Sun Java System Messaging Server 6 2005Q4 管理ガイド

デバッグのキーワード

キーワード: master_debugslave_debugnomaster_debugnoslave_debug

チャネルプログラムによっては、デバッグ目的のためにより詳細な診断出力を生成するオプションコードがあるものもあります。このチャネルごとのデバッグとの出力の生成機能を有効にするためのチャネルキーワードには 2 種類あります。master_debug キーワードはマスタープログラムのデバッグ出力を有効にし、slave_debug キーワードはスレーブプログラムのデバッグ出力を有効にします。デフォルトでは両方のデバッグ出力とも無効になっています (nomaster_debug および noslave_debug に設定)。

デバッグを有効にすると、デバッグ出力は各チャネルプログラムに関連付けられているログファイルに記述されます。ログファイルの場所は、プログラムによって異なります。通常、ログファイルはログディレクトリに保存されます。マスタープログラムのログファイル名は、通常 x_master.log の形式をとります。この x はチャネル名です。また、スレーブプログラムのログファイル名は、通常 x_slave.log の形式をとります。

UNIX では、master_debugslave_debugl チャネルに対して有効になっている場合は、ユーザーは MTA デバッグ情報を含む imta_sendmail.log-uniqueid ファイルを、現在のディレクトリに受信できます (ディレクトリに書き込み権がある場合。書き込みがない場合はデバッグにより stdout に出力)。