amsfoconfig スクリプトを実行して Access Manager をセッションフェイルオーバー用に設定するには、次の手順に従います。
スーパーユーザー (root) としてログインするか、スーパーユーザーになります。
表 6–3の説明に従って、amsfo.conf ファイル内の変数を設定します。
スクリプトを実行します。たとえば、Access Manager がデフォルトディレクトリにインストールされた Solaris システムでは、次のように入力します。
# cd /opt/SUNWam/bin # ./amsfoconfig
スクリプトの実行時に、状態情報が表示されます。
amsfoconfig スクリプトから入力を求められたら、次のパスワードを入力します。
Access Manager 管理者 (amAdmin) のパスワード
Message Queue ブローカユーザーのパスワード
結果をチェックするには、/var/tmp/amsfoconfig.log ファイルを確認します。
次の表は、amsfoconfig スクリプトで使用される amsfo.conf ファイル内の変数を示しています。amsfoconfig スクリプトを実行する前に、これらの変数を配備の必要に応じて設定します。
表 6–3 amsfoconfig スクリプトで使用される amsfo.conf ファイル内の変数
変数 |
説明 |
---|---|
CLUSTER_LIST |
クラスタに参加している Message Queue ブローカのリスト。形式は次のとおりです。 host1:port, host2:port,host3: port 次に例を示します。 jmq1.example.com:7777,jmq2.example.com:7777,jmq3.example.com:7777 デフォルトはありません。 |
lbServerPort |
ロードバランサのポート。デフォルトは 80 です。 |
lbServerProtocol |
ロードバランサへのアクセスに使用されるプロトコル (http または https)。デフォルトは http です。 |
lbServerHost |
ロードバランサの名前。 次に例を示します。lbhost.example.com |
SiteID |
amsfoconfig スクリプトによって作成される新規サイト(およびロードバランサ) の識別子。 SiteID は、プラットフォームサーバーリスト内にすでに存在している サーバー ID より大きい任意の値にすることができます。 デフォルトは 10 です。 |