Sun Java System Application Server Enterprise Edition 8.1 2005Q2 管理ガイド

ログレコード

Application Server は、JSR 047 に指定されている「Java 2 platform Logging API」を使用します。Application Server のログメッセージはサーバーログ内に記録されます。このサーバーログの場所は通常、domain-dir/logs/server.log です。

domain-dir/logs ディレクトリには、サーバーログのほかに別の 2 種類のログも格納されます。access サブディレクトリには HTTP サービスアクセスログ、tx サブディレクトリにはトランザクションサービスログがあります。これらのログについては、「HTTP サービスのアクセスログを設定する」および 「トランザクションの設定」を参照してください。

Application Server のコンポーネントがログ出力を生成します。アプリケーションコンポーネントもログ出力を生成できます。

アプリケーションコンポーネントは、Apache Commons ロギングライブラリを使ってメッセージをロギングしてもかまいません。ただし、ログ設定を効率的に行いたい場合は、プラットフォーム標準の JSR 047 API を使用することをお勧めします。

ログレコードは次の統一形式に従います。

[#|yyyy-mm-ddThh:mm:ss.SSS-Z|Log Level|ProductName-Version|LoggerName|Key Value Pairs|Message|#]

次に例を示します。

[#|2004-10-21T13:25:53.852-0400|INFO|sun-appserver-e8.1|javax.enterprise.
system.core|_ThreadID=13;|CORE5004: Resource Deployed: 
[cr:jms/DurableConnectionFactory].|#]

この例について説明します。

このログレコード形式は、将来のリリースでは変更または拡張される可能性があります。