Sun Java Enterprise System 用語集

A

 

 

抽象スキーマ (abstract schema)

(n.) Bean の持続フィールドと関係を定義する、エンティティー Bean の配備記述子の一部分。「エンティティー Bean (entity bean)」、「持続性 (persistence)」を参照してください。「スキーマ」も参照してください。

抽象スキーマ名 (abstract schema name)

(n.) 「EJBTM QL」 照会で参照される論理名。

アクセス制御 (access control)

(1) (n.) サーバーへのアクセスを制御して、サーバーをセキュリティー保護するための方法。

(2) (n.) リソースと相互作用するための方法は、整合性、機密性、および可用性の制約を課すため、ユーザーまたはグループのコレクションに制限されます。

アクセス制御エントリ (access control entry)

ACE (アクセス制御エントリ)」を参照してください。

アクセス制御命令 (access control instruction)

ACI (アクセス制御命令)」を参照してください。

アクセス制御リスト (access control list)

ACL (アクセス制御リスト)」を参照してください。

アクセス制御規則 (access control rules)

(n.) 特定のディレクトリエントリまたは属性のセットに対するユーザーのアクセス権を指定する規則。

アクセスドメイン (access domain)

(n.) 指定されたドメイン内からの特定の Messaging Server に対するアクセスを制限するドメイン。たとえば、アクセスドメインを使用すると、特定のアカウント宛てのメールを収集できる場所を制限できます。

アクセサ (accessor)

(n.) LDAP などのプロトコルを使用して、ディレクトリソースと直接やりとりするコネクタ層。Identity Synchronization for Windows では、Directory Server、Active Directory、Windows NT 用に個々の実装が用意されています。アクセサは、動作についてログメッセージで多く参照されます。

アクセス権限 (access right)

(n.) アクセス権限により、付与または拒否するアクセス制御レベルを指定します。アクセス権限は、ディレクトリで実行可能な動作のタイプに関連があります。アクセス権限として、読み取り、書き込み、追加、削除、検索、比較、自己書き込み、プロキシ、およびすべてを付与または拒否できます。

アカウント (account)

(n.) 特定のユーザーまたはユーザーグループを定義する情報。この情報には、ユーザー名やグループ名、1 つまたは複数の有効な電子メールアドレス、および電子メールの配信方法と配信先が含まれます。

アカウントの無効化 (account inactivation)

(n.) 単一のユーザーアカウントまたはアカウントセットを無効化し、認証動作が自動的に拒否されるようにします。

ACE (アクセス制御エントリ)

(ACE (access control entry)) (1) (n.) アクセス制御リストの単一の情報項目。アクセス制御情報とも呼ばれます。

(2) (n.) 受信したアクセス要求を評価するために Web サーバーが使用する規則の階層。

(3) (n.) カレンダ、カレンダプロパティー、およびイベントやタスクなどのカレンダコンポーネントのアクセス制御に使用する文字列。

ACI (アクセス制御命令)

(ACI (access control instruction)) (n.) ディレクトリのエントリにアクセス権を付与する、またはアクセス権を拒否する命令。

ACID

(adj.)「トランザクション (transaction)」で保証される 4 つの特性の頭字語。つまり原子性 (atomicity)、一貫性 (consistency)、隔離性 (isolation)、持続性 (durability) です。

ACL (アクセス制御リスト)

(ACL (access control list)) (1) (n.) ディレクトリへのアクセスを制御する仕組み。Directory Server の場合、ACL はディレクトリエントリの ACI 属性です。

(2) (n.) ACE の集合。ACL は、サーバーへのアクセス権を持つユーザーを定義する仕組みです。特定のファイルやディレクトリに固有の ACL 規則を定義して、1 つ以上のユーザーまたはグループへのアクセスを付与または拒否できます。

