Sun Java Enterprise System 用語集

R

 

 

RAF (ロボットアプリケーション関数)

(RAF (robot application function)) (n.) ロボットのフィルタ設定ファイルで使用可能な関数。ユーザー定義のロボットアプリケーション関数は、プラグイン関数とも呼ばれます。これらの関数は、指令によって呼び出されます。

RAM (ランダムアクセスメモリー)

(RAM (random access memory)) (n.) コンピュータ内の物理的な半導体ベースメモリー。

RAR ファイル (リソースアーカイブファイル)

(PAR file (resource adapter archive)) (n.)リソースアダプタを内蔵した JavaTM アーカイブ(JAR) ファイルで、「コネクタ (connector)」モジュールとも呼ばれる。

RC2

(n.) RSA Data Security によって提供される可変鍵サイズによるブロック暗号化方式。

rc.2.d ファイル (rc.2.d file)

(n.) UNIX のみ。マシンの起動時に実行されるプログラムについて記述した、UNIX マシンのファイル。このファイルは、格納されている位置に基づいて、/etc/rc.2.d とも呼ばれます。

RC4

(n.) RSA Data Security によって提供されるストリーム暗号化方式。RC2 よりも処理が高速です。

RD

リソース記述 (resource description)」を参照してください。

RDB

(n.) リレーショナルデータベース。

RDBMS

(n.) リレーショナルデータベース管理システム。

RDF (リソース記述フレームワーク)

(RDF (Resource Description Framework)) (n.)「XML (拡張可能マークアップ言語)」ファイルに含まれるデータの種類を定義する標準。この情報は、日付が単なるテキストではなく日付として必ず扱われるようにするなど、意味上の整合性を確保するのに役立ちます。

RDF スキーマ (RDF schema)

(n.) RDF に含まれる種々の仕様に適用される整合性規則を指定する際の標準。

RDM

リソース記述メッセージ (resource description message)」を参照してください。

RDN 相対識別名

(RDN (relative distinguished name)) (n.) 実際のエントリ自体の名前。この文字列にエントリの祖先を付加すると、完全な「DN」になりますほとんどの RDN は、エントリからの 1 つの属性タイプと値で構成されています。

読み取り専用 Bean (read-only bean)

(n.) EJBTM クライアントによって修正されることがないエンティティー Bean。「エンティティー Bean (entity bean)」も参照してください。

レルム (realm)

(n.) 共通セキュリティーポリシーが定義され、セキュリティーサービスのセキュリティー管理者によって適用されている領域。セキュリティーポリシードメインまたはセキュリティードメインとも呼ばれます。J2EE サーバー認証サービスで、レルムは、ロール、ユーザー (または主体)、および Web アプリケーション (複数可) の有効なユーザーを識別するグループの完全なデータベースです。

リダイレクション (redirection)

(n.) 特定の URL にアクセスしているクライアントを、同じサーバーまたは別のサーバーにある異なる位置に送信する際のメカニズム。リダイレクションは、リソースが移動されているときに、クライアントに新しい位置を透過的に使用させたい場合に便利です。またリダイレクションを使用して、後続のスラッシュを付けずにディレクトリへのアクセスがあった場合に、相対リンクの整合性を保持します。

再入可能エンティティー Bean (reentrant entity bean)

(n.) 相互に干渉し合うことのない同時呼び出し、インターリーブ呼び出し、または入れ子の呼び出しを複数処理することが可能な「エンティティー Bean (entity bean)」。

参照 (reference)

(n.) XML ドキュメントが解析されるときに、参照から置き換わるエンティティーへの参照。「エンティティー参照 (entity reference)」を参照してください。

リファレンス配備アーキテクチャー (reference deployment architecture)

(n.) パフォーマンスの基準として設計、実装、およびテスト済みの「配備アーキテクチャー (deployment architecture)」。リファレンス配備アーキテクチャーは、カスタムソリューションの配備アーキテクチャーを設計する場合の開始点として使用されます。

参照整合性 (referential integrity)

