(整数、0 〜 255) SMS メッセージには必須の優先順位フィールドがあります。表 D–10 に、SMS 優先順位値の解釈を示します。
表 D–10 各 SMS プロファイルタイプごとに解釈される SMS 優先順位値
値 |
GSM |
TDMA |
CDMA |
---|---|---|---|
0 |
優先でない |
バルク |
標準 |
1 |
優先 |
標準 |
インタラクティブ |
2 |
優先 |
至急 |
至急 |
3 |
優先 |
大至急 |
緊急 |
このオプションを使用すると、SMS メッセージに割り当てるデフォルトの優先度を指定できます。指定しない場合は、デフォルトの優先度 0 が PROFILE=GSM および CDMA に使用され、優先度 1 が 「PROFILE」=TDMA に使用されます。
「USE_HEADER_PRIORITY」=1 であり、電子メールメッセージに RFC 822 Priority: ヘッダー行がある場合は、このヘッダー行に指定された優先順位が結果の SMS メッセージの優先順位の設定に使用されます。USE_HEADER_PRIORITY=0 の場合、SMS 優先順位フラグは常に DEFAULT_PRIORITY オプションに合わせて設定され、RFC 822 Priority: ヘッダー行は常に無視されます。USE_HEADER_PRIORITY=1 の場合、元の電子メールメッセージの RFC 822 Priority: ヘッダー行が SMS メッセージの優先順位フラグの設定に使用されます。このヘッダー行が存在しない場合、SMS 優先順位フラグは DEFAULT_PRIORITY オプションを使用して設定されます。
RFC 822 Priority: ヘッダー行の値を SMS 優先順位フラグに変換するために使用されるマッピングを次の表に示します。
表 D–11 Priority: ヘッダーから SMS 優先順位フラグに変換するためのマッピング
RFC 822 |
SMS 優先順位フラグ | ||
---|---|---|---|
Priority: の値 |
GSM |
TDMA |
CDMA |
Third |
優先でない (0) |
バルク (0) |
標準 (0) |
Second |
優先でない (0) |
バルク (0) |
標準 (0) |
Non-urgent |
優先でない (0) |
バルク (0) |
標準 (0) |
Normal |
優先でない (0) |
標準 (1) |
標準 (0) |
Urgent |
優先 (1) |
至急 (2) |
至急 (2) |