(3) (n.) カレンダ、カレンダプロパティー、およびイベントやタスクなどのカレンダコンポーネントのアクセスをまとめて制御する一連の ACE 文字列。

(4) (n.) ディレクトリにアクセスする場合の、ユーザー、グループ、またはユーザーとグループが持つアクセス権を定義する、ディレクトリに関連付けられた一連のデータ。ACL は、1 つ以上の ACE 文字列で構成されます。

アカウント連携 (account federation)

アイデンティティー連携 (identity federation)」を参照してください。

累積パッチ (accumulated patch)

(n.) 以前のパッチ (複数の場合もある) の修正版、同じパッチの旧バージョン、および現在リリース中の修正版のセットを統合するパッチプログラム。

アクティベーション (activation)

(n.) エンタープライズ Bean の状態を補助記憶装置からメモリーに転送するプロセス。「パッシベーション (passivation)」も参照してください。

アクティブブート環境

(n.) 現在、起動して稼働している環境。

アクティブノード (active node)

(n.) セッションデータを保管している HADB ノード。アクティブノードで障害が発生すると、スペアノードがミラーノードからデータをコピーしてアクティブになります。「HADB ノード (HADB node)」、「スペアノード (spare node)」、「ミラーノード (mirror node)」、および「データ冗長ユニット (DRU) 」も参照してください。

アドレス (address)

(n.) 電子メールメッセージの送信先と送信方法を決定するメッセージ内の情報。アドレスはメッセージヘッダーとメッセージエンベロープの両方に表示されます。エンベロープのアドレスは、メッセージの通る経路と配信方法を定めます。ヘッダーアドレスは、表示のためだけに存在しています。

アドレス処理 (address handling)

(n.) アドレス指定のエラーを検出し、必要に応じてアドレスを書き換え、アドレスと受取人の照合を行うために MTA によって実行される処理。

アドレス指定プロトコル (addressing protocol)

(n.) 電子メールの利用を可能にするアドレス指定規則。RFC 822 は、インターネット上でもっとも幅広く使用されているプロトコルで、Messaging Server でサポートされています。それ以外には、X.400 や UUCP などのプロトコルがあります。

アドレストークン (address token)

(n.) 書き換え規則パターンのアドレス要素。

管理コンソール (admin console)

(n.) JavaTM Enterprise System サーバーおよびそのコンポーネントの設定、管理、監視、維持、トラブルシューティングに使用される、ブラウザベースの一連のフォーム。

(n.) 管理者が Portal Server 6.0 で作業する際の Directory Server Access Management Edition GUI インタフェース。

管理対象オブジェクト (administered object)

(n.) 接続ファクトリや送信先などのあらかじめ設定された Java Enterprise System のオブジェクト。1 つ以上の JMS クライアントで使用するために管理者が作成します。

管理対象オブジェクトを使用して、Java Message Service (JMS) クライアントをプロバイダ独自の要素から孤立させます。これらのオブジェクトは、管理者によって Java Naming and Directory InterfaceTM (JNDI) 名前空間に配置されます。JMS クライアントは、JNDI 検索を使用してそれらのオブジェクトにアクセスします。

管理コンソール (administration console)

管理コンソール (admin console)」を参照してください。

管理ドメイン (administration domain)

ドメイン (domain)」を参照してください。

管理インタフェース (administration interface)

管理コンソール (admin console)」を参照してください。

管理ノード (administration node)

(n.) リモート管理サーバーと通信できる Web Server ノード。「クラスタ」または 「サーバーファーム (server farm)」内の各ノードには、そこで稼働している管理サーバーまたは管理ノードがあります。このようなノードの 1 つがマスターサーバーとして構成され (管理サーバーと呼ばれます)、残りがスレーブサーバーとして構成されます (管理ノードと呼ばれます)。

管理権限 (administration privileges)

(n.) ユーザーの管理ロールを定義する一連の権限。

管理サーバー (administration server)

(n.) Java Enterprise System コンポーネント製品の管理機能を提供する専用のサーバー。

Administration Server 管理者 (administration server administrator)

