について説明されている内容は、Sun Java System Web Server 6.1 SP5 にも適用されます。Sun Java System Web Server のこのリリースの既知の問題については、このリリースノートの 「既知の問題」を参照してください
Web Server を、ディレクトリ名に空白が含まれているディレクトリにインストールしないでください。
Web Server は、たとえば Program Files のように、ディレクトリ名に空白が含まれているディレクトリにインストールされている場合には起動しないので注意してください。これについてのエラーメッセージは、インストール中には表示されませんが、インストール後にサーバーは起動しません。
Web Server は compat-libstdc++ がないと、RHLAS 3.0 にセットアップできません。
既存の Sun Java System Web Server 上に Sun Java System Web Server 6.1 SP5 をインストールする場合、インストーラが自動的にアップグレードを検出して実行します。
Sun Java Web Server 6.1 SP1 がすでにインストールされている場合は、6.1 SP5 のインストーラに 6.1 SP1 がインストールされている場所を示してからアップグレードしてください。
Sun Java Enterprise System 1 がシステムにインストールされていて、Sun Java Enterprise System 1 の一部である Sun Java System Web Server 6.1 を Sun Java System Web Server 6.1 SP5 にアップグレードする場合の手順は、『Sun Java Enterprise System 2004Q2 インストールガイド』を参照してください。
iPlanetTM Web Server 4.1 より低いバージョンから Sun Java System Web Server 6.1 SP5 への直接的な移行はサポートされていません。最初に、旧バージョンのサーバーを iPlanet Web Server 4.1 に移行し、それから Sun Java System Web Server 6.1 SP5 に移行します。
移行についての詳細は、『 Sun Java System Web Server 6.1 SP4 Installation and Migration Guide』を参照してください。このガイドには、バージョン 4.1 から 6.1、およびバージョン 6.0 から 6.1 への移行に関する情報があります。また、このガイドで Sun Java System Web Server 6.1 について説明されている内容は、Sun Java System Web Server 6.1 SP5 にも適用されます。
Sun Java System Web Server には、製品マニュアルの完全なセットがあり、http://docs.sun.com/db/prod/s1websrv#hic で参照できます。
Sun Java System Web Server のマニュアルは、PDF および HTML 形式のオンラインファイルとして利用できます。このマニュアルで Sun Java System Web Server 6.1 について説明されている内容は、Sun Java System Web Server 6.1 SP5 にも適用されます。次の表に、各マニュアルで説明されている作業と概念の一覧を示します。
表 2 Sun Java System Web Server マニュアルロードマップ
このメディアが出版後にリリースされたユーザー補助機能を入手する場合は、請求に応じて Sun から提供される 508 条に関する製品評価資料を参考にし、使いやすいソリューションの配備に最適なバージョンを調べてください。最新バージョンのアプリケーションは、http://sun.com/software/javaenterprisesystem/get.html にあります。ユーザー補助機能に対する Sun の対応については、http://sun.com/access を参照してください。
この節では、次のリリースで修正された最も重要な問題を一覧表示します。
以下の表では、Sun Java System Web Server 6.1 SP5 において解決された問題を一覧表示します。
表 3 Sun Java System Web Server 6.1 SP5 において解決された問題
以下の表では、Sun Java System Web Server 6.1 SP4 において解決された問題を一覧表示します。
表 4 Sun Java System Web Server 6.1 SP4 において解決された問題
バグ ID |
説明 |
|
---|---|---|
6021153 |
必要なパッチ ID 112396-03 が存在しない。 以前のリリースノートで「必要」と表示されているパッチ 112396-03 は正しくありません。パッチ 112396-02 しかなく、このパッチは、バグ ID 4498984 (一部の古いバージョンの OS の patchadd コマンドで、*fgrep* が "wordlist too large" で失敗する) を修正します。 正しいパッチ番号は 112396-02 です。 Solaris ユーザーは、以下のサイトの「推奨 & セキュリティーパッチ」セクションで入手可能な、Sun の推奨パッチクラスタをインストールする必要があります。 http://sunsolve.sun.com Solaris 8 (SPARC)
Solaris 9 (SPARC および x86)
|
|
6066252 |
AKI 拡張子付きのクライアントの証明書が原因で SEC_ERROR_UNKNOWN_ISSUER エラーが発生する。 |
|
6092498 |
クライアントの証明書にチェコ語の文字が含まれる場合、SJWS 6.1 は LDAP によるクライアントの証明書の検証に失敗する。 |
|
6171311 |
Jdk1.5 で Web Server を実行するとエラーが頻繁に発生する。 |
|
6171784 |
特定のエラーロギング設定に関連する Web Server のパフォーマンスの問題。 |
|
4925875 |
i18-ko: 韓国語ではアスタリスクを使用した検索を行えない。 |
|
6171950 |
プリコンパイルされた JSP が sun-web.xml 内の reload-interval パラメータの期待どおりに動作しない。 回避策: JSP がプリコンパイル済みであり、実行時にコンパイルする必要がないことを示すために、sun-web.xml 内の JSP-config でプロパティー「use-precompiled」を "true" に設定して使用します。 sun-web.xml の例
|
|
5048940 |
SP1 からのアップグレード後に、Admin GUI 内の「Superuser Access Control」ページにアクセスできない。 |
|
6177544 |
プラグインの RPM インストール後に libpassthrough.so が存在しない。 |
|
6176231 |
NSS 3.9.3 ベータ版を使用すると Sun Java System Web Server 6.1 SP4 の管理で証明書 (bin/https/admin/security) コアダンプが削除される。 |
|
6173365 |
Solaris SPARC/x86 対応の Web Server の同じビルド用に複数のパッケージインストーラがある。 |
|
5039633 |
NSS を 3.9 シリーズに更新する。 |
|
5063134 |
J2SE の場所に対して Java ES symlink が使用されない。 |
|
6067407 |
ACL_LDAPSessionFree() の使用の問題。 |
|
6173293 |
Web Server はサーブレットのフィルタが設定されたときにコンテンツタイプを常に text/html に設定する。 |
|
6176264 |
Web Server 6.1 SP4 Solaris x86 が管理 GUI から SSL インスタンスを開始できない。 |
|
6180677 |
JES3 用の Web Server SP4 を JES2 用の Web Server SP2 上にアップグレードできない。 |
|
6066139 |
JDK1.5_beta2 リリースで Web Server を実行している間は、JSTLTCK - 16 のテストが失敗する。 |
|
6088595 |
クラスの作成または編集時に、JDK 1.5.0_beta2 で Admin が例外をスローする。 |
|
4904913 |
I18N 検索: 「?」のワイルドカードを使用して日本語の検索を行うと誤った結果が得られる。 |
以下の表では、Sun Java System Web Server 6.1 SP3 において解決された問題を一覧表示します。
表 5 Sun Java System Web Server 6.1 SP3 において解決された問題
バグ ID |
説明 |
|
---|---|---|
4798461 |
「転送ファイル」をオフに設定しても、GUI に設定が正しく反映されない。 |
|
4904896 |
I18N 検索: 検索管理 GUI 上の「Default Encoding」のエンコーディングリストのソート。 |
|
4905412 |
GUI がキーファイルデータベース内でユーザーの管理を許可しないように見える。 |
|
4991338 |
Web Server 管理コンソールにすべてのタブが表示されない (Mozilla ブラウザで)。 |
|
5001819 |
Web Server 6.1 の NOVA 検索エンジンがドキュメントのピックアップに失敗することがある。 |
|
5014693 |
Java フィルタ、HTTP 圧縮、および SHTML が連携に失敗する。 |
|
5021077 |
Directory Server を選択せずに「OK」ボタンをクリックすると、java.lang.NullPointerException がスローされる。 |
|
5025617 |
Web Server の JNDI が、sun-web.xml からの resource-env-ref をマップする必要がある。 |
|
5042676 |
Client タグコード = 302 で要求フローの問題が発生する。 |
|
5056989 |
セッション ID へのホスト名プレフィックス付加の有効化。 注: Web アプリケーションのセッション ID へのホスト名のプレフィックス付加を有効にする (6.0SPx と同様) には、Web アプリケーションの sun-web.xml で、manager-properties の下のプロパティー prefixSessionIDWithHostname の値を yes、true、または on のいずれかの値に設定します。 以下の例では、パラメータの値を true に設定することによって、セッション ID へのホスト名プレフィックスの付加を Web アプリケーションに対して有効にしています。sun-web.xml は次のようになります。
|
|
5057749 |
Web Server 6.1 SP2: certmap.conf に定義されているプラグインが読み込まれない。 |
|
6041356 |
magnus.conf で AdminLanguage または DefaultLanguage、あるいはその両方が指定されるときにメモリーリークが発生する。 |
|
6057426 |
ロードバランサプラグイン (以前の Resonate プラグイン) loadbal.so が SPARC Solaris 上で機能しない。 loadbal.so プラグインの場所は次のとおりです。<server_root>/plugins/loadbal.so |
|
5065017 |
サーブレットセッションデータの問題が発生する。 |
