Sun Java System Access Manager 7 2005Q4 リリースノート

特定のアプリケーションのアイドルセッションタイムアウト値のサポート

パッチ 5 では、アプリケーションごとに異なるセッションアイドルタイムアウト値を設定できます。企業では、セッションサービスに指定されたセッションアイドルタイムアウトより小さいセッションアイドルタイムアウト値が一部のアプリケーションで必要になる場合があります。たとえば、セッションサービスのセッションアイドルタイムアウト値を 30 分に指定したが、HR アプリケーションはユーザーが 10 分以上アイドル状態だったらタイムアウトするべきである場合などです。

この機能を使用するための要件は、次のとおりです。

この機能を使用するには、次の手順に従います。

たとえば次の認証方式条件を持つポリシー http://host.sample.com/hr/* があるとします。

HR アプリケーションのリソースを保護するために定義されたポリシーが複数ある場合は、すべてのポリシーに条件を追加してください。

個別のセッション内のユーザーが Access Manager エージェントによって保護された HR アプリケーションにアクセスしようとすると、そのユーザーは LDAP 方式への認証を要求されます (ユーザーがまだ認証されていない場合)。

ユーザーがすでに LDAP 方式に認証されている場合は、最後に認証が行われた時間またはそのユーザーが HR アプリケーションに最後にアクセスした時間から 10 分以上経過していなければ、そのユーザーにアクセスが許可されます。それ以外の場合は、ユーザーがアプリケーションにアクセスしようとすると、再度 LDAP 方式への認証が要求されます。