(n.) Java Enterprise System Directory Server に接続していない場合でも、サーバーの起動および停止を行う管理権限を持つユーザー。Administration Server 管理者は、ローカルサーバーグループ内のすべてのサーバーに対する制限されたサーバーに関する作業 (通常はサーバーの再起動と停止のみ) を実行できます。Administration Server をインストールすると、この管理者のエントリが自動的にローカルに作成されます。この管理者は、ユーザーディレクトリのユーザーではありません。

管理ドメイン

ドメイン (domain)を参照してください。

管理者 (administrator)

(n.) 定義された一連の管理権限を持つユーザー。「構成管理者 (configuration administrator)」、「ディレクトリマネージャー (Directory Manager)」、「Administration Server 管理者 (administration server administrator)」、「サーバー管理者 (server administrator)」、「ファミリグループ管理者 (family group administrator)」、および「メールリスト所有者 (mail list owner)」も参照してください。

admpw

(n.) Sun EnterpriseTM Administrator Server スーパーユーザーのユーザー名とパスワードのファイル。

採用シナリオ (adoption scenario)

Java Enterprise System ソフトウェアの総合的な配備理由。配備するソフトウェアシステムの特性を述べ、達成目標を示します。Java Enterprise System の基本的な採用シナリオは、新規システム、置換、拡張、およびアップグレードの 4 つです。

連携プロバイダ (affiliation)

(n.) 特定の認証ドメインとは無関係に形成されるプロバイダのグループ。連携プロバイダの所有者によって形成および保守されます。連携プロバイダのドキュメントには、プロバイダ ID によってまとめて識別されるプロバイダのグループが記述されています。連携プロバイダのメンバーは、連携プロバイダ ID により連携プロバイダのメンバーとして、またはプロバイダ ID により個々のプロバイダとして、サービスを呼び出すことが可能です。

エージェント (agent)

(1) (n.) ルーター、ホスト、あるいは X 端末などのネットワークデバイス上でネットワーク管理ソフトウェアを実行するソフトウェア。「インテリジェントエージェント (intelligent agent)」、「ノードエージェント (node agent)」も参照してください。

(2) (n.) Identity Synchronization for Windows では、Message Queue とのインタフェースとなるコネクタコンポーネント。属性を Directory Server 名と Windows 名との間で変換します。エージェントは、動作についてログメッセージで多く参照されます。

アラームイベント (alarm event)

(n.) Calendar Server ENS によって生成され送信されるイベント。アラームイベントが発生すると、指定の受信者にメッセージアラームが送信されます。

アラート (alert)

(n.) ポップアップウィンドウに即座に表示される緊急メッセージ。送信者は、メッセージの受信者を把握しており、「メッセージステータスを表示」オプションが使用されると、警告が閉じられるかクリックされたときに、緊急メッセージが読まれたことが通知されます。警告メッセージに応答が必要な場合は、警告を右クリックしてコンテキストメニューを表示し、「送信者とチャット(R)」オプションを使用します。

エイリアスファイル (alias file)

(n.) ポストマスターエイリアスなど、ディレクトリ内に設定されていないエイリアスを設定するために使用されるファイル。

エイリアス化 (aliasing)

(n.) 異なるスキーマを持つ別の検索エンジンからリソース記述をインポートする場合に、エイリアスを使用する Java Enterprise System Portal Server の検索エンジンで、ある項目の代わりに別の項目を使用すること。

すべての ID のしきい値 (All IDs threshold)

(n.) Java Enterprise System Directory Server によって管理されるすべてのインデックスにグローバルに適用されるサイズ制限。エントリ ID リストのサイズがこの制限値に達すると、サーバーはそのエントリ ID リストをすべての ID のトークンで置き換えます。

すべての ID のトークン (All IDs token)

(n.) すべてのディレクトリエントリがインデックスキーに一致するとサーバーに想定させる仕組み。実際、すべての ID のトークンにより、Java Enterprise System Directory Server は、インデックスを使用しない検索を実行してインデックスキーを一致させます。

