適用可能な最新のパッチを使用して、オペレーティングシステムをアップデートすることをお勧めします。必要なパッチをプラットフォーム別に示します。
Solaris ユーザーは、以下のサイトの「推奨 & セキュリティーパッチ」セクションで入手可能な、Sun の推奨パッチクラスタをインストールする必要があります。 http://sunsolve.sun.com
Solaris 8 Update 7
Sun 推奨の最新セキュリティーおよび推奨パッチクラスタ。
Solaris 9 Update 4 以降。
Sun 推奨の最新セキュリティーおよび推奨パッチクラスタ。
Sun Java System Web Server 6.1 SP5 を使用するためには、以下のパッチが必要です。
HP-UX 11i は、PA-RISC プラットフォーム上でのみサポートされます。
HP-UX 11i オペレーティング環境コンポーネント — B.11.11.0203
11i に付属する必要なパッチ (2003 年 6 月) — B.11.11.0306.1
HP-UX 11i 用 Gold Base パッチ (2003 年 6 月) — B.11.11.0306.4
HP-UX 11i 用 Gold Application パッチ (2003 年 6 月) — B.11.11.0306.4
Pthread の拡張および修正 — PHCO_29109
Pthread.h の修正および新しい拡張 — PHCO_30544
libc man ページ累積パッチ — PHCO_29328
libc 累積パッチ — PHCO_29495
Java Out-of-Box — JAVAOOB, 1.0.00.02
Java Out-of-Box ツールは、必要なカーネル調整可能パラメータを構成するのに使用されます。カーネルの値を変更する場合には、このツールを使用することをお勧めします。必要に応じて、次に示す調整可能パラメータが右側の値以上になるように変更してください。
nkthreads — 3635
maxfiles — 60
maxfiles_lim — 1024
max_thread_proc — 512
maxswapchunks — 2048
nfile — 4136
ncallout — 3651
nproc — 2068
カーネル調整可能パラメータの変更は、システムに悪影響を及ぼす可能性があります。変更内容を完全に理解していない場合は変更しないでください。
Sun Java System Web Server 6.1 SP5 を使用するためには、以下のパッチが必要です。
基本レベルの OS — AIX 5.1
メンテナンスレベルのパッチ — 5100-05
JDK APAR — IY46667 は必須
基本レベルの OS — AIX 5.2
メンテナンスレベルのパッチ — 5200-02
JDK APAR — IY46668 は必須
Web Server 上に Java Web アプリケーションが配置されている場合、IBM JDK のマニュアルに従って、サーバーを起動する前に以下のように環境変数を設定する必要があります。
export AIXTHREAD_SCOPE=S
export AIXTHREAD_MUTEX_DEBUG=OFF
export AIXTHREAD_RWLOCK_DEBUG=OFF
export AIXTHREAD_COND_DEBUG=OFF
上記は、Web サーバーの起動スクリプトに直接追加できます。
基本レベルの OS — AIX 5.3
メンテナンスレベルのパッチ — 5300-01