この節では、一部のソリューションで発生するいくつかの固有の問題を、詳細な情報の参照先とともに示します。
表 3–3 考慮する必要のあるインストールの問題
ソリューションに必要なもの |
ガイドラインまたは指示 |
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Solaris 10 ゾーンの使用 |
Solaris 10 ゾーンへのインストールを予定している場合、『Sun Java Enterprise System 2005Q4 インストールガイド(UNIX 版)』の「Solaris 10 ゾーン」を参照してください。 |
Directory Server 暗号化の使用 |
Directory Server インスタンス上での LDAPS (SSL over LDAP) の設定 注意: Directory Server 暗号化が必要な場合、Directory Server のインストール時に Administration Server をインストールする必要があります。 |
サードパーティー製 Web コンテナ (BEA WebLogic Server または IBM WebSphere Application Server) を Portal Server および Access Manager と組み合わせて使用できます。これらのコンテナは、コンテナに依存する Java ES コンポーネントをインストールする前にインストールして実行する必要があります。 Access Manager SDK に対してサードパーティー製 Web コンテナを使用するには、インストール後に Access Manager SDK を手動で設定する必要があります。『Sun Java Enterprise System 2005Q4 インストールガイド(UNIX 版)』の「コンテナの設定を使用する Access Manager SDK の例」を参照してください。 注意: Portal Server は、Solaris OS 上ではサードパーティー製 Web コンテナのみを使用できます。 注意: Access Manager と Portal Server では同じ種類の Web コンテナを使用することが推奨されます。 |
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Apache Web Server は、Application Server の負荷分散プラグインで使用することができます。この場合、Apache Web Server は、このサーバーに依存する Java ES コンポーネントをインストールする前にインストールし、実行する必要があります。詳細については、『Sun Java Enterprise System 2005Q4 インストールガイド(UNIX 版)』の「インストール前提条件」を参照してください。 |
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LDAP スキーマ 1 に基づくインストール例については、『Sun Java Enterprise System 2005Q4 インストールガイド(UNIX 版)』の「Calendar-Messaging Schema 1 の例」で説明しています。スキーマ 1 配備については、Access Manager を使用できません。 |
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シングルサインオンをセットアップする手順は、『Sun Java Enterprise System 2005Q1 Deployment Example Series: Evaluation Scenario』の第 8 章「Configuring and Using Single Sign-On」に記載されています。シングルサインオンを行うには Access Manager が必要です。 |
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HADB を使用した高可用性の設定 |
高可用性のための HADB の設定例は、『Sun Java Enterprise System 2005Q4 インストールガイド(UNIX 版)』の「Web とアプリケーションサービスの例」に記載されています。 |
Application Server 負荷分散 |
Application Server の負荷分散プラグインの使用方法を含む例は、『Sun Java Enterprise System 2005Q4 インストールガイド(UNIX 版)』の「Web とアプリケーションサービスの例」に掲載されています。 |
非ルート所有権 |
Application Server または Web Server に対して非ルート所有権が必要な場合、次のいずれかの例を参照してください。 『Sun Java Enterprise System 2005Q4 インストールガイド(UNIX 版)』の「非ルートユーザーとして実行するように設定された Access Manager の例」または |