Sun Java System Web Server 6.1 2005Q4 SP5 リリースノート

マニュアルとオンラインヘルプ

次の表は、マニュアルとオンラインヘルプにおける既知の問題を一覧したものです。

表 12 マニュアルにおける既知の問題

バグ ID 

説明 

4964908 

機能のアップグレードに関するマニュアルがない。 

5065188 

6173274 

『管理者ガイド』の「詳細検索」の節では、「検索」メニューの「通過検索」オプションについて誤って説明している。このメニューオプションは利用できません。

6155266 

『管理者ガイド』の設定ログレベルの説明が誤っている。

修正:Web Server の設定レベルは、次のように定義する必要があります。

メッセージは設定が正しくないことを示します

6206074 

『Administrator's Configuration File Reference』ChildRestartCallback 指令のデフォルト値の説明が誤っている。

修正:デフォルト値は no directive です。

6170766 

『インストールおよび移行ガイド』「Sun ONE Web Server インストールの前に」の節で、Web Server の新しいバージョンへのアップグレード方法の説明が誤っている。

修正:Sun Java Enterprise System 1 に含まれる Sun One Web Server 6.1 をアップグレードするには、patchadd を使用する必要があります。

6170769 

『Administrator's Configuration File Reference』AdminLanguage 指令に関する情報が誤っている。

修正:AdminLanguage 指令は、ログメッセージに表示される言語にのみ適用され、GUI には適用されません。

6173273 

『管理者ガイド』「MIME タイプの選択」の節の下に誤植がある。

修正:この文は次のようにしてください。詳細については、オンラインヘルプの「MIME Types」ページおよび管理者ガイドの「仮想サーバーの使用」を参照してください。

6173133 

『NSAPI Programmer's Guide』 の NSAPI 関数リファレンスの例が誤っている。

修正:例は次のようにしてください。

FilterMethods methods = FILTER_METHOD_INITIALIZED;

6173272 

『管理者ガイド』では、サポートされる Java のバージョンを「1.4.1_03」と誤って記述している。

修正:Sun Java System Web Server は、JavaTM 2 Platform, Standard Edition (J2SETM) 1.4.2_04 以降をサポートしています (32 ビットのみ。 64 ビットはサポートしていない)。J2SE ソフトウェアは Web Server に付属しており、選択すれば、Web Server のインストール中にインストールされます。

Web Server のインストール後に、独自の JDK をインストールすることもできます。管理サーバーの使用を計画している場合は、JDK をインストールする必要があります。 

5016571 

Generic Thread Pools の下の「オンラインヘルプ」 ページの情報が誤っています。

5029460 

『管理者ガイド』には、誤った certmap.conf の設定が記述されている。

このガイドの certmap.conf の説明には、次のように書かれています。

最初の行にはエントリの名前と、CA 証明書内に記載されている識別名を設定する属性を指定します。名前は任意です。 好きな名前に定義できます。ただし、issuerDN は、そのクライアント証明書を発行した CA の発行者 DN と正確に一致している必要があります。たとえば、次の 2 つの issuerDN 行は、属性間に空白文字があるかどうかという点が異なるだけですが、サーバーは、これら 2 つのエントリを別のものとして取り扱います。 

certmap sun1 ou=Sun Certificate Authority,o=Sun, c=US certmap sun2 ou=Sun Certificate Authority,o=Sun, c=US

修正:この 2 行は、次のようにしてください。

certmap sun1 ou=Sun Certificate Authority,o=Sun, c=US certmap sun2 ou=Sun Certificate Authority, o=Sun, c=US

5031366 

『管理者ガイド』のオンラインバージョンで、正しくないリンクがある。

4968568 

『Administrator's Configuration File Reference』ガイドの ConnQueueSize 指令に関する説明が不明瞭。

4975161 

『Administrator's Configuration File Reference』には、pool-init のオプションのパラメータ「block-size」の記述がない。

5002190 

『管理者ガイド』には、 htpasswd コマンドユーティリティーに関する情報が記述されていない。

追加情報:htpasswd コマンドは、htaccess アクセス制御メカニズムでの使用に適したパスワードファイルを生成または変更するために使用します。

htpasswd の使用方法:

htpasswd [-c] passwordfile username [password]

-c は新しいパスワードファイルを作成します。 

上述のとおりに、-c は古いパスワードファイルが存在する場合に、それを上書きして新しいパスワードファイルを作成します。-c を付けないと、コマンドはユーザーのパスワードを更新する (ユーザーが既に存在する場合) か、または指定された名前で新しいユーザーを追加して、既存のファイルを変更します。

オプションのパスワード引数を指定しないと、割り当てるパスワードを入力するように求められます。 

htaccess は Web Server の優先されるアクセス制御メカニズムではありません。できる限り、ACL を使用してください。 

5002192 

『Administrator's Configuration File Reference』loglevel 属性に関する情報が誤っている。

修正:loglevel の説明は次のようにしてください。

他の要素によってエラーログに記録されるメッセージのデフォルトの種類を制御します。使用できる値は、最高から最低まで次のようになります: finest、finer、fine、info、warning、failure、config、security、および catastrophe。 

5020640 

『NSAPI Programmer's Guide』には %duration% flex-log format 変数についての記述がない。

5029321 

『Administrator's Configuration File Reference』<Client uri="*foo*" uri="*~bar*"> 指令の記述が誤っている。

修正:場合によっては、評価で単一の評価文を使用するように書き換えることができます。

<Client uri="*foo*~*bar*">.

これは機能上、次と同じです。 

<Client uri="*foo*" uri="~*bar*">.