|
5048051 |
RPM インストールの Linux 上でコレクションの作成に失敗する。 |
|
5029954 |
ConnQueueSize/RqThrottle が 0 のときに StackSize が無視される。 |
|
4898077 |
HttpServerAdmin および iWS コンソール間の動作に一貫性がない。 |
|
5013100 |
2500 と 02500 のような 2 つのポートが、server.xml 内に別個のポートとして追加される。 |
|
5046634 |
http ヘッダーおよびプラグインプログラムの 2 バイト文字。 応答ヘッダーのエンコーディングを Web アプリケーションレベルで有効にするには、Web アプリケーションの sun-web.xml で、設定パラメータ use-responseCT-for-headers の値を yes、true、または on のいずれかに設定します。以下の例では、パラメータの値を true に設定することによって、Web アプリケーションの応答ヘッダーのエンコーディングを 有効にしています。sun-web.xml は次のようになります。
|
以下の表では、Sun Java System Web Server 6.1 SP2 において解決された問題を一覧表示します。
表 6 Sun Java System Web Server 6.1 SP2 において解決された問題
バグ ID |
説明 |
|
---|---|---|
4536102 |
ADM:i18n: Solaris の Netscape で SNMP コミュニティ名が表示されない。 |
|
4536194 |
CGI サブシステムが NSPR ユーザースレッドからの呼び出しをブロックする。 |
|
4536739 |
管理 ACL およびスーパーユーザー AC: 「Allow only from host」が機能しない。 |
|
4615933 |
CORE:SHTML: shtml ファイルに Content-encoding を設定できない。 |
|
4629796 |
ADM:i18n: フランス語のスレッドプール名が、JA-NT では文字化けしてしまう (Internet Explorer および Netscape)。 |
|
4651056 |
「..」で始まるファイルに対して、Web Server が 404 を返す。 |
|
4651206 |
新規の MIME タイプファイルを追加すると、追加したことを GUI から確認する方法がない。 |
|
4651207 |
「Document preference」Web ページで、エラーの応答に使用するファイルを用意する必要がある。 |
|
4652009 |
アクセスログファイルのカスタマイズが「View Access Log」タブの GUI 表示に反映されない。 |
|
4657465 |
Cookie のエンコーディングを無効にする必要がある。 デフォルトで Sun Java System Web Server の URL では、Cookie をクライアントに送信する前にエンコードします。Cookie をエンコードしないようにするには、以下のコードを sun-web.xml に追加します。
上の例の場合、<sun-web-app> タグの下に直接行を挿入します。他のタグ内に埋め込まないでください。 |
|
4664945 |
URL 転送の設定で内部エラー。 |
|
4666409 |
ErrorResponse CGI ファイルの名前の消去。 |
|
4676934 |
dist-admin: Web Server 6.0 SP2 で、デフォルト ACI がオーバーライドされる。 |
|
4676946 |
仮想サーバーの設定形式を検証しない。 |
|
4676950 |
URL 転送の設定で http:// を削除すると内部エラーが発生する。 |
|
4682434 |
環境変数の取得に失敗した CGI スクリプトが実行に失敗する。 |
|
4682894 |
クラスタ管理 - ソースサーバーを選択すると、ターゲットサーバーが選択解除される。 |
|
4684775 |
非同期 DNS がデフォルトで無効になっている。 |
|
4707989 |
Web-app/JSP: JSP ファイルで load-on-startup が機能しない。 |
|
4704385 |
クラスタ: リセット後すぐに「OK」をクリックすると、クラスタの変更時に NULL メッセージが表示される。 |
|
4705181 |
ユーザーとグループで、ユーザーを検査せず、CGI では空白文字が受け入れられる。 |
|
4705204 |
削除を選択しても、新規に追加した ACL ファイルが削除されない。 |
|
4706063 |
Chroot および Directory が正しく検査されない。 |
|
4711353 |
管理者: 「Global|SNMP Master Trap Warning」に「Form Element Missing:manager?」が表示される。 |
|
4718914 |
証明書をインストールしなくても、任意のインスタンスサーバーでセキュリティーがオンになる。 |
|
4724503 |
GUI の「Edit listen socket」で IPv6 を有効にすると、サーバーが起動しない。 |
|
4727597 |
ポートが重複した新規サーバーを追加すると、管理 GUI の表示が乱れる。 |
|
4721021 |
SSL 対応サーバーで、絶対 URI にアクセスできない。 |
|
4727444 |
アクセスログで、間違ったデータがレポートされる。 |
|
4732877 |
urlhosts フィールドに複数のホスト名を使用できない。 |
|
4745314 |
VSCLASS の Docroot にある $id 変数が Microsoft Windows では機能しない。 |
|
4749239 |
ACLI: ACL の処理が正しくない。 |
|
4753601 |
magnus.conf の MaxRqHeader 指令が、想定どおりに動作しない。 |
|
4754934 |
Web Server 6.0 の Vignette NSAPI プラグインが、HTTP 1.1 の使用時は正しく機能しない。 |
|
4761188 |
LDAP: ACL の LDAP ダイナミックグループパフォーマンスの向上。 パフォーマンス上の理由から、新たな LDAP 設定パラメータ「dyngroups fast」が SP2 で導入されました。この設定を使用すると、Web Server がグループメンバーシップに関してアサーションを行い、ダイナミックグループ間でネストされた個人をバイパスします。 たとえばユーザー「alpha」がグループ「a」に属していて、グループ「a」はグループ「b」の memberURL 定義 (ダイナミックグループ) によってグループ「b」のメンバーであるとします。 また、ユーザーの ACL には、グループ「b」へのアクセスだけが付与されているとします。このとき、Web Server は「alpha」からのアクセスを拒否します。 「alpha」はグループ「b」のメンバーでないと見なされているためです。 このような場合にネストされたグループをサポートする場合は、LDAP 認証サービスで、新規設定を定義しないでください。結果的に、パフォーマンスを向上することができなくなります。 設定の例: directory: ldapregular ldap://localhost:389/o=TestCentral ldapregular: dyngroups fast |
|
4763653 |
ドキュメント設定ページのフォーム要素に検査が必要。 |
|
4764307 |
Magnus.conf: パフォーマンス設定: -ve 数値を受け付ける。 |
|
4765709 |
管理者: 「Configure Directory Service」で、バインド DN とパスワードを検査しない。 |
|
4770294 |
Microsoft Windows 上の Web Server 6 で、アクセスログの行末に CR 文字を追加しない。 |
|
4786612 |
Web Server で、「:」をホスト名または IP とポートの区切り文字として扱う箇所がある。「:」が IPv6 アドレスの一部に使用されるときに認識されるように、このコードを更新する必要がある。 |
|
4787310 |
SmallFileSpace の値が小さく設定されると、NSFC での占有開放に失敗する。 |
|
4788075 |
Web Server 6.0 SP5 で、magnus.conf の PATH 変数の設定が機能しない。 |
|
4800173 |
多くの仮想サーバーと連動する大きな ACL ファイルでのパフォーマンスの問題。 |
|
4808402 |
ネイティブオーセンティケータのサポート。 |
|
4814097 |
GUI のプログラムグループで、プログラム項目として「none」を選択できない。 |
|
4822720 |
キープアライブサブシステムが動的に調整されない。 キープアライブサブシステムでは、パフォーマンスを最適化するための調整が必要です。Web Server 6.0 では、このサブシステムが高負荷にあわせて調整されていたため、同時に発生したキープアライブ接続が多くないときは、パフォーマンスが良くありませんでした。Web Server 6.1 SP2 ではキープアライブサブシステムが変更され、実際の負荷にあわせて動的に調整されるようになりました。 |
|
4849907 |
実行権が設定されず、構成されていないのに、shtml が構文解析されてしまう。 |
|
4855807 |
AIX: watchdog による再起動後に、Web Server がハングする。 |
|
4858152 |
移行されたインスタンスの server.xml ファイルのアクセスログエントリが、無効なパスを示す。 |
|
4869527 |
SNMP: RH Linux 6.2/7.2/Adv Server 2.1 および Sun Linux 5 で、プロトテスト番号 3 が失敗する。 |
|
4862498 |
新規のディレクトリサービス画面がインタフェースに接続されない。 |
|
4870613 |
Netscape 7 のフレームで「戻る」ボタンが動作しない。 |
|
4873766 |
要求がチャンクされてしまい、upload-file が正しく機能しない。 |
|
4882838 |
生成されたリダイレクトで、URL のプロトコルを指定できない。 サーバーは、クライアントにリダイレクトを送信するときは、自己参照 URL を生成します。Web Server 6.1 SP1 以降では、サーバーの生成した自己参照 URL で使用されるスキーマの設定で、server.xml 内の LS 要素の servername 属性が使用されます。 たとえば SSL オフローダーがインターネットと Web Server インスタンスの間に配置されていて、このオフローダーが www.sun.com に対する SSL 暗号化されたトラフィックを復合化し、Web Server のポート 8080 にリレーしているとします。 このとき、以下のような LS 要素が server.xml に含まれています。 <LS remap="ls1" port="8080" security="disabled"... servername="https://www.sun.com"/> servername 値の「https://」プレフィックスは、LS が SSL トラフィックを処理するように設定されていない場合でも、自己参照 URL で https スキームを使用するようにサーバーに指示しています。 |
|
4889081 |
内部ログローテションで、空のログが作成される。 |
|
4894033 |
dist-admin: 管理者 ACL の機能「Allow only from host/ip」がドキュメント単位でない。 |
|
4896881 |
Web Server の一部を untar すると、所有者およびグループの情報が正しくない。 |
