Sun Java System Messaging Server 6 2005Q4 管理ガイド

メッセージアクセスを監視する

この節には、次の項があります。

imapd、popd、および httpd を監視する

これらのプロセスによって、IMAP、POP、および Web メールサービスにアクセスします。これらのいずれかが実行されていないか応答がない場合、サービスは正しく機能しません。サービスが実行されていても過負荷の場合は、監視することでそれを検出し、より適切に設定し直すことができます。

imapd、popd、および httpd に関する問題の兆候

接続が拒否されるか、システムが遅すぎて接続できません。たとえば、IMAP が実行されていないときに IMAP に直接接続しようとすると、以下のようなメッセージが表示されます。

telnet 0 143 Trying 0.0.0.0... telnet: Unable to connect to remote host: Connection refused

クライアントに接続しようとすると、以下のようなメッセージが表示されます。

Client is unable to connect to the server at the location you have specified. The server may be down or busy.

imapd、popd、および httpd を監視するには

stored を監視する

stored は、存続期間決定ポリシーを実行したり、ディスクに保存されているメッセージを消去して、メッセージデータベースのデッドロック操作やトランザクション操作などの、さまざまな重要なタスクを実行します。stored が実行を停止すると、最終的には Messaging Server に問題が発生します。start-msg が実行されているときに stored が起動していないと、ほかのプロセスも起動しません。stored の詳細は、『Sun Java System Messaging Server 6 2005Q4 Administration Reference』「stored」を参照してください。

stored に関する問題の兆候

表面的な問題の兆候はありません。

stored を監視するには