(n.) 「DN」値の属性によって表現されるエントリ間の関係をディレクトリ内で確実に維持するためのメカニズム。

リフェラル (referral)

(n.) サーバーは、処理不能な検索要求または更新要求をクライアントから受け取ると、その要求を処理できる Java Enterprise System Directory Server へのポインタをクライアントに返します。

リフェラルホップ制限 (referral hop limit)

(n.) クライアントが連続して追跡するリフェラルの最大数。

レジストリ (registry)

(n.) 「Web サービス (web service)」の構築、配備、および検索を可能にするインフラストラクチャー。これは中立的なサードパーティーであり、疎結合された動的な B2B 対話を支援します。

レジストリプロバイダ (registry provider)

(n.) ebXMLUDDI などの XML レジストリの仕様に準拠したビジネスレジストリの実装。

正規表現 (regular expression)

(n.) パターンマッチングのために、文字の範囲またはクラスを表す特殊文字を使用した文字列。

相対識別名 (relative distinguished name)

RDN 相対識別名」を参照してください。

関係フィールド (relationship field)

(n.) 「コンテナ管理による持続性 (container-managed persistence)」のある「エンティティー Bean (entity bean)」の仮想フィールド。関係するエンティティー Bean を識別します。

リレー (relaying)

(n.) メッセージサーバー間でメッセージを渡すプロセス。

リモートインタフェース (remote interface)

(n.) EJB 1.x および 2.x コンポーネント用の 2 つのインタフェースのうちの 1 つ。リモートインタフェースでは、クライアントから呼び出すビジネスメソッドを定義します。「ホームインタフェース (home interface)も参照してください。

remove メソッド (remove method)

(n.) 「ホームインタフェース (home interface)」に定義され、EJB 1.x または 2.x エンタープライズ Bean を破棄するときにクライアントによって呼び出されるメソッド。

レンダラ (renderer)

(n.) 一連の JavaServer Faces UI コンポーネント (JavaServer Faces UI component)」の出力をレンダリングする Java クラス。

レンダリング (rendering)

(1) (n.) 抽象マークアップ言語 (Abstract Markup Language、AML) で記述されたコンテンツを、特定のモバイルデバイス用の適切なデバイス固有マークアップ言語に変換するプロセス。

(2) (n.) クライアントに対して出力を生成する処理。「レンダラ (renderer)」を参照してください。

レンダリングチャネル (rendering channel)

(n.) レンダリングコンテンツを表示する Portal Server Mobile Access のチャネル。

レンダリングエンジン (rendering engine)

(n.) Portal Server において、AML を所定のモバイルクライアントに適切な言語に変換するエンジン。

レンダリングフィルタ (rendering filter)

(n.) レンダリングエンジンとクライアントの間でコンテンツを渡して変換する場合に使用するフィルタ。

レンダリングキット (render kit)

(n.) 特定のクライアントに対して出力をレンダリングする一群のレンダラ。「JavaServer Faces テクノロジ (JavaServer Faces technology)」実装には、HTML マークアップをレンダリングできる複数のレンダラからなる標準の HTML レダリングキットが備わっています。

レプリカ (replica)

(n.) レプリケーションアグリーメントによって、1 つ以上の他のサフィックスにリンクされているディレクトリサーバーのサフィックス。

レプリカサイクル (replica cycle)

レプリケーションサイクル (replication cycle)」を参照してください。

レプリカディレクトリサーバー (replica directory server)

(n.) データのすべてまたは一部のコピーを受け取るディレクトリ。

レプリカグループ (replica group)

(n.) レプリケーションの特定領域のインスタンスを保持するサーバー。サーバーは、複数のレプリカグループに属することができます。

レプリケーション (replication)

(n.) Directory Server にわたって配信されたデータを同期し、更新の競合を修正するプロセス。

レプリケーションアグリーメント (replication agreement)

(n.) サプライヤサーバーに保存され、レプリケートするサフィックス、データをプッシュする先のコンシューマサーバー、「レプリケーション (replication)」が行われる時間、コンシューマをバインドするためにサプライヤが使用する「DN」と資格、および接続をセキュリティー保護する方法を識別する一連の設定パラメータ。

