Sun Java System Web Server 6.1 2005Q4 SP5 リリースノート

移行

次の表は、移行における既知の問題を一覧したものです。

表 14 移行における既知の問題

バグ ID 

説明 

4790457 

移行したサーバーのドキュメントルートを 4.1 から変更できない。 

回避策: 移行したインスタンスの obj.conf および server.xml を手動で編集します。これらのファイルは <code><SERVER_ROOT>/<HTTPS-INSTANCE>/config ディレクトリの下にあります。

obj.conf で、次の行を変更します。


NameTrans fn=document-root root="<existing_doc_root>"

変更後 


NameTrans fn=document-root root="$docroot"

server.xml で関連する VSCLASS 下の次の行を変更します。


<PROPERTY name="docroot" value="<existing_doc_root>"/>

変更後 


<PROPERTY name="docroot" value="<new_doc_root>"/>

6213097 

ktsearch.jar が Sun Java Enterprise System 3 (JES3) で正しく移行されない。 

回避策: 正しいパスを指すように、移行されるインスタンスの server.xml ファイルを手動で編集します。

Linux の場合: /opt/sun/private/share/lib/ktsearch.jar

Solaris Sparc の場合: /usr/share/lib/ktsearch.jar

5007081 

web-apps ファイルの状態が 6.0 から 6.1 に移行中に無視される 

server.xml 内で、ファイルレベルで定義された web-apps の状態は移行されません。ユーザーが web-apps ファイルの状態をオフにして切り替えると、移行時にこれらのアプリケーションが公開されます。

回避策: 移行されるインスタンスの server.xml ファイルを編集し、各 web-apps の状態をオフにします。

4988156 

既存のインストールへの SP_2 パッチをインストール (更新) 

Sun Java Enterprise System (JES) の一部としてインストールした Sun Java System Web Server 6.1 を最新の Service Pack にアップグレードする必要がある場合は、関連するパッチをダウンロードし適用する必要があります。 詳細については『JES 3 の移行およびアップグレード』のガイドを参照してください。