インストール計画を開始するには、次のようにして、Directory Server のインストールおよび設定指示を追加します。
Directory Server インスタンスが負荷分散される場合、インストール計画の最初のステップは、ロードバランサが正しく機能していることを Java ES ソフトウェアのインストール前に確認することです。
次に、Directory Server インスタンスを配備するすべてのコンピュータを計画にリストします。
それぞれのコンピュータに対して、Java ES インストーラを実行して Directory Server を選択するように指示を追加します。
ほかのコンポーネントが同じコンピュータシステムにインストールされる場合、すべてのコンポーネントを同時に選択させる指示を追加できますが、計画では、Directory Server インスタンスを設定、起動、および検証するための指示を、ほかのどのコンポーネントのどのインスタンスの設定または起動の指示よりも前に置く必要があります。次に例を示します。
ソリューションでマルチマスターレプリケーションを使用する場合、ほかのコンポーネントがインストールおよび設定される間に動作するマスターとするために、Directory Server インスタンスのうちの 1 つを選択する必要があります。このインスタンスがあるコンピュータをリストの先頭に置きます。
設定のみの独立した Directory Server インスタンスが配備アーキテクチャーに存在する場合、これらを先頭にリストします。設定のみのインスタンスは、ユーザーおよびグループのインスタンスがインストールされる前にインストールして実行する必要があります。
計画内の Directory Server インスタンスの直下に、インスタンスを設定するためのキー値をリストします。
ソリューションでマルチマスターレプリケーションを使用する場合、1 つを除いたすべての Directory Server インスタンスをシャットダウンする指示を追加します。