オブジェクト間の関係には、参照と関連の2 種類があります。どちらも単方向の関係です。つまり、それぞれの関係にソースオブジェクトとターゲットオブジェクトがあります。
レジストリは、特定の型のオブジェクト間で ObjectRefs と呼ばれる参照をサポートします。たとえば、Service と ServiceBinding を作成する場合は、Service から ServiceBinding への ServiceBinding 参照を作成できます。しかし、ServiceBinding から Service への参照は作成できません。Reference はレジストリオブジェクトではありません。
Association はレジストリオブジェクトであり、任意のレジストリオブジェクト間の Association を作成できます。レジストリは、OffersService、RelatedTo、HasMember などのさまざまな定義済み Association タイプを含む AssociationType Classification Scheme をサポートします。新しい Association タイプを作成することもできます。所有するレジストリオブジェクト間の関連は、区域内の関連と呼ばれます。一方または両方のオブジェクトを所有していない関連は、区域外の関連と呼ばれます。Organization を作成し、それに Service を追加した場合は、Organization から Service に対して OffersService というタイプの Association が自動的に作成されます。
ソースオブジェクトとターゲットオブジェクトに有効な参照が存在しない場合は、参照を作成できません。
2 つのオブジェクトを関連付けるには、「レジストリオブジェクト」領域の「関連付け」ボタンを使用します。このボタンは、検索結果の表で 2 つのオブジェクトを選択するとアクティブになります。
2 つのオブジェクトを検索結果の表に同時に表示できない場合は、「ピン」チェックボックスを選択して一方のオブジェクトを検索結果の表に固定してから、それに関連付けるオブジェクトを検索します。詳細については、「ピン機能を使用する」を参照してください。
「レジストリオブジェクト」領域で、2 つのオブジェクトを選択し、「関連付け」をクリックします。
「関係を作成」領域で、ソースオブジェクトがまだ選択されていない場合は、選択します。
もう一方のオブジェクトがターゲットオブジェクトになります。
ソースオブジェクトとターゲットオブジェクトに有効な参照が存在する場合は、デフォルトで「参照」オプションが選択され、有効な参照属性が表示されます。ソースオブジェクトとターゲットオブジェクトに有効な参照が存在しない場合は、「参照」ラジオボタンがグレー表示されます。
「保存」をクリックして参照を保存します。
「レジストリオブジェクト」領域で、2 つのオブジェクトを選択し、「関連付け」をクリックします。
「関係を作成」領域で、ソースオブジェクトがまだ選択されていない場合は、選択します。
もう一方のオブジェクトがターゲットオブジェクトになります。
「Association」ラジオボタンがまだ選択されていない場合は、選択します。
「詳細」領域で、Association の名前と、必要に応じて説明を入力します。
ソースオブジェクトとターゲットオブジェクトの ID 値はすでに入力されています。
「Association タイプ」メニューからタイプを選択します。
「適用」をクリックして Association を保存します。