Sun Java System Messaging Server 6 2005Q4 管理ガイド

Procedure制限容量のしきい値を指定するには

制限容量のしきい値は、クライアントに警告が送信されるときの、制限容量を超えた割合です。ユーザーのディスク使用量が指定したしきい値を超えたら、サーバーからユーザーに警告メッセージが送信されます。


注 –

local.store.quotaoverdraft=on の場合、store.quotawarn で設定されたしきい値に関係なく、ユーザーのディスク使用量が制限容量の 100% を超えるまで電子メール通知はトリガされません。


クライアントが IMAP ALERT 機能をサポートしている IMAP ユーザーの場合は、ユーザーがメールボックスを選択するたびに画面にメッセージが表示され、メッセージは IMAP ログにも書き込まれます。

手順
  1. 「制限容量」タブをクリックします。

  2. 「制限容量の警告のしきい値」フィールドに警告しきい値の数字を入力します。

    この数字は許可された制限容量のパーセンテージを表しています。たとえば 90% を選択した場合、ユーザーは許可された制限容量の 90% を使用したところで警告を受けることになります。デフォルトは 90% です。この機能をオフにするには 100% と入力します。

  3. 「保存」をクリックします。

    コマンド行

    コマンド行で制限容量のしきい値を指定する場合は、以下のようになります。

    configutil -o store.quotawarn -v number

    この number は許可された制限容量のパーセンテージを示しています。