Sun Java System Messaging Server 6 2005Q4 管理ガイド

Procedureディスパッチャーパラメータを設定する (Solaris)

ディスパッチャー設定ファイルで提供されるディスパッチャーサービスは、さまざまなシステムパラメータの必要要件に影響を与えます。システムのヒープサイズ (datasize) は、ディスパッチャーによるスレッドスタックの使用を考慮して十分なサイズに設定する必要があります。

手順
  1. ヒープサイズ (つまり、デフォルトの datasize) を表示するには、次のいずれかを使用します。

    csh コマンド:


    # limit
    

    ksh コマンド


    # ulimit -a
    

    Solaris ユーティリティー


    # sysdef
    
  2. 各ディスパッチャーサービスに対して、STACKSIZE*MAX_CONNS を計算し、それらの計算値を合計します。システムのヒープサイズは、この合計値の 2 倍以上でなければなりません。