|
4897074 |
Linux のみ: コレクションを作成したとき、PDF ファイルのインデックスが作成されず、コレクションに追加されない。 |
|
4899105 |
「edit virtual server」で接続値の強調表示が正しくない。 |
|
4905175 |
WebDAV ACL 設定が、新しい仮想サーバーに継承される。 |
|
4909378 |
WebDAV 編集の「Help」ボタンが、正しいヘルプページを指していない。 |
|
4903449 |
マルチプロセスモードで 1 スレッドしかない場合に、パフォーマンスが影響を受ける。 |
|
4905681 |
AsyncDNS 設定が、Sun Java System Web Server 6.1 において無視される。Web Server は、非同期 DNS 検索を実行しない。 magnus.conf で AsyncDNS がオンであっても、非同期 DNS はオフのままです。 |
|
4908631 |
実行していないサーバーを停止させようとすると、エラーメッセージ状態が返される。 |
|
4907288 |
クラスタ管理ファイルの転送が Microsoft Windows で機能しない。 |
|
4909678 |
Web Server 6.1 ダイジェスト認証が、フラットファイルには機能しない。 |
|
4910266 |
Web Server 6.1: GUI でダイジェストファイルユーザーを作成すると、指数関数的にユーザーが倍増する。 |
|
4904088 |
移行の最後のページで、「<」および「>」文字を html エンコードする必要がある。 |
|
4908986 |
JDBC: blob サンプル: サーブレットコード UploadServlet が SQL 例外で誤った処理を行う。 |
|
4904896 |
i18n 検索: 検索管理 GUI 上の「Default Encoding」のエンコーディングリストのソート。 |
|
4908010 |
適用を行う前に、新しく作成された VS の検索コレクションを削除できない。 |
|
4908401 |
i18n: 検索結果のドキュメントのタイムスタンプがローカライズされていない。 |
|
4910222 |
バックスラッシュを含むドキュメントルートを持つコレクションを作成しようとすると、Microsoft Windows 上でエラーが発生する。 回避策: この問題は、バックスラッシュを含む、またはスラッシュとバックスラッシュが混在したドキュメントルートを指定した場合に発生します。スラッシュを使用してください。 |
|
4911548 |
重複する検索コレクションを作成すると、サーバーが ConfigException を返す。 |
|
4911656 |
I18N: マルチバイト文字の検索で、「日付順に表示」リンクに移動できない。 |
|
4913909 |
i18n: ハングル文字のファイル名を使用したファイルを追加すると、読み取り権がないためスキップされ、エラーになる。 |
|
4913228 |
jdbcRealm サンプルアプリケーションの Oracle スクリプトで、引用符がない。 |
|
4910869 |
NSFC の拡張が必要。 ReplaceFiles nsfc.conf 指令を追加します。 ReplaceFiles=true (デフォルト) の場合、既存のファイルキャッシュの動作が維持されます。 ReplaceFiles=false の場合、ファイルがキャッシュされると、そのファイルキャッシュエントリは、別のファイル用にキャッシュを空けるために破棄されなくなります。 ヒットリストのロックで、競合を避けることができるため、ベンチマークシナリオで便利です。 |
|
4910272 |
新規サーバーの追加中に、ドキュメントルートでスラッシュの混在をサーバーが受け入れてはいけない。 |
|
4912254 |
.env 内の「set -o noclobber」が原因で、Web Server のインストールが失敗する。 |
|
4911070 |
Web Server 6.1: 「Add listen socket」の「protocol family」フィールドが、IPv6 アドレスに存在しない。 |
|
4911630 |
Magnus Editor のフィールドの多くが検査を行わず、負の整数値を受け入れてしまう。 |
|
4911550 |
追加ドキュメントでサーバーにアクセスしようとすると、ServletException が発生する。 |
|
4911633 |
ユーザーの「Change Password」が機能しない。 |
|
4913566 |
「URL Forwarding Editing」ページに矛盾がある。 |
|
4919473 |
管理 GUI から「Security Realm」プロパティーを更新しても、server.xml に反映されない。 |
|
4913289 |
「Edit Virual Class」のヘルプで、VS クラスを削除するときの条件がすべて示されていない。 |
|
4916331 |
キープアライブ接続が軽負荷でもハングすることがある。 |
|
4925475 |
server.xml の createconsole 属性が無視される。 |
|
4925938 |
ユーザーが VS 管理 URL を誤って編集してしまうと、Null Pointer 例外が発生する。 |
|
4929848 |
パフォーマンス: Web Server が kstat を 1 秒に 1 回ポーリングする。 |
|
4926414 |
i18n-ko: 既存のドキュメントが 1 つ以上失われている場合に、コレクションのインデックスを再作成するとハングする。 |
|
4935797 |
certmap.conf ファイルの場所の表記が誤っている。 |
|
4930327 |
MOVE/COPY 要求で、destination ヘッダーが URL エンコードされない。 |
|
4933483 |
SIGCHLD シグナルが起動時にレポートされる。 |
|
4935582 |
AF_NCA で TCP_NODELAY を設定する必要はない。 |
|
4930642 |
ファイルの mime. types エントリがキャリッジリターンで終わっていない場合は、ソースが返される。 |
|
4930329 |
maxpropdepth のデフォルト値が間違って選択されている。 |
|
4932995 |
管理 GUI から Web アプリケーションを削除すると、先頭の「/」が取り除かれてしまう。 |
|
4935420 |
移行後の 6.1 インスタンスで、制限アクセスのリソースピッカーがエラーになる。 |
|
4944850 |
Web Server 4.1 から 6.1 への移行で、アドレス指令が正しく移行されない。 |
|
4946829 |
管理者: 移行後に新規仮想サーバーを作成すると、「$user: unable to find value」が発生する。 |
|
4941027 |
Sun Web Server の Web 管理インタフェースでのクロスサイトスクリプティング。 |
|
4948397 |
Web Server 6.1 SP1 の SNMP が機能しない。 |
|
4946187 |
dist-admin: 「Allow Authenticated Users」: dist-admin を有効にした後、ACL を「allow authenticated user」だけに設定しても、サーバーは管理者グループ内のほかのユーザーへのアクセスを許可する。 |
|
4947005 |
Solaris x86 で「Add server instance」が機能しない。 |
|
4940040 |
管理者の「Configuration File Reference」で、存在しない TYPE 要素を定義している。 |
|
4942750 |
検索の例が間違っている。 |
|
4943631 |
スレッドプール設定ファイルの説明が間違っている。 |
|
4941741 |
Solaris 8 上の Web Server 6.1 SP1 サーバーで、libCld.so が原因で起動に失敗する。 |
|
4945994 |
fc_net_write が単一システムコールにならない。 |
|
4940418 |
バイトコードの計測のためのサードパーティ製プロファイラのサポート。 |
|
4943329 |
IWSSessionManager が、Web Server 6.1 では期待通りに動作しない。 |
|
4947065 |
検索 Web アプリケーションで、最大でも 11 コレクションしか表示されない。 |
|
4947624 |
Microsoft Windows でインデックスの再作成をすると、意味のない警告メッセージが表示される。 |
|
4950552 |
特定の出力結果で、間違った番号が付けられる (11、21、31...)。 |
|
4954789 |
ClassCastException で Web Server の配備に失敗する。 |
|
4956415 |
Web Server 6.1 検索: meta タグの description を表示できるように要求される。 |
|
4950644 |
Linux で重複コレクションを作成すると、意味のない警告メッセージが表示される。 |
|
4951860 |
httpagt が NETSITE_ROOT 変数に依存する。 |
|
4957158 |
x86 ビルドの specweb99 を実行すると、fc_open が失敗する。 |
|
4952492 |
MOVE メソッドが、可能なときにファイル名を「rename」しない。 |
|
4958571 |
PR_NetAddrToString のパフォーマンスが想定以下である。 |
|
4951264 |
Java でトリガーされた再設定とサーバーのシャットダウン中に、サーバーがクラッシュする。 |
|
4958755 |
ServletContext.getContext(String) をルートコンテキストから呼び出すと、ほかのコンテキストを返さない。ルートコンテキストだけが返される。 |
|
4950653 |
QoS の vsclass 値に「Null」が表示される。 |
|
4951982 |
不正なクレデンシャルを使用して LDAP を設定すると、「Invalid error」メッセージが表示される。 |
|
4953147 |
管理者ユーザーが root で、インスタンスが root でない場合、cron ベースのログローテーションが失敗する。 回避策: scheduler.conf ファイルで、管理サーバーユーザーと同じユーザーに変更してください。 |
|
4961864 |
rotate-callback を使用すると、Web Server がハングする。 |
|
4962059 |
setup.inf に管理者のパスワードがプレーンテキストで格納される。 |
|
4969637 |
send-error SAF に、軽微のコードディングエラー。 |
|
4961999 |
VS の追加後、上部フレームのドロップダウンボックスに VS が表示されない。 |
|
4962624 |
管理者: 「Edit Listen socket」のプロトコルの値を検査しない。 |
|
4963483 |
スラッシュ (/) を含む ACL ファイルパスを作成しようとすると、GUI が乱れる。 |
|
4968422 |
WebDAV 画面で、ブラウザに「invalid ACL file」と表示される。 |
|
4966497 |
「Average Queueing Delay」の「Perf Dump」データが正しくない。 |
|
4970955 |
Apache サンプル (\plugins\java\samples\webapps\simple) のクロスサイトセキュリティーの問題 。 |
|
4972573 |
Web Server 6.1 SP1 の、Webapps-Simple サンプルアプリケーションで不正な動作。 |
|
4972587 |