許可された属性 (allowed attributes)

(n.) 特定のオブジェクトクラスを使用してエントリ内に存在可能なオプションの属性。「属性 (attribute)」、「必須の属性 (required attributes)」も参照してください。

許可フィルタ (Allow filter)

(n.) 1 つ以上の POP、IMAP、または HTTP サービスへのアクセスが許可されるクライアントを識別する、Java Enterprise System Messaging Server のアクセス制御規則。「拒否フィルタ (Deny filter)」も参照してください。

代替アドレス (alternate address)

(n.) アカウントの二次アドレス。通常は主アドレスを変化させたものです。1 つのアカウントに複数のアドレスがあると便利な場合があります。

代替ルート (alternate root)

(n.) パッケージがインストールされたクライアントの root ファイルシステムの位置。代替ルートは、通常、pkgadd -R を使用して指定されます。

AML (抽象マークアップ言語)

(AML (abstract markup language)) (n.) 特定のベンダーやモデルに依存しないモバイルデバイスマークアップ言語。

匿名アクセス (anonymous access)

(1) (n.) 「認証 (authentication)」なしで「リソース (resource)」にアクセスすること。

(2) (n.) 権限を付与されている場合に、資格を入力せずに、バインド状態に関係なく、ディレクトリ情報へのアクセスを誰にでも許可するアクセス方法。

API

(API (application programming interface)) (1) (n.) ほかのソフトウェアまたはハードウェアとの通信を行うために、コンピュータプログラムが使用する命令の集まり。同じ API を解釈するように設計された対象と通信できます。

(2) (n.) プログラムが既存のソフトウェアパッケージのサービスを呼び出す方法を定義した、呼び出し規則または命令の集まり。

APOP

(authenticated post office protocol) (n.) POP に似ていますが、APOP の認証では、プレーンテキストによるパスワードではなく暗号化したパスワードとチャレンジ文字列を使用します。

アプレットコンテナ (applet container)

(n.) アプレットプログラミングモデルのサポートが含まれた「コンテナ (container)」。

アプリケーションアセンブラ (application assembler)

(n.) J2EETM構成要素 (コンポーネント)と「モジュールを配備可能なアプリケーション単位に結合する担当者。

アプリケーションクライアント (application client)

(n.) 専用の Java 仮想マシン内で実行する、第 1 層の J2EE クライアントコンポーネント。アプリケーションクライアントは、J2EE プラットフォーム API の一部にアクセスできます。

アプリケーションクライアントコンテナ (application client container)

(n.) アプリケーションクライアントコンポーネントをサポートするコンテナ。「コンテナ (container)」を参照してください。

アプリケーションクライアントモジュール (application client module)

(n.) 1 つ以上のクラスと、アプリケーションクライアント配備記述子で構成されるソフトウェアユニット。

アプリケーションコンポーネント (application component)

構成要素 (コンポーネント)」を参照してください。

アプリケーションコンポーネントプロバイダ (application component provider)

(n.) コンポーネントのメソッド、JSP ページ定義、およびその他の必須の配備記述子を配備する Java クラスを提供するベンダー。

アプリケーション構成リソースファイル (application configuration resource file)

(n.) JavaServer Faces アプリケーションのリソースを構成したり、アプリケーションのナビゲーションルールを定義したり、コンバータ、バリデータ、リスナー、レンダラ、およびコンポーネントをアプリケーションに登録したりするために使用される XML ファイル。

Application Server

(n.) Sun Java Enterprise System に含まれるアプリケーションサーバー製品。

アプリケーションサーバー (application server)

(n.) ビジネスアプリケーションが実行されるソフトウェアプラットフォーム。通常、アプリケーションサーバーは、コンポーネントのライフサイクル、位置、配置、およびトランザクションリソースアクセスなど、高レベルのサービスをアプリケーションに提供します。

アプリケーションサービス (application service)

