インストール時に、Portal Server について次の情報を指定する必要があります。
Portal Server は、4 種類の Web コンテナのいずれかで稼働します。インストーラが要求する情報は、Web コンテナの種類によって異なります。次の表は、4 種類の Web コンテナと、各 Web コンテナが必要とする情報についての説明です。
表 1–31 Portal Server のインストール時に必要となる Web コンテナに関する設定情報
Web コンテナ |
参照先 |
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Web Server | |
Application Server | |
BEA WebLogic | |
IBM WebSphere Application Server |
この節では、Portal Server の Web コンテナが Web Server の場合にインストーラが必要とする情報を示します。
表 1–32 Portal Server と Web Server を連動させる場合の Web コンテナに関する設定情報
ラベルと状態ファイルのパラメータ |
説明 |
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インストールディレクトリ |
Web Server のインストール先ディレクトリ。デフォルト値は次のとおりです。 Solaris OS の場合: /opt/SUNWwbsvr Linux の場合: /opt/sun/webserver |
サーバーインスタンス |
Portal Server で使用する Web Server インスタンス。 |
サーバーインスタンスポート |
Web Server が HTTP 接続に対して待機するポート。 デフォルト値は 80 です。 このインストーラセッションで Web Server をインストールする場合、デフォルト値は「Web Server HTTP ポート」の値 (WS_ADMIN_PORT) となります。「Web Server: デフォルト Web Server インスタンス情報」を参照してください。 |
サーバードキュメントルート |
スタティックページが保持されるディレクトリ。デフォルト値は次のとおりです。 Solaris OS の場合: /opt/SUNWwbsvr/docs Linux の場合: /opt/sun/webserver/docs |
セキュリティー保護されたサーバーインスタンスポート |
Web Server のインスタンスのポートがセキュリティー保護されたポートであるかどうかを指定します。セキュリティー保護されたポートでは、HTTPS プロトコルが使用されます。セキュリティー保護されていないポートでは、HTTP が使用されます。 状態ファイルで、セキュリティー保護されたポートの場合は https を、セキュリティー保護されていないポートの場合は http を指定します。デフォルト値は http です。 |
この節では、Portal Server の Web コンテナが Application Server の場合にインストーラが必要とする情報を示します。
表 1–33 Portal Server と Application Server を連動させる場合の Web コンテナに関する設定情報
ラベルと状態ファイルのパラメータ |
説明 |
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インストールディレクトリ |
Application Server のインストール先ディレクトリ。デフォルト値は次のとおりです。 Solaris OS の場合: /opt/SUNWappserver/appserver Linux の場合: /opt/sun/appserver |
ドメイン名 |
Portal Server を配備する Application Server インスタンスの名前。この名前は、Application Server インスタンスディレクトリの名前でもあります。 デフォルト値は domain1 です。 |
サーバーインスタンスディレクトリ |
ドメインの、この Portal Server インスタンスを配備する Application Server ディレクトリへのパス。デフォルト値は次のとおりです。 Solaris OS の場合: /var/opt/SUNWappserver/domains/domain1 Linux の場合: /var/opt/sun/appserver/domains/domain1 |
サーバーインスタンスポート |
Application Server がインスタンスへの接続を待機するポート。 デフォルト値は 8080 です。 |
ドキュメントルートディレクトリ |
スタティックページが保持されるディレクトリの名前。デフォルト値は次のとおりです。 Solaris OS の場合: /var/opt/SUNWappserver/domains/domain1/docroot Linux の場合: /var/opt/sun/appserver/domains/domain1/docroot |
管理ポート |
Application Server 管理インスタンスが、Portal Server のインストール先ドメインで稼働するポート。 デフォルト値は 4849 です。 |
管理者ユーザー ID |
Portal Server が Application Server に管理者としてアクセスする際に使用するユーザー ID。 デフォルト値は admin です。 |
管理者パスワード |
Portal Server が Application Server に管理者としてアクセスする際に使用するパスワード。 |
セキュリティー保護されたサーバーインスタンスポート |
「インスタンスポート」の値がセキュリティー保護されているポートを参照するかどうかを指定します。セキュリティー保護されたポートでは、HTTPS プロトコルが使用されます。セキュリティー保護されていないポートでは、HTTP が使用されます。 状態ファイルで、セキュリティー保護されたポートの場合は https を、セキュリティー保護されていないポートの場合は http を指定します。デフォルト値は http です。 |
セキュリティー保護された管理サーバーポート |
「管理ポート」の値がセキュリティー保護されたポートであるかどうかを指定します。セキュリティー保護されたポートでは、HTTPS プロトコルが使用されます。セキュリティー保護されていないポートでは、HTTP が使用されます。 状態ファイルで、セキュリティー保護されたポートの場合は https を、セキュリティー保護されていないポートの場合は http を指定します。デフォルト値は http です。 |
この節では、Portal Server の Web コンテナが BEA WebLogic の場合にインストーラが要求する情報を示しています。
表 1–34 Portal Server と BEA WebLogic を連動させる場合の Web コンテナに関する設定情報
ラベルと状態ファイルのパラメータ |
説明 |
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ホームディレクトリ |
BEA WebLogic ホームディレクトリへのパス。 デフォルト値は /usr/local/bea です。 |
製品インストールディレクトリ |
BEA WebLogic のインストール先ディレクトリへのパス。 デフォルト値は /usr/local/bea/weblogic81 です。 |
