メタキャラクタ $C、$L、$R、および $E は、マッピング処理を終了するかどうか、またいつ終了するかなど、マッピング処理に影響を与えます。これらのメタキャラクタには、次の効果があります。
$C は現在のエントリの出力文字列をマッピング処理の新しい入力文字列として使用し、次のエントリからマッピング処理を続行します。
$L は、現在のエントリの出力文字列をマッピング処理の新しい入力文字列として使用し、次のエントリからマッピング処理を続行します。一致するエントリが見つからない場合には、もう一度そのテーブルの最初のテーブルエントリから照合を開始します。後続の照合エントリにメタキャラクタ $C、$E または $R がある場合には、それらのエントリが優先されます。
$R は、現在のエントリの出力文字列をマッピング処理の新しい入力文字列として使用し、テーブルの最初のエントリからマッピング処理を続行します。
$E はマッピング処理を終了し、このエントリの出力文字列が最終結果となります。デフォルト設定は $E です。
マッピングテーブルのテンプレートは、左から右にスキャンされます。一般データベースの置換やランダム値で制御されるエントリなど、「成功」または「失敗」するエントリに $C、$L、または $R のフラグを設定するには、メタキャラクタ $C、$L、または $R をエントリの成功または失敗する部分の左側に配置します。これを行わないと、エントリの残りの部分が失敗した場合、フラグが表示されません。