プロキシユーザーは、任意のユーザーの権限 (たとえば、組織管理者またはエンドユーザー) を獲得することができます。プロキシユーザーにバインドされた接続とともに接続プールが作成されます。Access Manager は、cn=puser,ou=DSAME Users,dc=example,dc=com というDN でプロキシ ユーザーを作成します。このユーザーは、Directory Server に対して行われるすべてのクエリーに使用されます。プロキシユーザーは、Directory Server ですでに設定されているプロキシユーザー ACI を利用するので、必要なときにユーザーに代わってアクションを実行できます。プロキシユーザーは、すべてのクエリー (サービス設定や組織情報の取得など) の受け渡し経路となる開いた接続を維持します。プロキシユーザーのパスワードは常に暗号化されます。「プロキシユーザー」は、serverconfig.xml に格納された暗号化パスワードの例を示しています。
<User name="User1" type="proxy"> <DirDN> cn=puser,ou=DSAME Users,dc=example,dc=com </DirDN> <DirPassword> AQICkc3qIrCeZrpexyeoL4cdeXih4vv9aCZZ </DirPassword> </User> |