この節では、Apache 2 Web サーバーを正常にコンパイルしてロードバランサプラグインを実行するための最小要件を説明します。Apache ソースは、SSL と連携して動作するようにコンパイルし、ビルドする必要があります。
UNIX および Linux プラットフォームの要件は次のとおりです。
openssl-0.9.7e (ソース)
httpd-2.0.49 (ソース)
gcc-3.3-sol9-sparc-local パッケージ (Solaris SPARC の場合)
gcc-3.3-sol9-intel-local パッケージ (Solaris x86 の場合)
flex-2.5.4a-sol9-sparc-local パッケージ (Solaris SPARC の場合)
flex-2.5.4a-sol9-intel-local パッケージ (Solaris x86 の場合)
さらに、Apache をコンパイルする前に、次の操作を実行する必要があります。
Linux プラットフォームでは、同じマシンに Sun Java System Application Server をインストールします。
Solaris オペレーティングシステムでは、PATH に gcc バージョン 3.3 と make が存在し、flex がインストールされていることを確認します。
Solaris 10 オペレーティングシステムでは、OpenSSL の make を実行する前に、/usr/local/lib/gcc-lib/sparc-sun-solaris2.9/3.3/install-tools/mkheaders (Solaris SPARC) または /usr/local/lib/gcc-lib/i386-pc-solaris2.9/3.3/install-tools/mkheaders (Solaris x86) を実行します。
Red Hat Enterprise Linux Advanced Server 2.1 上で gcc を使用する場合は、バージョンが gcc 3.0 以降である必要があります
その他の C 言語コンパイラを使用するには、PATH 環境変数にその C 言語コンパイラと make ユーティリティーのパスを設定します。次に例を示します。export LD_LIBRARY_PATH= install-dir/lib:$LD_LIBRARY_PATH. この例は sh 用です。
これらのソフトウェアのソースは、http://www.sunfreeware.com で入手できます。