Sun Java System Access Manager 7 2005Q4 管理ガイド

ProcedureWebSphere 5.1 をインストールおよび設定する

手順
  1. .zip または .gz 形式の、ダウンロードしたソフトウェアイメージを展開します。必ず、プラットフォームに合った適切な zip/gzip ユーティリティーを使用してください。ユーティリティーが適切でないと、展開中にチェックサムエラーが発生する場合があります。

  2. ターゲットシステムのシェルウィンドウからインストールプログラムを実行します。パッチをインストールする予定の場合、まず 5.1 バージョンをインストールしてからパッチを適用します。詳細なインストール手順については、http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/ws51help/index.jsp を参照してください。

    インストールプロセスの実行時に、あとで Access Manager の設定で使用する次の情報を必ずメモしておいてください。

    • ホスト名

      • ドメイン名

      • セル名

      • ノード名

      • ポート番号

      • インストールディレクトリ

      • WebSphere インスタンス名

      • 管理ポート

        デフォルトでは、WebSphere はサーバーインスタンスを server1 として定義しますが、このデフォルトを使用することはほとんどありません。新しいインスタンスを作成する場合、Access Manager の設定および配備の情報を必ずメモしておいてください。手順については、WebSphere 5.1 のドキュメントを参照してください。

  3. インストールが成功したことを確認します。

    1. 次のディレクトリに server.xml ファイルが存在することを確認します。

      /opt/WebSphere/AppServer/config/cells/cell-name/noes/

      node-name/servers/server1

    2. サーバーの起動には、次の例のように startServer.sh コマンドを使用します。

      /opt/WebSphere/AppServer/bin/startServer.sh server1

    3. サンプル Web アプリケーションを見るには、Web ブラウザで、対応する URL を次の形式で入力します。

      http:// fqdn:portnumber/snoop

  4. インストールが成功したことを確認したら、stopServer.sh ユーティリティーを使用してサーバーを停止します。次に例を示します。

    opt/WebSphere/AppServer/bin/stopServer.sh server1

  5. WebSphere 5.1 のパッチをインストールする場合は、updateWizard.sh コマンド行ユーティリティーを使って元の 5.1 インスタンス上にパッチをインストールします。

  6. WebSphere を再起動し、インストールが成功したことを確認します。