パッチ 5 以降のパッチには、次のファイルを読み込んで Directory Server サービススキーマを更新する updateschema.sh スクリプトが含まれています。
AddLDAPFilterCondition.xml
amPolicyConfig_mod_ldfc.xml
accountLockoutData.xml
accountLockout.ldif
idRepoServiceAddAttrSchemaRequest_Cache.xml
wsf1.1_upgrade.xml
amAuth_mod.xml
amAuthCert_mod.xml
Access Manager の以前のリリースでは、これらのファイルを手動で読み込む必要がありました。
updateschema.sh スクリプトを実行するには、次の手順に従います。
スーパーユーザー (root) としてログインします。
パッチディレクトリに移動します。
スクリプトを実行します。Solaris システムの場合の例を示します。
# cd /120954-07 # ./updateschema.sh
Windows システムでは、このスクリプトの名前は updateschema.pl です。
スクリプトからユーザーの入力を要求されたら、次の項目を入力します。
Directory Server のホスト名とポート番号
Directory Server の管理ユーザー DN とパスワード
amadmin DN とパスワード
スクリプトが入力内容を検証し、ファイルを読み込みます。このスクリプトは次のログファイルも書き込みます。
Solaris システム: /var/opt/SUMWam/logs/AM70Patch.upgrade.schema. timestamp
Linux システム: /var/opt/sun/identity/logs/AM70Patch.upgrade.schema. timestamp
スクリプトの実行が終了したら、Access Manager Web コンテナを再起動します。
注: パッチ 5 をバックアウトした場合、updateschema.sh スクリプトによって追加されたスキーマの変更は Directory Server から削除されません。ただし、パッチをバックアウトしたあとで、これらの変更が Access Manager の機能や使い勝手に影響を与えることはないため、これらの変更を手動で削除する必要はありません。