ユーザープロジェクトのディレクトリ |
BEA WebLogic がユーザープロジェクトを格納するディレクトリへのパス。 デフォルトは user_projects です。 |
製品の JDK ディレクトリ PS_DEPLOY_JDK_DIR |
BEA WebLogic が使用する JDK のコピーのインストール先ディレクトリへのパス。 デフォルトは /usr/local/bea/jdk141_05 です。 |
サーバー / クラスタドメイン |
BEA WebLogic が配備される BEA WebLogic ドメインの名前。 デフォルトは mydomain です。 |
サーバー / クラスタインスタンス |
Portal Server を実行する BEA WebLogic インスタンスの名前。 デフォルトは myserver です。 |
サーバー / クラスタポート |
BEA WebLogic が管理接続を待機するポート。 デフォルトは 7001 です。 |
サーバー / クラスタプロトコル |
「サーバー / クラスタポート」の値がセキュリティー保護されたポートを参照するかどうかを指定します。セキュリティー保護されたポートでは、HTTPS プロトコルが使用されます。セキュリティー保護されていないポートでは、HTTP が使用されます。 デフォルトは http です。 |
ドキュメントルートディレクトリ |
BEA WebLogic がコンテンツドキュメントを格納するディレクトリへのパス。 |
管理者ユーザー ID |
BEA WebLogic 管理者 (システムユーザー) のユーザー名。 デフォルトは weblogic です。 |
管理者パスワード |
BEA WebLogic 管理者 (システムユーザー) のパスワード。 |
管理対象サーバー |
BEA WebLogic Server が管理対象サーバーであることを指定できます。 BEA WebLogic Server が管理対象サーバーである場合、Portal Server Web アプリケーションを WebLogic の「サーバーインスタンス」に指定したインスタンスに配備してはなりません。 状態ファイルで、管理対象サーバーの場合は n、または管理対象外サーバーの場合は y を指定します。デフォルト値は y です。 |
この節では、Portal Server の Web コンテナが IBM WebSphere Application Server の場合にインストーラが要求する情報を示します。
表 1–35 Portal Server と IBM WebSphere を連動させる場合の Web コンテナに関する設定情報
ラベルと状態ファイルのパラメータ |
説明 |
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インストールディレクトリ |
IBM WebSphere Application Server のインストール先ディレクトリへのパス。 デフォルト値は /opt/IBM/WebSphere/Express51/AppServer です。 |
仮想ホスト |
IBM WebSphere Application Server インスタンスの仮想ホストエイリアスの名前。 デフォルト値は default_host です。 |
セル |
IBM WebSphere Application Server セルの名前。 デフォルト値は DefaultNode です。 |
ノード |
IBM WebSphere Application Server ノードの名前。 デフォルト値は DefaultNode です。 |
サーバーインスタンス |
IBM WebSphere Application Server インスタンスの名前。 デフォルト値は server1 です。 |
サーバーインスタンスポート |
IBM WebSphere アプリケーションインスタンスが HTTP 接続を待機するポート。この値は、通常はフロントエンド Web サーバーから設定されます。 デフォルト値は 9080 です。 |
ドキュメントルートディレクトリ |
IBM WebSphere Application Server がコンテンツドキュメントを格納するディレクトリ。 デフォルト値は /opt/IBM/WebsSphere/Express51/Appserver/web/docs です。 英語以外の言語を使用する場合は、パス名の最後の部分を変更する必要があります。 |
Java ホームディレクトリ PS_DEPLOY_JDK_DIR |
IBM WebSphere Application Server が使用する Java インストールへのパス。 デフォルトは /opt/IBM/WebsSphere/Express51/Appserver/java です。 |
セキュリティー保護されたサーバーインスタンス |
「サーバーインスタンスポート」がセキュリティー保護されたポートであるかどうかを指定します。セキュリティー保護されたポートでは、HTTPS プロトコルが使用されます。セキュリティー保護されていないポートでは、HTTP が使用されます。 状態ファイルで、セキュリティー保護されたポートの場合は https を、セキュリティー保護されていないポートの場合は http を指定します。デフォルト値は http です。 |
この節では、インストーラが Portal Server 用に必要とする Web コンテナの配備に関する情報を示しています。
表 1–36 Portal Server のインストール時に必要となるポータルに関する設定情報 (すべてのケース)
ラベルと状態ファイルのパラメータ |
説明 |
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ロードバランサプロトコル |
ロードバランサが HTTP と HTTPS のどちらのプロトコルを使用するかを指定します。このオプションは、「複数の Portal Server を制御するロードバランサ」オプションを指定した場合にだけ有効になります。 これは、PS_LOAD_BALANCER_URL パラメータの構築に使用します。 |
ロードバランサホスト |
ロードバランサホストの完全修飾ホスト名。このオプションは、「複数の Portal Server を制御するロードバランサ」オプションを指定した場合にだけ有効になります。 これは、PS_LOAD_BALANCER_URL パラメータの構築に使用します。 |
ロードバランサポート |
ロードバランサが接続を待機するポート。このオプションは、「複数の Portal Server を制御するロードバランサ」オプションを指定した場合にだけ有効になります。 これは、PS_LOAD_BALANCER_URL パラメータの構築に使用します。 |
配備 URI |
Portal Server に関連する HTML ページ、クラス、および JAR ファイルにアクセスするための URI (Uniform Resource Identifier) プレフィックス。 値の先頭にスラッシュを含め、かつそれ以外のスラッシュを含んでいてはなりません。 デフォルト値は /portal です。 |
複数の Portal Server を制御するロードバランサ |
インストールしている Portal Server へのアクセスが、複数の Portal Server を制御するロードバランサを経由するかどうかを指定します。 |
サンプルポータルのインストール |
サンプルポータルをインストールするかどうかを指定します。 状態ファイルで指定可能な値は、y または n です。デフォルト値は y です。 |