この配備シナリオでは、2 つの Access Manager インスタンスが同じホストサーバーに配備され、各インスタンスは異なる Web コンテナインスタンス上にあります。次の手順を実行します。
パッチ 5 を適用します。
amsilent ファイルを変更し、1 つめの Access Manager インスタンスを再配備します。
2 つめの Access Manager インスタンスのために再度 amsilent を変更し、そのインスタンスを再配備します。
amsilent ファイルに NEW_INSTANCE=false が設定されていると、1 つめの Access Manager インスタンス用の serverconfig.xml ファイルが 2 つめの Access Manager インスタンスの情報で上書きされます。それ以降、1 つめの Access Manager インスタンスの再起動は失敗します。serverconfig.xml ファイルは、使用中のプラットフォームに応じて、次のディレクトリにあります。
Solaris システム: /etc/opt/SUNWam/config
Linux システム: /etc/opt/sun/identity/config
回避方法: 2 つめの Access Manager を配備するときに、amsilent ファイルに NEW_INSTANCE=true を設定します。2 つめの Access Manager インスタンス用の serverconfig.xml ファイルが正しい情報で更新され、1 つめの Access Manager インスタンス用の serverconfig.xml ファイルが上書きされません。