Sun Java System Calendar Server 6 2005Q4 管理ガイド

「アーカイブおよびホットバックアップの設定」パネル

このパネルでは、自動バックアップタイプの両方、または 2 つのタイプのどちらかを選択できます。または、どちらも選択しなくてもかまいません。必要に応じて、各ボックスを選択または選択解除します。アーカイブバックアップとホットバックアップの両方を使用することを強くお勧めします。


ヒント –

機器の損傷のためにデータベースのコピーがすべて失われることがないようにしてください。自動バックアップコピーは、ライブデータベースが格納されているものとは別のディスクやディスクシステムに保存してください。


自動バックアップについては、第 10 章「自動バックアップ (csstored) の設定」を参照してください。

図 3–6 「アーカイブおよびホットバックアップの設定」パネル

これは「アーカイブおよびホットバックアップの設定」パネルのスクリーンショットです。

アーカイブを有効

このボックスにチェックマークが付いていると (デフォルト)、csstored によって 24 時間ごとにカレンダデータベースのスナップショットが取得されます。一日の終わりに、その日のトランザクションログファイルがスナップショットとともにアーカイブバックアップディレクトリに格納されます。

アーカイブディレクトリ

「参照...」をクリックしてバックアップディレクトリを選択するか、デフォルトをそのまま使用します。

ホットバックアップを有効

このボックスにチェックマークが付いていると (デフォルト)、csstored によって 24 時間ごとにカレンダデータベースのスナップショットが取得されますが、設定された間隔 (デフォルトでは 2 分) でトランザクションログがスナップショットに適用されるため、ライブデータベースとほぼ同じ内容が保証されます。

ホットバックアップディレクトリ

「参照...」をクリックしてバックアップディレクトリを選択するか、デフォルトをそのまま使用します。

アーカイブする期間 (日数)

「最小」および「最大」フィールドの上向きの矢印または下向きの矢印をクリックすると、アーカイブバックアップをバックアップディレクトリに保存しておく日数を選択できます。

ホットバックアップする期間 (日数)

「最小」および「最大」フィールドの上向きの矢印または下向きの矢印をクリックすると、ホットバックアップをディレクトリに保存しておく日数を選択できます。

一度に実際に格納されるコピー数は、ファイルのサイズやディレクトリのサイズによって異なります。ics.conf ファイルで設定したサイズ制限、または最大コピー数の制限のいずれかを超えると、この設定パネルで指定した最小数まで、もっとも古いコピーが破棄されます。

続行する場合は「次へ」をクリックし、前のパネルに戻る場合は「戻る」をクリックします。 設定プログラムを終了する場合は「取消し」をクリックします。