i18n サンプルアプリケーションの index.html で指示が誤っている。 |
|
4976454 |
Web Server 6.1 に同梱のサンプル。 |
|
4970273 |
FastCGI ベータライブラリが RTM Web Server パッケージに含まれている。 |
|
4976953 |
AIX 6.0 SP6: 適切なグループアクセス権があるファイルで、GET 操作の禁止エラーが発生する。 |
|
4976490 |
ログメッセージが切り捨てられる。 |
|
4975675 |
サーバーのロード中は、動的再構成に失敗する。 |
|
4976910 |
エントリが存在しないと、NSFC_GetEntryPrivateData() が NSFC_GetEntryPrivateData() を呼び出す。 |
|
4973079 |
GUI で、使用されなくなった無効なポートエントリが保持され続け、「servername」フィールドの検査に失敗すると、そのエントリの値が使用される。 |
|
4975788 |
Internet Explorer を使用して編集した classpath が壊れ、サーバーの JVM が起動できない。 |
|
4975798 |
Web 管理を使用して、classpath サフィックスにパスを追加できない。 |
|
4975782 |
外部 JNDI 参照を削除できない。 |
|
4970188 |
RPM がシステムの umask を特定できない。 |
|
4971298 |
JES で Web Server パッケージの pkgchk -n が失敗する。 |
|
4986761 |
Web Server 6.0 の移行に失敗する。 |
|
4989231 |
Linux プラットフォームでサーバーが起動に失敗する。ビルド中の JDK パスが間違っている。 |
|
4988104 |
「Edit virtual servers」ページで、接続の値が正しく更新されない。 |
|
4986700 |
サーブレットフィルタを使用すると、Last-modified および Etag が抑制される。 |
|
4991888 |
キーファイル設定で間違ったファイル名が格納される。 |
|
4992739 |
classpath サフィックスを変更すると、Web Server のインスタンスを開始できない。 |
|
4995447 |
Web Server 6.1 SP2 (Red Hat Linux) で、管理 GUI にアクセスできず、ログイン後にエラーメッセージが表示される。 |
|
4995489 |
Solaris x86: 分散管理を有効にできない。 |
|
4991775 |
Cookie のサンプルサーブレットでの Cookie 名検査。 |
|
5002905 |
分散管理が有効でなくても、「Super User Access Control」を設定できない。 |
|
5012107 |
不正なプラグインを使用すると、POST 要求の本文が 2 回コンシュームされる。 |
|
4962659 |
検索条件が 100 文字に切り捨てられる。 |
|
4967580 |
検索で、SSL 対応インスタンスのハイパーリンクが間違っている。 |
|
4970181 |
Stellent フィルタを Linux および Solaris x86 ビルドに追加する必要がある。 |
|
4975327 |
nova 検索の indexMetatags が自動的に設定されない。 |
|
4975367 |
meta タグのインデックス作成で大文字小文字が区別されない。 |
|
4997149 |
*.* パターンでドキュメントを削除しても、excludeExtensions プロパティーが設定されていると、削除されないファイルがある。 |
|
4997178 |
excludeExtensions が設定されていると、.sxg ファイルのインデックス作成中にサーバーが NULL ポインタ例外を返す。 |
|
4997697 |
検索結果ページで、ページ番号が正しく表示されない。 |
|
4844616 |
dbswitch が正しく設定されていないため、クラッシュする。 |
|
4854698 |
誤った形式の要求によるプラグインクラッシュ。 |
|
4866965 |
ACLI: 失敗した認証が、サーバーのエラーログファイルに 2 回記録される。 |
|
4880864 |
ACL: ACL でアクセスを拒否していると、Web Server が 404 Not found エラーを返す。 |
|
4915326 |
WEBC: signedBy アクセス権を jar ファイルに付与できない。 |
|
4918754 |
Web Server 6.1 で、8 ビット文字セットの HTTP URL GET パラメータを処理できない。 |
|
4924921 |
Microsoft Windows 2000 で JDK 1.3.1 を使用している場合、JVM の最大ヒープサイズを 800M バイトに設定できない。 |
|
4926336 |
jsp:param の値で % を使用すると、クエリ文字列が破損する。 |
|
4927770 |
libjvm 内からの SIGABRT でサーバーが異常終了する。 |
|
4928358 |
JSP エラーが、Not Found エラーとして誤ってレポートされる。 |
|
4930374 |
sun-web.xml 内の class-loader 要素で extra-class-path 属性が想定どおりに動作しない。 |
|
4932893 |
動的再ロードが、Web アプリケーション記述子ファイル (web.xml など) には機能しない。 |
|
4939370 |
Web コンテナのスレッド名が一意ではない。 |
|
4934083 |
LDAP: LDAP 認証中にクラッシュする。 |
|
4934562 |
WEBC: スタンドアロンの JSP では getRemoteUser() が動作しない。 |
|
4935669 |
WEBC: クライアントの証明書データが要求に含まれるとは限らない。 |
|
4935570 |
証明書データが利用できる場合でも存在しないことがある。 |
|
4932547 |
Tomcat AuthenticatorBase が 403 でなく 500 を返す。 |
|
4946762 |
Out-of-box のデフォルトレルムがネイティブでない。 |
|
4948123 |
Web Server 6.1 が、特定の状況で、クライアントのキーサイズを正しくレポートしない。 |
|
4949842 |
WEBC: コア認証を使用すると、isUserInRole() が一致しない。 |
|
4957829 |
LDAP: 基本認証で、UID にワイルドカード「*」を使用できる。 |
|
4960013 |
LDAP レルムを複数設定できない。 |
|
4968857 |
htconvert で . nsconfig のワイルドカードパターンを正しく変換しない。 |
|
4968882 |
6.1 形式の server.xml で htconvert が機能しない。 |
|
4960873 |
セッションが 2 つのスレッドで同時に期限切れになると NPE が発生する。 |
|
4973927 |
EPIPE シグナルが OutputStream.write() の IOException として捕えられない。 |
|
4976277 |
LDAP プールに JDK 1.4.1 付属の JNDI 接続プールを使用する。 |
|
4983707 |
ログレベルを「Security」に変更すると、st で NullPointerException が発生する。 |
|
4981028 |
web.xml の「distributable」セマンティクスを Web コンテナが受け入れない。 |
|
4993468 |
getResourcePaths が、「//」を含むパスを返す。 |
|
4996219 |
RedHat Linux Advance Server 3.0 で webservd がメモリーリークする。 |
|
4997593 |
NSAPI の srvhdrs と HttpServletResponse ヘッダーの間の統合に問題がある。 |
|
4997756 |
LOCK-UNLOCK が正しく動作せず、UI はロック情報を正しく表示しない。 |
|
4997838 |
「Security」をオンにすると、RHL AS 3.0 で Web Server が起動しない。 |
|
5003531 |
SS ではない transport-guarantee=CONFIDENTIAL のとき、Web アプリケーションにアクセスすると 500 エラー。 |
|
5004542 |
ASN.1 構文解析バグ / brute forcer プログラムで Web Server がクラッシュすることがある。 |
|
5016494 |
NSS: 証明書が破損していると、DER_UTCTimeToTime でクラッシュする。 |
以下の表では、Sun Java System Web Server 6.1 SP1 において解決された問題を一覧表示します。
表 7 Sun Java System Web Server 6.1 SP1 において解決された問題
バグ ID |
説明 |
---|---|
5060906 |
インデックスファイルのない保護されていないディレクトリに対して、承認ダイアログボックスがポップアップする。 追加情報:6.1 SP1 では、ディレクトリに index.html、index.jsp、home.html などのインデックスファイルがないと、ACL 認証が有効な場合に、このディレクトリが保護されていなくても、読み取りおよび書き込み権限を持つすべてのユーザーがリストへのアクセスを拒否されます。 回避策: 6.1 の以前の動作に戻すには、匿名ユーザーにリスト権限が許可されるように、デフォルトの ACL を変更します。次のように変更します。 allow (read, execute, info, list) user = "anyone" |
4642650 |
サーブレットまたは JSP コンテナに絶対 URL を追加できないようにするオプションが必要。 修正の詳細: sun-web.xml に新しいプロパティーが追加されました: relativeRedirectAllowed デフォルト値: false 説明: true の場合、HttpServletResponse.sendRedirect() API を使用して Web アプリケーションが相対 URL をクライアントに送信できるようにします (つまり、コンテナが相対 URL を完全指定 URL に変換しないようにする)。 |
4793938 |
Server Manager の GUI から遠隔ファイル操作を有効にすると、すべての遠隔ユーザーがサーバーの URI 領域にあるディレクトリのリストを取得できるようになる。 |
4904201 |
付属以外の JDK が存在するサーバーを追加したとき、javahome パスが誤って設定される。 |
4911580 |
新しいサーバーインスタンスを追加すると、問題が発生し、サーバーエラーメッセージが表示される場合がある。 |
4928794 |
PUT によって NULL のリソースを作成しようとするとサーバーが再起動する。 |
4929913 |
検索エンジンによって PDF ファイルの FTS 情報が抽出およびインデックス作成されない。 修正の詳細:この修正は、Linux 以外のサポートされたすべてのプラットフォームに適用されます。 Author、Subject、Keywords という meta タグには常にインデックスが作成されます。PDF ファイルの FTS_* 属性を変換したときに作成される meta タグも含め、任意の meta タグのインデックスを作成できるようにする機能が追加されました。server.xml において、新しい設定を次のように手動で構成する必要があります。
注 – 検索結果にカスタム meta タグ情報を表示する方法の詳細は、「検索」の節にあるバグ ID 4956415 を参照してください。 |
