(整数、-1、0 〜 255) DEFAULT_PRIVACY オプションと 「USE_HEADER_SENSITIVITY」オプションでは、SMS メッセージにプライバシフラグを設定するかどうか、またどの値を使用するかを制御します。デフォルトでは、値 -1 が DEFAULT_PRIVACY に使用されます。表 D–12 に、DEFAULT_PRIVACY および 「USE_HEADER_SENSITIVITY」の各オプションにさまざまな値を設定した結果を示します。
表 D–12 DEFAULT_PRIVACY と USE_HEADER_SENSITIVITY の値の結果
DEFAULT_PRIVACY |
USE_HEADER_SENSITIVITY |
結果 |
---|---|---|
-1 |
0 |
SMS プライバシフラグは SMS メッセージに設定されません。 |
n >= 0 |
0 |
SMS プライバシフラグは常に値 n に設定されます。RFC 822 Sensitivity: ヘッダー行は常に無視されます。 |
-1 (デフォルト) |
1 (デフォルト) |
SMS メッセージのプライバシフラグは、元の電子メールメッセージに RFC 822 Sensitivity: ヘッダー行があるときのみ設定されます。その場合、SMS プライバシフラグは Sensitivity: ヘッダー行の値と対応するように設定されます。これがデフォルトです。 |
n >= 0 |
1 |
SMS メッセージのプライバシフラグは、元の電子メールメッセージの RFC 822 Sensitivity: ヘッダー行と対応するように設定されます。電子メールメッセージに Sensitivity: ヘッダー行がない場合は、SMS プライバシフラグの値は n に設定されます。 |
表 D–13 に、SMS プライバシ値の解釈を示します。
表 D–13 SMS プライバシ値の解釈
値 |
説明 |
---|---|
0 |
制限なし |
1 |
制限あり |
2 |
親展 |
3 |
秘密 |
>= 4 |
未定義 |
表 D–14 に、RFC 822 Sensitivity: ヘッダー行の値を SMS プライバシ値に変換するために使用されるマッピングを示します。
表 D–14 Sensitivity: ヘッダーから SMS プライバシ値へのマッピング変換
RFC 822 Sensitivity: の値 |
SMS プライバシ値 |
---|---|
Personal |
1 (制限あり) |
Private |
2 (親展) |
Company confidential |
3 (秘密) |