Service Registry 3 2005Q4 管理ガイド

レジストリオブジェクトの特定

レジストリオブジェクトの特定方法としてもっともよく使用されるのは、名前による特定です。ただし、通常は registry ルートから RegistryPackage までのパスによって RegistryPackage オブジェクトを特定します。たとえば、/registry/userData は、userData RegistryPackage へのパスです。

一部の名前一致では、ワイルドカードがサポートされています。1 文字に一致させるには疑問符 (?) を使用します。0 個以上の文字に一致させるにはアスタリスク (*) を使用します。

cdchown など、一部のコマンドでは、URN (Uniform Resource Name) によるオブジェクトの特定がサポートされています。ただし、その場合、先頭の urn: まで含めて指定する必要があります。たとえば、urn:uuid:2702f889-3ced-4d49-82d1-e4cd846cb9e4 は有効な URN です。

chown コマンドでは別の方法もサポートされています。その方法では、先行する users コマンドで表示された一覧内の特定の User を、% number を使って参照します。

一部のコマンドでは、空白を含む名前を入力できます。その場合、名前全体を二重引用符で囲むか、名前に含まれる各空白の直前に円記号を付けます。

select コマンドでは、SQL のワイルドカードがサポートされています。複数の文字に一致させるにはパーセント記号 (%) を、1 文字に一致させるにはアンダースコア (_) を、それぞれ使用します。