4933935 |
Solaris 9: パッケージベースのインストールで reconfig が機能しない。 |
4945089 |
SSL での ASN.1 解析問題 Web Server で使用される SSL プロトコルの実装において識別された問題で、サービス拒否攻撃の対象になる可能性があります。この問題は Sun Java System Web Server 6.1 SP1 で修正されています。Web Server を使用して SSL バージョン 3 または TLS を使用するサイトをホストする場合は、このサービスパックのインストールを強くお勧めします。 |
4950388 |
reconfig コマンドが Microsoft Windows XP で機能しない。 |
4964069 |
Microsoft Windows プラットフォーム上で commit.exe ユーティリティーがクラッシュする。 |
以下の表では、Sun Java System Web Server 6.1 において解決された問題を一覧表示します。
表 8 Sun Java System Web Server 6.1 において解決された問題
バグ ID |
説明 |
---|---|
4869693 |
Microsoft Windows において、Web Server のインストールでは、Directory Server 5.x との共存問題のために SunTMONE Directory Server .dll ファイルを上書きする。 |
4540254 |
ログファイルのローテーションによって UNIX 上のサーバーの再起動が必要となるべきではない。 |
4727146 |
ログが「connection reset」エントリで満たされている。 |
4786735 |
インストーラが、外部 JDK を使用時に適切な JDK CLASSPATH/LIBPATH を設定しない。 |
4792721 |
LDAP サーバーがオフラインのときに間違ったエラーメッセージ。 |
4799452 |
sun.tools.javac.Main が廃止されているため、例外によって有効な JSP が停止する。 |
4801874 |
ACL_LDAPSessionAllocate が常に LAS_EVAL_FAIL を返す。 |
4811418 |
ダイジェスト認証がクラッシュする。 |
4819405 |
digestauth プラグインによる slapd プロセスのメモリー増大およびリーク。 |
4820513 |
digestauth プラグインコードがスレッドセーフでない。 |
4839875 |
ClassCache およびドキュメントルートとして cachefs/nfs を使用したときに、Sun Java System Web Server が新しい JSP を使用するとは限らない。 |
4842190 |
Web サーバーが、15 を超える言語の Accept-Language ヘッダーを受信するとクラッシュする。 |
4842574 |
誤った形式の要求によるサーバークラッシュ。 |
4842601 |
Accept-Language ヘッダーのセキュリティー問題。 |
4846832 |
CRL がデータベースを破壊する。 |
4848896 |
digestauth プラグインが、特定の種類の要求によりクラッシュする。 |
4849914 |
特定の種類の要求による digestauth プラグインでのメモリーリーク。 |
4855546 |
ログアナライザの脆弱性。 |
4858026 |
JSP: 大量のデータをポストしたとき、getParameter でクラッシュする。 |
4867887 |
ユーザー ID に空白が含まれているユーザーの基本認証が失敗する。 |
4903319 |
コレクションを作成したとき、すべてのドキュメントのインデックスが作成されて、コレクションに追加されるとは限らない。 |
この節では、Sun Java System Web Server 6.1 SP5 がリリースされた時点での非常に重要な既知の問題および制限を一覧表示します。問題をカテゴリごとに記述します。
次の表に、一般的な既知の問題を示します。
表 9 一般的な既知の問題
バグ ID |
説明 |
---|---|
6301761 |
JES4_b8: ブラウザの非互換性 - WS 6.1 SP5 での mozilla 1.4 / firefox 1.0.6 の問題。 |
6198559 |
JES3: Linux での Web Server のパッチアップグレードで、誤った「アンインストール」通知がスローされる。 |
次の表は、管理における既知の問題を一覧したものです。
表 10 管理における既知の問題
バグ ID |
説明 |
|
---|---|---|
6197731 |
管理サーバーにアクセスするときに発生する内部エラー。 回避策: Directory Server (バージョン 5.2 パッチ 3 以前) がインストールされている Microsoft Windows マシンに Web Server 6.1 SP4 をインストールすると、Web Server 管理サーバーの問題点に直面することがあります。そのような問題を回避するためには、Web Server と Directory Server を別々のマシンにインストールすることをお勧めします。この問題は、Microsoft Windows プラットフォームでのみ発生します。 |
|
6021151 |
HttpServerAdmin を使用して JNDI リソースを作成する際、LDAP DN にコンマが含まれていると問題が発生する。 回避策: HttpServerAdmin でプロパティー内の「,」をエスケープするには、エスケープ文字として「\\」を使用します (Microsoft Windows プラットフォームでは「\」を使用する)。 プロパティー java.naming.provider.url=ldap://localhost:389/ou=loggingQueues, ou=tms,ou=services,ou=abc で、「,」は次に示すようにエスケープします。 -property java.naming.provider.url=ldap://localhost:389/ou=loggingQueues \\,ou=tms\\,ou=services\\,ou=abc |
|
5007892 |
dist-admin: ACL を削除してもオブジェクトが消去されない。 回避策: https-admserv の NameTrans をコメントアウトします。
|
|
5035129 |
RHLAS 3.0 上で WS 6.1 SP2 Admin を使用して、DS ユーザー / グループ / ou を管理できない。 |
|
4650456 |
マルチバイト文字を使用すると、「View Access」および「View Error」が正しく機能しない。 |
|
4652585 |
分散管理を有効にすると、ローカルの管理ユーザーが無効になる。 回避策: 分散管理のグループ内に、デフォルトの管理ユーザー名でユーザーを作成します。 新規に作成した LDAP 管理ユーザーには、Web Server の管理ユーザーと同じパスワードを設定する必要があります。 |
|
4725683 |
ログファイルの日付スタンプが、ローカルのタイムゾーンになっていないため、正しくない日付が表示される。 回避策: ログファイル名の拡張子の日付をログエントリ自体の日付にする場合は、1 日の終わりである 23:59 でログファイルがローテーションするようにサーバーを設定します。 |
|
4761960 |
バージョン 6.0 SP4 で、SASL および匿名バインドを使用すると、分散管理を有効にできない。 回避策: SSL 対応のディレクトリサーバーに匿名バインドを使用しないでください。 |
|
4841310 |
.htaccess で認証すると、REMOTE_USER 変数を取得できない。 回避策: .htacess ファイルを使用可能にすると、サーバーはリソースを提供する前に、.htaccess ファイルを確認します。サーバーはリソースと同じディレクトリおよびそのディレクトリの親ディレクトリで .htaccess ファイルを検索します。 この検索はドキュメントのルートまで続けられます。たとえば「Primary Document Directory」が /sun/server/docs に設定されているときに、クライアントが /sun/server/docs/reports/index.html を要求すると、サーバーは /sun/server/docs/reports/.htaccess および /sun/server/docs/.htaccess を確認します。 サーバーの「Addtional Document Directories」および「CGI Directory」機能で、管理者は代わりのドキュメントルートを定義できます。代わりのドキュメントルートが存在すると、.htaccess ファイルの処理に影響します。たとえば、サーバーで「Primary Document Directory」が /sun/server/docs に設定されていて、CGI プログラムが /sun/server/docs/cgi-bin/program.cgi にあるとします。 CGI を「File Type」として有効にした場合、クライアントが CGI プログラムに要求を発行すると、サーバーは /sun/server/docs/.htaccess と /sun/server/docs/cgi-bin/.htaccess の両方の内容を評価します。しかし、「CGI Directory」として /sun/server/docs/cgi-bin を設定すると、サーバーは /sun/server/docs/cgi-bin/.htaccess は検査しますが、/sun/server/docs/.htaccess は検査しません。これは、「CGI Directory」で /sun/server/docs/cgi-bin を指定したことで、代替のドキュメントルートとしてマークされたためです。 |
|
4865295 |
管理インタフェースの分散管理下で、エンドユーザー管理機能がサポートされない。 |
|
4882999 |
管理 GUI のページの見た目と使い心地に一貫性がない。 |
|
4888696 |
Netscape 7.0 で情報の入力が不十分な場合に、管理 GUI の「Add Server」ページが消える。 回避策: 「OK」をクリックする前に「Add Server」ページに完全な情報を入力してください。必要であれば、「Add Server」の GUI を復元するためにページを再読み込みするか、別のページまたは別のタブをクリックして、「Add Server」ページに戻ってください。このバグは、Netscape 7.0 でのみ発生します。 |
|
4910309 |
「NULL」が警告メッセージで正しく表示されない。 これは、Virtual Server Manager の 「Virtural Server」ページの Pick Directory でディレクトリサービスを編集しているときに表示されます。 |
|
4905808 |
スーパーユーザーが、分散管理を有効にしたあと、管理インタフェースにアクセスできない。 回避策: 分散管理を有効にしたあと、「スーパーユーザー」と同じ管理ユーザー名とパスワードを持つ LDAP のユーザーを作成します。 |
|
4908694 |
ログ設定用のデフォルトのリンクが動作しない。 「Virtual Server」ページ用の「Logging Settings」でデフォルトリンクがデフォルトのパスを設定せず、リセットボタンとして動作します。 |
|
4910197 |
JDBC リソースを編集するとき、プロパティーページの値が、削除後も保持される。 |
|
4911552 |
