Sun Java System Messaging Server 6 2005Q4 管理ガイド

特定タスクへのアクセスを限定するには

一般的に、管理者はサーバーに接続して 1 つ以上の管理タスクを実行します。コンソールの「Messaging Server タスク」フォームには、頻繁に実行される管理タスクが一覧表示されます。

デフォルトでは、特定の Messaging Server にアクセスできると、そのサーバーのすべてのタスクにアクセスできます。ただし、タスクフォーム内の各タスクには、一連のアクセス制御インストラクション (ACI) を関連付けることができます。サーバーは、接続しているユーザー (サーバー全体に対するアクセス権をすでに持っているユーザー) にタスクへのアクセス権を与える前に、これらの ACI を参照します。実際、タスクフォームには、そのユーザーがアクセス権を持っているタスクだけが表示されます。

Messaging Server へのアクセス権がある場合は、アクセスできる任意のタスクに関する ACI を作成または編集して、ほかのユーザーやグループがそのタスクに対して持つことができるアクセス権を制限できます。

Procedureユーザーまたはグループのタスクアクセス権を制限するには

手順
  1. 制限付きアクセス権を与える対象の Messaging Server へのアクセス権を持っている管理者として、コンソールにログインします。

  2. サーバーを開き、そのサーバーのタスクフォームで、タスクのテキストをクリックして、タスクを選択します。

  3. 「編集」メニューの「アクセス権の設定」を選択し、アクセスルールのリストに対する追加や編集を行い、ユーザーまたはグループに必要なアクセス権を与えます。

  4. 必要に応じて、ほかのタスクについて同じ手順を繰り返します。

    詳細な手順については、『Managing Servers with iPlanet Console』のサーバー管理の委任に関する章を参照してください。

    ACI とその作成方法の詳細については、『Managing Servers with iPlanet Console』のサーバー管理の委任に関する章を参照してください。