この節では、次の項目について説明します。
この節では、Apache 1.3 Web サーバーを正常にコンパイルしてロードバランサプラグインを実行するための最小要件を説明します。Apache ソースは、SSL と連携して動作するようにコンパイルし、ビルドする必要があります。
UNIX および Linux プラットフォームの要件は次のとおりです。
openssl-0.9.7d (ソース)
mod_ssl-2.8.16-1.3.29 (ソース)
apache_1.3.29 (ソース)
gcc-3.3-sol9-sparc-local パッケージ (Solaris 9 SPARC/x86 の場合)
flex-2.5.4a-sol9-sparc-local パッケージ (Solaris 9 SPARC の場合)
flex-2.5.4a-sol9-intel-local パッケージ (Solaris 9 x86 の場合)
さらに、Apache をコンパイルする前に、次の操作を実行する必要があります。
Linux では、同じマシンに Sun Java System Application Server をインストールします。
Solaris 8 では、PATH に gcc と make が存在することを確認します。
Solaris 9 では、PATH に gcc バージョン 3.3 と make が存在し、flex がインストールされていることを確認します。
Red Hat Enterprise Linux Advanced Server 2.1 上で gcc を使用する場合は、バージョンが gcc 3.0 以降である必要があります
その他の C 言語コンパイラを使用するには、PATH 環境変数にその C 言語コンパイラと make ユーティリティーのパスを設定します。次に例を示します。
export LD_LIBRARY_PATH=$LD_LIBRARY_PATH:install-dir/lib
これらのソフトウェアのソースは、http://www.sunfreeware.com で入手できます。
この節では、Apache 2 Web サーバーを正常にコンパイルしてロードバランサプラグインを実行するための最小要件を説明します。Apache ソースは、SSL と連携して動作するようにコンパイルし、ビルドする必要があります。
UNIX および Linux プラットフォームの要件は次のとおりです。
openssl-0.9.7e (ソース)
httpd-2.0.49 (ソース)
gcc-3.3-sol9-sparc-local パッケージ (Solaris SPARC の場合)
gcc-3.3-sol9-intel-local パッケージ (Solaris x86 の場合)
flex-2.5.4a-sol9-sparc-local パッケージ (Solaris SPARC の場合)
flex-2.5.4a-sol9-intel-local パッケージ (Solaris x86 の場合)
さらに、Apache をコンパイルする前に、次の操作を実行する必要があります。
Linux プラットフォームでは、同じマシンに Sun Java System Application Server をインストールします。
Solaris オペレーティングシステムでは、PATH に gcc バージョン 3.3 と make が存在し、flex がインストールされていることを確認します。
Solaris 10 オペレーティングシステムでは、OpenSSL の make を実行する前に、/usr/local/lib/gcc-lib/sparc-sun-solaris2.9/3.3/install-tools/mkheaders (Solaris SPARC) または /usr/local/lib/gcc-lib/i386-pc-solaris2.9/3.3/install-tools/mkheaders (Solaris x86) を実行します。
Red Hat Enterprise Linux Advanced Server 2.1 上で gcc を使用する場合は、バージョンが gcc 3.0 以降である必要があります
その他の C 言語コンパイラを使用するには、PATH 環境変数にその C 言語コンパイラと make ユーティリティーのパスを設定します。次に例を示します。export LD_LIBRARY_PATH= install-dir/lib:$LD_LIBRARY_PATH. この例は sh 用です。
これらのソフトウェアのソースは、http://www.sunfreeware.com で入手できます。
Apache ソフトウェアがすでにダウンロードされ、圧縮解凍されている必要があります。
OpenSSL をコンパイルし、ビルドします。OpenSSL の詳細については、http://www.openssl.org/ を参照してください。
Linux とともにインストールされた OpenSSL のバージョンが 0.9.7e である場合は、Linux プラットフォーム上で次の手順を実行する必要はありません。
OpenSSL ソースをダウンロードし、展開します。
Apache 1.3 の場合は、mod_ssl を使用して Apache を設定します。Apache 2 の場合は、次の手順を実行する必要はありません。mod_ssl の詳細については、http://www.modssl.org/ を参照してください。
mod_ssl ソースを展開し、次の手順に従います。
Apache 2.0 の場合は、次のようにしてソースツリーを設定します。
Linux 2.1 上の Apache については、コンパイルの前に次の手順を実行します。
src/MakeFile を開き、自動生成セクションの終わりを見つけます。
自動生成セクションに続く 4 行のあとに、次の行を追加します。
LIBS+= -licuuc -licui18n -lnspr4 -lpthread -lxerces-c -lsupport -lnsprwrap -lns-httpd40
LDFLAGS+= -L/install-dir/lib -L/opt/sun/private/lib
-L/opt/sun/private/lib の部分は、Application Server を Java Enterprise System インストールの一部としてインストールした場合にのみ必要です。
次に例を示します。
## (End of automatically generated section)##
CFLAGS=$(OPTIM) $(CFLAGS1) $(EXTRA_CFLAGS)LIBS=$(EXTRA_LIBS) $(LIBS1)INCLUDES=$(INCLUDES1) $(INCLUDES0) $(EXTRA_INCLUDES)LDFLAGS=$(LDFLAGS1) $(EXTRA_LDFLAGS)"
LIBS+= -licuuc -licui18n -lnspr4 -lpthread -lxerces-c -lsupport -lnsprwrap -lns-httpd40LDFLAGS+= -L/install-dir/lib -L/opt/sun/private/lib
環境変数 LD_LIBRARY_PATH を作成します。変数の値は、install-dir /lib (すべてのインストール) および install-dir/lib:opt/sun/private/lib (Java Enterprise System インストールの一部としてインストールした Application Server のみ) とします。
使用しているバージョンのインストール手順に従って Apache をコンパイルします。完全なマニュアルは、http://httpd.apache.org/ にあります。
一般的な手順は次のとおりです。
使用する環境に合わせて Apache を設定します。
Apache のインストールが完了したら、プラグインのインストール後に「Modifications to Apache Web Server」を参照してください。