.shtml ファイルが、構文解析されるべきでないときに構文解析される。 この問題は、Class Manager の「Content Management」タブの「Parse HTML」ページに関連しています。.shtml ファイルは、このページの設定を構文解析しないように設定した場合でも構文解析されます。たとえば、「Yes, with exec tag」および「All HTML files」を指定しただけでも、.shtml ファイルの構文解析が行われます。 |
|
ID なし |
Web Server に付属の sun-web.xml ファイルで間違った DTD の場所が示されている。 修正:正しい場所は http://www.sun.com/software/dtd/webserver/sun-web-app_2_3-1.dtd です。 |
|
6284698 |
root ユーザーでないユーザーとしてインストールすると、Web Server が動作しない。 回避策: Web 管理コンソールを使用せずに、コマンド行から Web Server インスタンスを起動します。 |
|
6078104 |
パススループラグインが設定されている場合に、WS6.1 から JSP アプリケーションにアクセスできない。 回避策: パススルーの service 指令から、次のように行を変更します。 変更前: Service type="magnus-internal/passthrough" fn="service-passthrough" servers="http://server:port" 変更後: Service fn="service-passthrough" servers="http://server:port" |
|
4841310 |
.htaccess で認証すると、REMOTE_USER 変数を取得できない。 回避策: .htacess ファイルを使用可能にすると、サーバーはリソースを提供する前に、.htaccess ファイルを確認します。サーバーはリソースと同じディレクトリおよびそのディレクトリの親ディレクトリで .htaccess ファイルを検索します。 この検索はドキュメントのルートまで続けられます。たとえば「Primary Document Directory」が /sun/server/docs に設定されているときに、クライアントが /sun/server/docs/reports/index.html を要求すると、サーバーは /sun/server/docs/reports/.htaccess および /sun/server/docs/.htaccess で .htaccess ファイルを確認します。 サーバーの「Addtional Document Directories」および「CGI Directory」機能で、管理者は代わりのドキュメントルートを定義できます。代わりのドキュメントルートが存在すると、.htaccess ファイルの処理に影響します。たとえば、サーバーの「Primary Document Directory」が /sun/server/docs に設定されていて、CGI プログラムが /sun/server/docs/cgi-bin/program.cgi にあるとします。CGI を「File Type」として有効にした場合、クライアントが CGI プログラムに要求を発行すると、サーバーは /sun/server/docs/.htaccess と /sun/server/docs/cgi-bin/.htaccess の両方の内容を評価します。しかし、「CGI Directory」として /sun/server/docs/cgi-bin を設定すると、サーバーは /sun/server/docs/cgi-bin/.htaccess は検査しますが、/sun/server/docs/.htaccess は検査しません。これは、「CGI Directory」で /sun/server/docs/cgi-bin を指定したことで、代替のドキュメントルートとしてマークされたためです。 |
|
4991278 |
JSP クラスキャッシュファイルを削除するための管理 GUI 機能がない。 |
|
6316262 |
管理 GUI はアクセスログパスの変更を反映しない。 |
|
6316265 |
管理 GUI では、変更を有効にするために「Click Apply」と指示されているが、Admin Server に「Apply」ボタンはない。 |
次の表に、コアにおける既知の問題を示します。
表 11 コアにおける既知の問題
バグ ID |
説明 |
---|---|
4939491 |
HP-UX: ./stop スクリプトを実行するとエラーメッセージが表示されてプロセスグループが終了する。 |
次の表は、マニュアルとオンラインヘルプにおける既知の問題を一覧したものです。
表 12 マニュアルにおける既知の問題
バグ ID |
説明 |
---|---|
4964908 |
機能のアップグレードに関するマニュアルがない。 |
5065188 6173274 |
『管理者ガイド』の「詳細検索」の節では、「検索」メニューの「通過検索」オプションについて誤って説明している。このメニューオプションは利用できません。 |
6155266 |
『管理者ガイド』の設定ログレベルの説明が誤っている。 修正:Web Server の設定レベルは、次のように定義する必要があります。 メッセージは設定が正しくないことを示します。 |
6206074 |
『Administrator's Configuration File Reference』の ChildRestartCallback 指令のデフォルト値の説明が誤っている。 修正:デフォルト値は no directive です。 |
6170766 |
『インストールおよび移行ガイド』の「Sun ONE Web Server インストールの前に」の節で、Web Server の新しいバージョンへのアップグレード方法の説明が誤っている。 修正:Sun Java Enterprise System 1 に含まれる Sun One Web Server 6.1 をアップグレードするには、patchadd を使用する必要があります。 |
6170769 |
『Administrator's Configuration File Reference』の AdminLanguage 指令に関する情報が誤っている。 修正:AdminLanguage 指令は、ログメッセージに表示される言語にのみ適用され、GUI には適用されません。 |
6173273 |
『管理者ガイド』の「MIME タイプの選択」の節の下に誤植がある。 修正:この文は次のようにしてください。詳細については、オンラインヘルプの「MIME Types」ページおよび管理者ガイドの「仮想サーバーの使用」を参照してください。 |
6173133 |
『NSAPI Programmer's Guide』 の NSAPI 関数リファレンスの例が誤っている。 修正:例は次のようにしてください。 FilterMethods methods = FILTER_METHOD_INITIALIZED; |
6173272 |
『管理者ガイド』では、サポートされる Java のバージョンを「1.4.1_03」と誤って記述している。 修正:Sun Java System Web Server は、JavaTM 2 Platform, Standard Edition (J2SETM) 1.4.2_04 以降をサポートしています (32 ビットのみ。 64 ビットはサポートしていない)。J2SE ソフトウェアは Web Server に付属しており、選択すれば、Web Server のインストール中にインストールされます。 Web Server のインストール後に、独自の JDK をインストールすることもできます。管理サーバーの使用を計画している場合は、JDK をインストールする必要があります。 |
5016571 |
Generic Thread Pools の下の「オンラインヘルプ」 ページの情報が誤っています。 |
5029460 |
『管理者ガイド』には、誤った certmap.conf の設定が記述されている。 このガイドの certmap.conf の説明には、次のように書かれています。 最初の行にはエントリの名前と、CA 証明書内に記載されている識別名を設定する属性を指定します。名前は任意です。 好きな名前に定義できます。ただし、issuerDN は、そのクライアント証明書を発行した CA の発行者 DN と正確に一致している必要があります。たとえば、次の 2 つの issuerDN 行は、属性間に空白文字があるかどうかという点が異なるだけですが、サーバーは、これら 2 つのエントリを別のものとして取り扱います。 certmap sun1 ou=Sun Certificate Authority,o=Sun, c=US certmap sun2 ou=Sun Certificate Authority,o=Sun, c=US 修正:この 2 行は、次のようにしてください。 certmap sun1 ou=Sun Certificate Authority,o=Sun, c=US certmap sun2 ou=Sun Certificate Authority, o=Sun, c=US |
5031366 |
『管理者ガイド』のオンラインバージョンで、正しくないリンクがある。 |
4968568 |
『Administrator's Configuration File Reference』ガイドの ConnQueueSize 指令に関する説明が不明瞭。 |
4975161 |
『Administrator's Configuration File Reference』には、pool-init のオプションのパラメータ「block-size」の記述がない。 |
5002190 |
『管理者ガイド』には、 htpasswd コマンドユーティリティーに関する情報が記述されていない。 追加情報:htpasswd コマンドは、htaccess アクセス制御メカニズムでの使用に適したパスワードファイルを生成または変更するために使用します。 htpasswd の使用方法: htpasswd [-c] passwordfile username [password] -c は新しいパスワードファイルを作成します。 上述のとおりに、-c は古いパスワードファイルが存在する場合に、それを上書きして新しいパスワードファイルを作成します。-c を付けないと、コマンドはユーザーのパスワードを更新する (ユーザーが既に存在する場合) か、または指定された名前で新しいユーザーを追加して、既存のファイルを変更します。 オプションのパスワード引数を指定しないと、割り当てるパスワードを入力するように求められます。 htaccess は Web Server の優先されるアクセス制御メカニズムではありません。できる限り、ACL を使用してください。 |
5002192 |
『Administrator's Configuration File Reference』 の loglevel 属性に関する情報が誤っている。 修正:loglevel の説明は次のようにしてください。 他の要素によってエラーログに記録されるメッセージのデフォルトの種類を制御します。使用できる値は、最高から最低まで次のようになります: finest、finer、fine、info、warning、failure、config、security、および catastrophe。 |
5020640 |
『NSAPI Programmer's Guide』には %duration% flex-log format 変数についての記述がない。 |
5029321 |
『Administrator's Configuration File Reference』の <Client uri="*foo*" uri="*~bar*"> 指令の記述が誤っている。 修正:場合によっては、評価で単一の評価文を使用するように書き換えることができます。 <Client uri="*foo*~*bar*">. これは機能上、次と同じです。 <Client uri="*foo*" uri="~*bar*">. |
5038534 |