(n.) 複数のクライアントのためにビジネスロジックを実行するコンポーネントまたはコンポーネントアセンブリ。そのため、マルチスレッドプロセスにする必要があります。また、アプリケーションサービスは、Web サービスまたはスタンドアロンのコンテンツサーバーとしてカプセル化されたコンポーネントであったり、コンポーネントアセンブリであったりします。

アプリケーション層 (application tier)

(n.) J2EE アプリケーションの概念的な区分。

クライアント層 : ユーザーインタフェース。エンドユーザーは、Web ブラウザなどのクライアントソフトウェアと対話してアプリケーションを使用します。

サーバー層 : アプリケーションを構成し、アプリケーションのコンポーネント内で定義されているビジネスロジックおよびプレゼンテーションロジック。

データ層: アプリケーションがデータソースと対話できるようにするデータアクセスロジック。

近似インデックス (approximate index)

(n.) ディレクトリ情報ツリー全体で、効果的な近似検索または「あいまい」検索を実行可能なインデックス。

アーキテクチャー (architecture)

分散アプリケーションまたはほかのソフトウェアシステムの論理的および物理的な基本要素、およびそれらの相互関係を示す設計。「分散エンタープライズアプリケーション (distributed enterprise application)」の場合、アーキテクチャーの設計には通常、「論理アーキテクチャー (logical architecture)」と「配備アーキテクチャー (deployment architecture)」の両方が含まれます。

アーカイブ (archiving)

(n.) オブジェクトの状態を保存および復元する処理。

A レコード (A record)

(n.) ホスト名および関連付けられた IP アドレスを含む DNS レコードの一種。A レコードは、Messaging Server がインターネット上で電子メールをルーティングするために使用します。「ドメインネームシステム (domain name system)」、「MX レコード (メール交換レコード)」も参照してください。

asant

(n.) Apache Ant (Java クラスを使用して拡張可能) を基にした構築ツール。構成ファイルは XML ベースで、さまざまなタスクが実行されるターゲットツリーを呼び出します。「構築ファイル (build file)」も参照してください。

アセンブリ (assembly)

(n.) アプリケーションの個別コンポーネントを配備可能な 1 つの単位に結合するプロセス。「配備 (deployment)」も参照してください。

非同期通信 (asynchronous communication)

(n.) メッセージの送信側がほかの作業を続ける前に、送信メソッドが戻るのを待つ必要がない通信のモード。

属性 (attribute)

(1) (n.) サーブレットによって設定可能な、要求オブジェクト内の名前と値のペア。XML ファイル内の要素を修正する DTD ファイルで定義済みの名前と値のペアでもあります。「プロパティー (property)」と比較してください。「パラメータ (parameter)」も参照してください。一般的には、属性はメタデータの単位です。

(2) (n.) エントリについての記述情報を保持する名前と値のペア。属性にはタイプ (名前) と値のセットがあります。また属性タイプは、そのタイプの属性の値として保管可能な情報の種類に適用される構文も指定します。

(3) (n.) Java Enterprise System Directory Server Access Management Edition のサービスが組織に提供するパラメータを定義します。Java Enterprise System Directory Server Access Management Edition サービスを構成する属性は、Dynamic、Policy、User、Organization、または Global のいずれかに分類されます。各サービスでこれらのタイプを使用して属性を細分することにより、サービススキーマをより一貫した方法で整理し、サービスパラメータを容易に管理できます。

(4) (n.) Application Server で、組み込まれたサーバー構成の一部である名前と値のペア。「プロパティー (property)」と比較してください。

属性プロバイダ (attribute provider)

(n.) 属性プロバイダは、属性データをホストする Web サービスです。

属性リスト (attribute list)

オプション属性リスト (optional attribute list)」および「必須の属性リスト (required attribute list)」を参照してください。

監査 (auditing)

