Sun Java System Messaging Server 6 2005Q4 管理ガイド

LISTEN_BACKLOG

(整数、0 〜 255 でその両端も含む) 受信 SMPP クライアント接続の TCP スタックによって許容される接続バックログ。デフォルトは 255 です。

LISTEN_CONNECTION_MAX

(整数、>= 0) この SMPP リレーインスタンスで許可される最大同時受信 TCP 接続数。この値は、グローバル設定の LISTEN_CONNECTION_MAX の値を超えた場合は無視されます。

LISTEN_INTERFACE_ADDRESS

(文字列、「INADDR_ANY」または ドット付き 10 進表記の IP アドレス) 受信 SMPP クライアント接続で待機対象のネットワークインタフェースの IP アドレス。文字列「INADDR_ANY」 (すべての使用可能なインタフェース) またはドット付き 10 進表記の IP アドレスのどちらかです。 (例: 193.168.100.1) デフォルト値は「INADDR_ANY」です。この値を HA 論理 IP アドレスと対応させるには、クラスタ化された HA 設定が必要です。

LISTEN_PORT

(整数、TCP ポート番号) 受信 SMPP クライアント接続を受け入れるためのバインド先 TCP ポート。このオプションの指定は必須です。このオプションにはデフォルト値はありません。このサービスには、Internet Assigned Numbers Authority (IANA) からの割り当てはないことにも注意してください。

LISTEN_RECEIVE_TIMEOUT

(整数、秒 > 0) SMPP クライアントからデータを読み取るために待つ場合のタイムアウト。デフォルト値は 600 秒 (10 分) です。

LISTEN_TRANSMIT_TIMEOUT

(整数、秒 > 0) SMPP クライアントにデータを送信する場合のタイムアウト。デフォルト値は 120 秒 (2 分) です。

MAKE_SOURCE_ADDRESSES_UNIQUE

(0 または 1) デフォルトでは、SMPP リレーは各 SMS ソースアドレスに一意の 10 桁の文字列を付加します。結果の SMS ソースアドレスは、ほかの履歴データとともに保存されます。その結果、SMS ユーザーが返信することのできる一意の SMS アドレスになります。このアドレスが SMS 宛先アドレスとして使用されたとき、SMPP サーバーはこのアドレスを検出し、SMS メッセージを正しい電子メール差出人に送信します。

一意の SMS ソースアドレスの生成を無効にするには (片方向 SMS の場合)、このオプションの値に 0 を指定します。

SERVER_HOST

(文字列、TCP ホスト名またはドット付き 10 進表記の IP アドレス) SMPP クライアント通信のリレー先 SMPP サーバー。ホスト名または IP アドレスのどちらかを指定します。このオプションの指定は必須です。このオプションにはデフォルト値はありません。

SERVER_PORT

(整数、TCP ポート番号) リモート SMPP サーバーがリレーする TCP ポート。このオプションの指定は必須です。このオプションにはデフォルト値はありません。このサービスには IANA からの割り当てはありません。IANA からの SNPP の割り当てと混同しないでください。

SERVER_RECEIVE_TIMEOUT

(整数、秒 > 0) SMPP サーバーからデータを読み取るために待つ場合のタイムアウト。デフォルト値は 600 秒 (10 分) です。

SERVER_TRANSMIT_TIMEOUT

(整数、秒 > 0) SMPP サーバーにデータを送信する場合のタイムアウト。デフォルト値は 120 秒 (2 分) です。