『Administrator's Configuration File Reference』のLogFlushInterval 指令のデフォルト値が間違っている。 修正:LogFlushInterval 指令の正しいデフォルト値は 2 秒です。 |
5043491 |
オンラインヘルプの内容が間違っている。 |
4781137 |
『管理者ガイド』 の次の情報が間違っている。
|
4823362 |
『管理者ガイド』は ACL に関する追加情報で更新する必要がある。 追加情報:一致する ACL が複数ある場合、サーバーは最後に一致した文を使用します。uri ACL が最後に一致する文であるため、デフォルトの ACL は無視されます。 |
4862795 |
『管理者ガイド』の「ログファイルの保管」ページの説明が不明瞭。 修正:説明をわかりやすくするため、マニュアルに次の注記を追加します。ユーザーは古いログファイルをアーカイブまたは削除できます (この操作は、Web Server によって実行されない)。 |
5046588 |
『インストールおよび移行ガイド』 の Sun アクセラレータハードウェアのサポートされるバージョンの記述が誤っている。 修正:Sun アクセラレータハードウェアのサポートされるバージョンは、500 および 1000 です。 |
5052605 |
『NSAPI Programmer's Guide』では、content-type を小文字にする必要があることが明確に指示されていない。 |
5053339 |
オンラインヘルプ — 『管理者ガイド』およびオンラインヘルプに、ディレクトリの索引化に関する情報がない。 |
5062560 |
『インストールおよび移行ガイド』に start-on-boot オプションを無効にする方法が記述されていない。 追加情報:ユーザーは次のように、start-on-boot オプションを無効にできます。 Solaris および HPUX — webserver01 スクリプトの S1WS_START_ONBOOT 変数を編集して無効にします。 [Solaris] /etc/init.d/webserver01 [HPUX] /sbin/init.d/webserver01 Linux — 次のリンクを削除して無効にします。 /etc/rc.d/rc3.d/S75webserver01 /etc/rc.d/rc5.d/S75webserver01 |
6067059 |
『管理者ガイド』で、コンテンツ本文を含まないタグはすべて、「>」終了タグの前に「/」が必要である。 |
4928287 |
すべてのドキュメントで、<instance>/lib ディレクトリが存在しないことを通知していない。 追加情報:このディレクトリはインストーラによって作成されません。ディレクトリが存在しない場合、ユーザーが作成する必要があります。 |
4970961 |
『Administrator's Configuration File Reference』では、ChunkedRequestTimeout について詳細に説明していない。 |
6308091 |
『Administrator's Configuration File Reference』 — ppath のチルドを使用したワイルドカードは、説明の通りに機能しない。 修正:ユーザーは次のいずれかを設定する必要があります。 設定 1 <Object ppath="*~*.gif*"> AddLog fn=flex-log name="access"</Object> 設定 2 <Object ppath="*~*(.gif|.gif/)"> AddLog fn=flex-log name="access" </Object> |
6285234 |
『Administrator's Configuration File Reference』では、 StrictHttpHeaders 指令のデフォルト値を on であると誤って説明している。 修正: StrictHttpHeaders 指令のデフォルト値は off です。 |
6067318 |
『Administrator's Configuration File Reference』の set-variable エラーパラメータの情報が不十分。 修正: set-variable エラーパラメータの説明は次のようにしてください。 HTTP 状態コードを設定し、REQ_ABORTED を返して、要求を中止します。要求を中止せずに、HTTP 状態コードを設定するには、set-variable エラーパラーメータと noaction パラメータを使用します。 HTTP 状態コードを書き換えるには、<Client> タグを使用して、元の状態コードと照合し、Output 指令を使用して、新しい状態コードを設定します。たとえば、次のコードでは、すべての 302 Moved Temporarily 応答を 301 Moved Permanently 応答に書き換えます。 <Client code="302">Output fn="set-variable" error="301 Moved Permanently" noaction="true" </Client> |
6281323 |
『Sun Java System Web Server 6.1 2005Q1 SP4 リリースノート』の Windows 2003 オペレーティングシステムのバージョンの記述が誤っている。 修正:Web Server 6.1 SP4 でサポートされる Windows 2003 のバージョンは次の通りです。 Windows Server 2003, SP1 Enterprise Edition |
6237209 |
『Sun Java System Web Server 6.1 2004Q3 SP3 リリースノート』には、さまざまな RedHat Linux カーネルに関する情報が不足している。 |
6237303 |
『SUN ONE Web Server 6.1 リリースノート』には、Solaris SPARC に必要なパッチで記載されていないものがある。 追加情報:Solaris 8 上の Web Server 6.1 には、109326-09 パッチが必要です。 |
6230379 |
『Administrator's Configuration File Reference』の remove-file() SAF の記述が誤っている。 修正:remove-file() を delete-file() に変更します。 |
6208955 |
『NSAPI Programmer's Guide』では SERVER_SOFTWARE を MAGNUS_VERSION_STRING として誤って説明している。 修正: SERVER_SOFTWARE の NSAPI 変数は、system_version() です。 |
4673436 |
ドメインコントローラ環境内で、iWS にリモート共有を認識させるには。 |
4841310 |
.htaccess で認証すると、REMOTE_USER 変数を取得できない。 |
5059527 |
Web Server 設定ファイルおよびスクリプトは、webservd で書き込みできる。 |
6320016 |
『Administrator's Configuration File Reference』では、Windows での listenQ のデフォルト値について明確に定義していない。 修正:Windows での listenQ のデフォルト値は 200 です。 |
次の表は、インストールにおける既知の問題を一覧したものです。
表 13 インストールにおける既知の問題
バグ ID |
説明 |
---|---|
5020317 |
JDK だけをアップグレードすると、検索が使用できなくなる (ユーザーは例外を受け取り、検索ページは GUI からアクセスできなくなる)。 回避策: この例外は、61SP2 コアが一緒にインストールされているか、JDK を単独でインストールする前にインストールされている場合は発生しません。また、JDK をアップグレードした Web Server 6.1 SP1 の上に 61SP2 コアをインストールしている場合も、例外は起きません。 |
4855263 |
Sun Java System Web Server は、たとえば Program Files のようにディレクトリ名の中に空白が含まれているディレクトリにインストールされている場合には起動しない。これについてのエラーメッセージは、インストール中には表示されませんが、インストール後にサーバーは起動しません。 回避策: Web Server を、ディレクトリ名に空白が含まれているディレクトリにインストールしないでください。 |
4869238 |
Microsoft Windows において、Sun Java System Web Server インストーラが、server_root などのロングネームを受け付けない。 回避策: Sun Java System Web Server インストールディレクトリのパス名は、ダイアログボックスでは 256 文字まで入力できますが、128 文字以内で指定してください。 |
4901205 |
Solaris で、インストーラの「完全修飾ドメイン名」画面に続く画面 (「ユーザーおよびグループ名」画面から始まる) で、Ctrl + B キーが機能しない。 回避策: インストール中、前の画面に戻る必要がある場合は、インストーラを終了して再起動してください。 |
4937915 |
AIX: インストール中に Ctrl + C キーを押すと端末画面がハングする。 これは、コンピュータ名の画面 (Web Server のインストールされるコンピュータ名を指定するために使用する画面) で発生します。 |
4960048 |
Sun Java System Web Server 6.1 SP1 にアップグレードするときに、SNMP 関連ファイルがいくつか上書きされる。 回避策: アップグレードの前に次のファイルをバックアップしてください。 $server-root/plugins/snmp/ magt/CONFIG $server-root/plugins/snmp/ sagt/CONFIG |
次の表は、移行における既知の問題を一覧したものです。
表 14 移行における既知の問題
バグ ID |
説明 |
||||
---|---|---|---|---|---|
4790457 |
移行したサーバーのドキュメントルートを 4.1 から変更できない。 回避策: 移行したインスタンスの obj.conf および server.xml を手動で編集します。これらのファイルは <code><SERVER_ROOT>/<HTTPS-INSTANCE>/config ディレクトリの下にあります。 obj.conf で、次の行を変更します。
変更後
server.xml で関連する VSCLASS 下の次の行を変更します。
変更後
|
||||
6213097 |
ktsearch.jar が Sun Java Enterprise System 3 (JES3) で正しく移行されない。 回避策: 正しいパスを指すように、移行されるインスタンスの server.xml ファイルを手動で編集します。 Linux の場合: /opt/sun/private/share/lib/ktsearch.jar Solaris Sparc の場合: /usr/share/lib/ktsearch.jar |
||||
5007081 |
web-apps ファイルの状態が 6.0 から 6.1 に移行中に無視される server.xml 内で、ファイルレベルで定義された web-apps の状態は移行されません。ユーザーが web-apps ファイルの状態をオフにして切り替えると、移行時にこれらのアプリケーションが公開されます。 回避策: 移行されるインスタンスの server.xml ファイルを編集し、各 web-apps の状態をオフにします。 |
||||
4988156 |
