Access Manager SDK のみをインストールする場合、インストーラは次の管理情報を要求します。
表 1–13 Access Manager SDK のインストール時に必要となる管理に関する設定情報
ラベルと状態ファイルのパラメータ |
説明 |
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管理者ユーザー ID |
Access Manager の最上位管理者。このユーザーは、Access Manager が管理するすべてのエントリに対する無制限のアクセス権を持ちます。 デフォルト名の amadmin を変更することはできません。これにより、Access Manager 管理者のロールおよび権限の作成と Directory Server へのマッピングが正しく行われることが保証されるため、ユーザーはインストール後すぐに Access Manager にログオンできます。 |
管理者パスワード |
amadmin ユーザーのパスワード。パスワードは 8 文字以上で指定する必要があります。 リモートホスト上の Access Manager が使用する値と同じ値を設定します。 デフォルト値は、共通サーバー設定で指定した「管理者パスワード」の値 (CMN_ADMIN_PASSWORD) です。「共通サーバー設定」を参照してください。 |
LDAP ユーザー ID |
LDAP サービス、Membership サービス、および Policy サービスに対するバインド DN ユーザー。このユーザーは、Directory Server のすべてのエントリに対する読み取りおよび検索アクセス権を持ちます。 デフォルトユーザー名の amldapuser は変更できません。 |
LDAP パスワード |
amldapuser ユーザーのパスワード。このパスワードを amadmin ユーザーのパスワードと同じにすることはできません。有効な任意のディレクトリサービスのパスワードを指定できます。 リモートホスト上の Access Manager が使用する値と同じ値を設定します。 |
パスワードの暗号鍵 |
Access Manager がユーザーパスワードの暗号化に使用する文字列。 注: セキュリティー上の理由で、パスワードの暗号化鍵は 12 文字以上にすることが推奨されています。 Access Manager のサブコンポーネントはすべて、アイデンティティー管理およびポリシーサービスコアが使用するのと同じ暗号鍵を使用する必要があります。Access Manager SDK の暗号鍵を指定するには、次の手順を実行します。
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