(n.) エラーやセキュリティー違反などの重大なイベントが発生した場合に、それをあとから調べることができるようにイベントを記録するメソッド。

AUTH

(n.) SMTP コマンドの 1 つ。SMTP クライアントがサーバーに対して認証方法を指定したり、認証プロトコル交換を実行したり、必要に応じて次に続くプロトコルの相互対話で使用するセキュリティー層のネゴシエーションを行なったりできるようにします。

認証 Directory Server (authenticating Directory Server)

(n.) PTA の場合、認証 Java Enterprise System Directory Server には、要求元クライアントの認証資格があります。PTA 対応のユーザーディレクトリは、バインド要求を認証ディレクトリに渡し、認証ディレクトリは、要求元クライアントのバインド資格を検証します。

認証 (authentication)

(1) (n.) ユーザー、デバイス、またはコンピュータシステムのその他のエンティティーのアイデンティティーを確認するプロセス。通常は、システムのリソースへのアクセスを許可するための前提条件になります。Java サーブレット仕様では、3 種類の認証 (基本、フォームベース、相互) が要求され、ダイジェスト認証をサポートします。インターネットなど、プライベートおよびパブリックコンピュータネットワークでは、ログインパスワードを使用して認証を行なっているのが現状です。これは、パスワードを知っていれば、ユーザー本人であるという前提に基づいています。「基本認証 (basic authentication)」、「フォームベース認証 (form-based authentication)」、「相互認証 (mutual authentication)」、および「ダイジェスト認証 (digest authentication)」も参照してください。

(2) (n.) Java Enterprise System Directory Server に対し、クライアントユーザーであることを立証するプロセス。ユーザーは、ディレクトリへのアクセスを許可してもらうために、バインド DN と対応するパスワードまたは証明書を示す必要があります。Java Enterprise System Directory Server により、ユーザーは、ディレクトリ管理者から与えられたアクセス権に基づいて機能を実行したり、ファイルおよびディレクトリにアクセスしたりすることができます。「サーバー認証 (server authentication)」も参照してください。

認証証明書 (authentication certificate)

(n.) 相手を検証し認証するために、サーバーからクライアント、またはクライアントからサーバーに送信されるデジタルファイル。証明書は、その所有者であるクライアントまたはサーバーの信頼性を保証します。証明書は譲渡できません。

認証ドメイン (authentication domain)

(n.) Liberty Alliance Project (LAP) を使用したユーザー認証情報の交換に同意する、1 つ以上の認証情報プロバイダを持つサービスプロバイダのグループ。「トラストサークル (circle of trust)」が確立されると、シングルサインオン認証がすべてのプロバイダの間で有効になります。トラストサークルとも呼ばれます。

承認 (authorization)

(n.) 主体がサービスを使用できるかどうか、主体がどのオブジェクトにアクセスできるか、および、各オブジェクトにどのようなアクセスの種類が許可されているかを決定するプロセス。承認は、認証を介した要求に関連付けされている主体が指定されたセキュリティーロールにあるかどうかの判断に基づきます。セキュリティーロールとは、アプリケーションをアセンブルする担当者によって定義される、ユーザーの論理グループです。配備担当者は、セキュリティーロールをセキュリティーアイデンティティーにマッピングします。セキュリティーアイデンティティーは、運用環境の主体またはグループであることがあります。

承認制約 (authorization constraint)

(n.) Web リソースコレクションへのアクセスが許可される対象を決定する承認ルール。

自動返信オプションファイル (autoreply option file)

(n.) 不在返信通知などの電子メール自動返信オプションを設定するために使用するファイル。

自動返信ユーティリティー (AutoReply utility)

(n.) 自動返信機能が有効になっているアカウント宛てに送信されたメッセージに対し、自動的に返信するためのユーティリティー。Java Enterprise System Messaging Server 内のすべてのアカウントは、受信メッセージに対して自動的に返信するように設定できます。

可用性サービス (availability service)

(n.) Application Server の機能。サーバーインスタンス、Web コンテナ、EJB コンテナおよび RMI/IIOP 要求での高可用性を実現します。