既存のインストールへの SP_2 パッチをインストール (更新) Sun Java Enterprise System (JES) の一部としてインストールした Sun Java System Web Server 6.1 を最新の Service Pack にアップグレードする必要がある場合は、関連するパッチをダウンロードし適用する必要があります。 詳細については『JES 3 の移行およびアップグレード』のガイドを参照してください。 |
次の表は、サンプルアプリケーションにおける既知の問題を一覧したものです。サンプルアプリケーションが正しく機能するのを妨げる問題はありません。
表 15 サンプルアプリケーションにおける既知の問題
バグ ID |
説明 |
---|---|
5014039 |
web.xml で、simple の JSP が <distributable> タグのため例外をスローする。 回避策: simple/src ディレクトリ下の web.xml から、<distributable></distributable> タグを削除します。web-app を再配備します。 |
ID なし |
rmi-iiop サンプルで手順が 1 つ抜けている。 「Deploying the Sample Application」セクションで、コマンド “ ant deploy“ (手順 2) の実行後、Web Server インスタンスを再起動します。 注: 「ant」は Java ベースのビルドツールで、Apache (http://ant.apache.org) からダウンロードする必要があります。<install_root>/plugins/java/samples/docs/ant.html の情報も参照してください。 |
ID なし |
jdbcrealm サンプルの Oracle ドライバ名が誤っている。 「Compiling and Assembling the Sample Application」の節、手順 2b で、次の行をその下の記述に変更します。 <PROPERTY name="dbdrivername" value="oracle.jdbc.pool.OracleDataSource"/> 変更後 <PROPERTY name="dbdrivername" value="oracle.jdbc.driver.OracleDriver"/> |
次の表は、検索における既知の問題を一覧したものです。
表 16 検索における既知の問題
バグ ID |
説明 |
---|---|
4977315 5038203 |
6.1 の AIX 検索エンジンには、ソート順序を変更する機能がない。 回避策: デフォルトの順序を変更するには、ソート文字列の先頭に「+」を追加します。URL 内の「+」はエスケープされるため、「%2B」を使用して順序を変更します。この場合、URL を次のように変更します。http://host/search/index.jsp?si=1&ns;=10&c;=test&qt;=*&sb;=%2Bwriter |
4684124 |
すでにインデックス作成済みのコレクションのドキュメントルートを変更した場合、検索で返されるドキュメントは「Document Not Found」エラーをスローする。 回避策: コレクション全体を再構築します。 手順
|
4911725 |
大文字と小文字の異なるパターンを使用して、単語を検索した場合に、検索が機能しない。 大文字と小文字の混在した単語 (たとえば、java または JAVA の代わりに jaVa と入力) を検索した場合、検索結果は検索ページに表示されません。 |
4963236 |
HP-UX: 検索コレクションに含めるための PDF ファイルから HTML への変換ができない。 この問題は、HP-UX 11i システムに次のパッチがインストールされると発生します。 PHSS_28871 — ld/linker 累積パッチ |
次の表は、セキュリティーにおける既知の問題を一覧したものです。
表 17 セキュリティーにおける既知の問題
バグ ID |
説明 |
---|---|
4898077 |
SSL が有効な場合、HttpServerAdmin および iWS コンソール間の動作に一貫性がない。 回避策: 次の構文を使用します。 HttpServerAdmin create -l -id <id> -ip <ip> -port <port> -sname serverName -defaultvs <defaultvs> [-cert <certificate name>] [-sec <on|off>] [-acct <#accthreads>] -d server_root -sinst http_instance 注: -sec オプションには「true|false」、「1|0」、または「yes|no」を使用しないでください。 代わりに「on|off」を使用してください。 |
4671445 |
Sun Java System Web Server が、LDAP クライアント認証を要求される場合、SSL を介して LDAP サーバーに接続できない。 Sun Java System Web Server がクライアント認証を必要とする LDAP サーバーに接続する (この場合、Web Server はクライアントになる) 場合、Web Server の証明書を送信できず、アクセスが失敗します。 |
4863599 |
異なる組織単位の下では同じグループ名を使用できない。 同じグループ名が使用されていて、グループ名でアクセスを制限しようとした場合、Sun Java System Web Server は、クライアントがそのサイトにアクセスしようとしたときにエラーを返します。 回避策: 各組織単位では異なるグループ名を使用してください。 |
4963468 |
環境によっては、「リスト」権限がディレクトリのリスト表示に効力を発揮しない。 『Sun Java System Web Server 6.1 管理者ガイド』の第 9 章によると、インデックスファイルを格納していないディレクトリからディレクトリリストを取得するには「リスト」権限が必要です。しかし、特定の環境においては、適切な ACL によってリスト権限が拒否された場合でも、ディレクトリのリストを取得できます。このため、ディレクトリの索引化を制限する必要がある場合は、リスト権限を拒否する代わりに (またはこれに追加して)、『Sun Java System Web Server 6.1 管理者ガイド』の第 16 章に説明されているように、索引化を無効にすることをお勧めします。 |
6310956 6298215 |
LDAP が時間切れ (LDAP にタイムアウトが設定されているなど) のため接続をドロップすると、Web Server は LDAP への接続を再初期化できない。この現象は、Web Server が JES3/JES4 インストールの一部としてインストールされている場合にのみ発生し、スタンドアロン (ファイルベース) インストールでは発生しません。 回避策:
|
次の表は、ツールにおける既知の問題を一覧したものです。
表 18 ツールにおける既知の問題
バグ ID |
説明 |
---|---|
4905696 |
Microsoft Windows では、ファイル名を含めたクラスファイルの深さが 255 文字を越えた場合、配備は失敗する。 |
4912181 |
Linux では、wdeploy コマンド行ユーティリテーを使用してアプリケーションを配備したとき、NULL ポインタ例外がスローされる。これは、配備の終了時に、配備が成功した場合のみ発生する。 回避策: エラーは、配備に続いて reconfigure スクリプトの実行後、wdeploy が stdout/stderr を読み込むときに発生しているように見えます。再設定は、完了する必要がありますが、再設定メッセージのエラーログを調べて、サーバーが実際に再設定を行なったかどうか確認する必要があります。メッセージがそこになかった場合、手動で reconfigure スクリプトを実行してください。 |
次の表に、Web コンテナにおける既知の問題を示します。
表 19 Web コンテナにおける既知の問題
バグ ID |
説明 |
---|---|
4903162 |
url-patterns での大文字と小文字の使用に関連した Microsoft Windows の問題。 サーブレットの仕様ごとに、web.xml の url-pattern 要素は大文字と小文字が区別されて扱われます。これによって Microsoft Windows ではユーザーの予期しない動作が発生する場合があります (たとえば、クライアントが index.html と一致するものと考えて index.HTML を要求した場合など)。 |
次の表は、WebDAV における既知の問題を一覧したものです。
表 20 WebDAV における既知の問題
バグ ID |
説明 |
---|---|
4892017 |
親ディレクトリが排他的にロックされた場合、リソースの名前を変更、またはリソースの移動ができない。 これは、DAV クライアントが誤った If : ヘッダーを送信するとき発生します。たとえば、Macromedia Dreamweaver または DAV Explorer を使用して Web Server に接続し、コレクションを作成して、コレクションを無限の深さでロックする (すべてのリソースもロックする) 場合、リソースの名前を変更、またはリソースを削除できません。Adobe® GoLive® は、ロックの owner href が auth_user と一致する場合に、正しい If : ヘッダーを送信します。それ以外の場合には、GoLive でも、誤ったヘッダーも送信されます。 |
4902651 |
Virtual Server Manager の 「Lock Management」画面が、ハードリンク用のロック情報を適切に表示しない。 シンボリックリンク (ハードおよびソフト) は、Sun Java System Web Server の WebDAV 実装ではサポートされません。 |
Sun Java System Web Server 6.1 SP5 の使用にあたって問題が発生した場合は、以下のいずれかの方法で Sun のカスタマサポートにお問い合わせください。
Sun ソフトウェアサポートサービス http://www.sun.com/service/sunone/software
メンテナンス契約に対応した電話番号
できるだけ適切に問題に対処するために、お問い合わせの際には以下の情報をお知らせください。
問題の詳細な内容 (発生状況や業務への影響の度合など)
マシンのタイプ、OS のバージョン、および製品のバージョン (問題に関連している可能性のあるパッチやその他のソフトウェアを含む)
問題を再現するための詳細な手順
エラーログおよびコアダンプ
Sun ではマニュアルの品質向上のため、お客様のご意見、ご要望をお受けしております。Sun へのご意見は、http://docs.sun.com/ にある「コメントの送信」リンクを使用してお送りください。
ご意見をお送りいただく場合は、マニュアルの Part No. やタイトル名などの識別情報もあわせてご記入ください。
Sun Java Systems の有用な情報は、以下の場所から入手できます。
Sun Java System Web Server 6.1 および Service Pack のマニュアル
Sun ソフトウェア製品およびサービス http://www.sun.com/software
Sun 開発者向け情報 http://developers.sun.com/
Sun 開発者サポートサービス http://developers.sun.com/prodtech/support/
ソフトウェアサポートサービス http://www.sun.com/service/support/software/
Sun サポートおよびトレーニングサービス http://www.sun.com/supportraining
Sun コンサルティングおよびプロフェッショナルサービス http://www.sun.com/service/sunjavasystem/sjsservicessuite.html