Sun Java System Access Manager 7 2005Q4 配備計画ガイド

認証へのマッピング

データをセキュリティーレベルに応じて分類できたら、次の段階は、認証および承認メカニズムの一覧を作成することです。利用可能な認証メカニズムに関する手持ちのリストを使用して、これらのメカニズムを定義済みのセキュリティー層に関連付けます。たとえば、次の関連付けは、前の図で分類されたデータに対応しています。

認証要件とデータやサービスの分類とのマッピングが、単純で明快なものであるようにしてください。そうでない場合、一致しない項目間で共通の基準を見つけるようにしてください。論理的な差異が存在するなら、ためらわずに複数の図を作成してください。

たとえば、イントラネットとエクストラネット用のアプリケーションでは、それぞれ別個の図を作成できます。また、人事 (HR) や財務などの機能セキュリティドメインに基づいて、データを分類することもできます。このようなデータ分類手法は万能とは言えませんが、セキュリティー要件を理解し、論理的に管理可能なグループにマッピングする場合に役立ちます。