Sun Java System Access Manager 7 2005Q4 リリースノート

LDIF ファイルと XML ファイルを読み込む新しい updateschema.sh スクリプト

パッチ 5 以降のパッチには、次のファイルを読み込んで Directory Server サービススキーマを更新する updateschema.sh スクリプトが含まれています。

Access Manager の以前のリリースでは、これらのファイルを手動で読み込む必要がありました。

updateschema.sh スクリプトを実行するには、次の手順に従います。

  1. スーパーユーザー (root) としてログインします。

  2. パッチディレクトリに移動します。

  3. スクリプトを実行します。Solaris システムの場合の例を示します。

    # cd /120954-07 
    # ./updateschema.sh

    Windows システムでは、このスクリプトの名前は updateschema.pl です。

  4. スクリプトからユーザーの入力を要求されたら、次の項目を入力します。

    • Directory Server のホスト名とポート番号

    • Directory Server の管理ユーザー DN とパスワード

    • amadmin DN とパスワード

  5. スクリプトが入力内容を検証し、ファイルを読み込みます。このスクリプトは次のログファイルも書き込みます。

    • Solaris システム: /var/opt/SUMWam/logs/AM70Patch.upgrade.schema. timestamp

    • Linux システム: /var/opt/sun/identity/logs/AM70Patch.upgrade.schema. timestamp

  6. スクリプトの実行が終了したら、Access Manager Web コンテナを再起動します。

注: パッチ 5 をバックアウトした場合、updateschema.sh スクリプトによって追加されたスキーマの変更は Directory Server から削除されません。ただし、パッチをバックアウトしたあとで、これらの変更が Access Manager の機能や使い勝手に影響を与えることはないため、これらの変更を手動で削除する必要はありません。