5038534 

『Administrator's Configuration File Reference』LogFlushInterval 指令のデフォルト値が間違っている。

修正:LogFlushInterval 指令の正しいデフォルト値は 2 秒です。

5043491 

オンラインヘルプの内容が間違っている。 

4781137 

『管理者ガイド』 の次の情報が間違っている。

  • このガイドには、libdigest-plugin.ldif が存在するパスが定義されていない。

    追加情報: libdigest-plugin.ldif<server-root>/plugins/digest/libdigest-plugin.ldif にあります。

  • ダイジェスト認証を処理するように Web Server を設定する (dbswitch.conf のデータベース定義の digestauth プロパティーを設定する) 情報が記述されていますが、その実行手順は説明されていません。

  • libdigest-plugin.so libdigest-plugin.lib と誤って説明されています。

  • iplanetReversiblePassword の説明がありません。

4823362 

『管理者ガイド』は ACL に関する追加情報で更新する必要がある。

追加情報:一致する ACL が複数ある場合、サーバーは最後に一致した文を使用します。uri ACL が最後に一致する文であるため、デフォルトの ACL は無視されます。

4862795 

『管理者ガイド』「ログファイルの保管」ページの説明が不明瞭。

修正:説明をわかりやすくするため、マニュアルに次の注記を追加します。ユーザーは古いログファイルをアーカイブまたは削除できます (この操作は、Web Server によって実行されない)。

5046588 

『インストールおよび移行ガイド』 の Sun アクセラレータハードウェアのサポートされるバージョンの記述が誤っている。

修正:Sun アクセラレータハードウェアのサポートされるバージョンは、500 および 1000 です。

5052605 

『NSAPI Programmer's Guide』では、content-type を小文字にする必要があることが明確に指示されていない。

5053339 

オンラインヘルプ — 『管理者ガイド』およびオンラインヘルプに、ディレクトリの索引化に関する情報がない。

5062560 

『インストールおよび移行ガイド』に start-on-boot オプションを無効にする方法が記述されていない。

追加情報:ユーザーは次のように、start-on-boot オプションを無効にできます。

Solaris および HPUX — webserver01 スクリプトの S1WS_START_ONBOOT 変数を編集して無効にします。

[Solaris] 

/etc/init.d/webserver01

[HPUX] 

/sbin/init.d/webserver01

Linux — 次のリンクを削除して無効にします。 

/etc/rc.d/rc3.d/S75webserver01

/etc/rc.d/rc5.d/S75webserver01

6067059 

『管理者ガイド』で、コンテンツ本文を含まないタグはすべて、「>」終了タグの前に「/」が必要である。

4928287 

すべてのドキュメントで、<instance>/lib ディレクトリが存在しないことを通知していない。

追加情報:このディレクトリはインストーラによって作成されません。ディレクトリが存在しない場合、ユーザーが作成する必要があります。

4970961 

『Administrator's Configuration File Reference』では、ChunkedRequestTimeout について詳細に説明していない。

6308091 

『Administrator's Configuration File Reference』 — ppath のチルドを使用したワイルドカードは、説明の通りに機能しない。

修正:ユーザーは次のいずれかを設定する必要があります。

設定 1

<Object ppath="*~*.gif*"> AddLog fn=flex-log name="access"</Object>

設定 2

<Object ppath="*~*(.gif|.gif/)"> AddLog fn=flex-log name="access" </Object>

6285234 

『Administrator's Configuration File Reference』では、 StrictHttpHeaders 指令のデフォルト値を on であると誤って説明している。

修正: StrictHttpHeaders 指令のデフォルト値は off です。

6067318 

『Administrator's Configuration File Reference』set-variable エラーパラメータの情報が不十分。

修正: set-variable エラーパラメータの説明は次のようにしてください。

HTTP 状態コードを設定し、REQ_ABORTED を返して、要求を中止します。要求を中止せずに、HTTP 状態コードを設定するには、set-variable エラーパラーメータと noaction パラメータを使用します。

HTTP 状態コードを書き換えるには、<Client> タグを使用して、元の状態コードと照合し、Output 指令を使用して、新しい状態コードを設定します。たとえば、次のコードでは、すべての 302 Moved Temporarily 応答を 301 Moved Permanently 応答に書き換えます。 

<Client code="302">Output fn="set-variable" error="301 Moved Permanently" noaction="true" </Client>

6281323 

『Sun Java System Web Server 6.1 2005Q1 SP4 リリースノート』の Windows 2003 オペレーティングシステムのバージョンの記述が誤っている。

修正:Web Server 6.1 SP4 でサポートされる Windows 2003 のバージョンは次の通りです。

Windows Server 2003, SP1 Enterprise Edition

6237209 

『Sun Java System Web Server 6.1 2004Q3 SP3 リリースノート』には、さまざまな RedHat Linux カーネルに関する情報が不足している。

6237303 

『SUN ONE Web Server 6.1 リリースノート』には、Solaris SPARC に必要なパッチで記載されていないものがある。

追加情報:Solaris 8 上の Web Server 6.1 には、109326-09 パッチが必要です。

6230379 

『Administrator's Configuration File Reference』remove-file() SAF の記述が誤っている。

修正:remove-file()delete-file() に変更します。

6208955 

『NSAPI Programmer's Guide』では SERVER_SOFTWAREMAGNUS_VERSION_STRING として誤って説明している。

修正: SERVER_SOFTWARE の NSAPI 変数は、system_version() です。

4673436 

ドメインコントローラ環境内で、iWS にリモート共有を認識させるには。 

4841310 

.htaccess で認証すると、REMOTE_USER 変数を取得できない。

5059527 

Web Server 設定ファイルおよびスクリプトは、webservd で書き込みできる。 

6320016 

『Administrator's Configuration File Reference』では、Windows での listenQ のデフォルト値について明確に定義していない。

修正:Windows での listenQ のデフォルト値は 200 です。