レジストリに送信したオブジェクトはどれでも、そのレジストリから削除することができます。対象オブジェクトの ID を、LifeCycleManager.deleteObjects メソッドの引数として使用します。
次のコードでは、指定されたキー文字列に対応するオブジェクトを削除したあと、正しいオブジェクトが削除されたことをユーザーが確認できるよう、そのキーを再度表示しています。
String id = key.getId(); Collection keys = new ArrayList(); keys.add(key); BulkResponse response = blcm.deleteObjects(keys); Collection exceptions = response.getException(); if (exceptions == null) { System.out.println("Objects deleted"); Collection retKeys = response.getCollection(); Iterator keyIter = retKeys.iterator(); javax.xml.registry.infomodel.Key orgKey = null; if (keyIter.hasNext()) { orgKey = (javax.xml.registry.infomodel.Key) keyIter.next(); id = orgKey.getId(); System.out.println("Object key was " + id); } }
Organization を削除しても、その Organization に属する Service オブジェクトと User オブジェクトは削除されません。それらのオブジェクトは個別に削除する必要があります。
Service オブジェクトを削除すると、それに属する ServiceBinding オブジェクトも削除され、さらにその ServiceBinding オブジェクトに属する SpecificationLink オブジェクトも削除されます。ただし、SpecificationLink オブジェクトを削除しても、それに関連付けられた ExtrinsicObject インスタンスとその関連リポジトリ項目は削除されません。付帯オブジェクトは個別に削除する必要があります。
AuditableEvent オブジェクトは、関連付けられたオブジェクトが削除されても削除されません。レジストリの使用を続けると、これらのオブジェクトが多数蓄積されていくのがわかります。
Service Registry からオブジェクトを削除する例については、<INSTALL>/registry/samples/delete-object/src ディレクトリにある JAXRDelete.java を参照してください。このサンプルは、指定された一意の識別子を持つオブジェクトを削除します。