レプリケーション基本エントリ (replication base entry)

(n.) レプリケートされた領域のルートの「DN」。

レプリケーションサイクル (replication cycle)

(n.) 複数のレプリカ間で更新情報が交換される間隔。レプリケーションサイクルは、別のレプリカまたはレプリカのセットとの間でデータをプッシュまたはプルしようとするときに開始し、データの交換が正常に終了したときか、エラーが発生したときに終了します。

レプリケーションセッション (replication session)

(n.) 更新情報を「レプリケーションサイクル (replication cycle)」の一部として渡すために、「レプリカグループ (replica group)」内の 2 台のサーバー間に開始されるセッション。

要求オブジェクト (request object)

(n.) クライアントによって生成され、「JavaServer PagesTM テクノロジ (JavaServer Pages technology)」によって作成されたサーブレットまたはページに入力パラメータとして渡されるページデータおよびセッションデータを持つオブジェクト。

要求応答メッセージング (request-response messaging)

(n.) 「メッセージング (messaging)」の一方式で、応答が受信されるまでブロックされます。

必須の属性リスト (required attribute list)

(n.) 特定のオブジェクトクラスで必須の属性のリスト。必須の属性の先頭には、キーワード MUST が置かれます。

必須の属性 (required attributes)

(n.) 特定のオブジェクトクラスを使用するエントリ内に存在する必要がある属性。「許可された属性 (allowed attributes)」、「属性 (attribute)」も参照してください。

リソース (resource)

(1) (n.) Web ページ、ドキュメント、FTP ディレクトリなど、URL によって識別可能なネットワーク上の任意のアイテム。リソースは、非公式にドキュメントと呼ばれることが多くあります。

(2) (n.) クライアントが要求するとサーバーがアクセスしてクライアントに送信できる、URL、ディレクトリ、またはプログラム。

(3) (n.) データベースサーバーやメッセージングシステムなどのシステムへの接続を提供するプログラムオブジェクト。

リソースアダプタ (resource adapter)

(n.) エンタープライズ情報システム (EIS (エンタープライズ情報システム)) に接続するために EJB コンテナまたはアプリケーションクライアントによって使用される、システムレベルのソフトウェアドライバ。通常、リソースアダプタは EIS 専用です。リソースアダプタはライブラリとして使用可能で、サーバーまたはクライアントのアドレス空間内で使用されます。リソースアダプタはコンテナにプラグインします。コンテナ上に配備されたアプリケーションコンポーネントは、アダプタによって公開されたクライアント API またはツール生成の高レベル抽象化オブジェクトを使用して、配下の EIS にアクセスします。リソースアダプタと EJB コンテナは連携して、EIS への接続に、トランザクション、セキュリティー、接続プーリングといった基礎となるメカニズムを提供します。「コネクタ (connector)」も参照してください。

リソースアダプタモジュール (resource adapter module)

(n.) すべての Java インタフェース、クラス、およびネイティブなライブラリを含む配備可能な単位。リソースアダプタ配備記述子とともにリソースアダプタを実装します。

リソースカレンダ (resource calendar)

(n.) 会議室などのリソース、またはノート型コンピュータや OHP などの機器に関連付けられたカレンダ。

リソース記述 (resource description)

(n.) URL によってリソースに関連付けられた属性値ペアのリスト。リソース記述は、エージェントが自動的に生成したり、ユーザーが手動で記述したりすることができます。リソース記述のリポジトリがアセンブルされると、サーバーはリソース記述メッセージを使用して、Web エージェントがリソース記述を検知して取得する、プログラムによる方法でリポジトリをエクスポートできます。リソース記述は「SOIF」形式で保存されます。

リソース記述メッセージ (resource description message)

(n.) リソース記述として知られる、ネットワーク経由でアクセス可能なリソースについてのメタデータを検知および取得するためのメカニズム。

リソース呼び出し (resource invocation)

(n.) ノードで実行されるリソースタイプのインスタンス。ノードで起動されたリソースを表す抽象的な概念。

リソースマネージャー (resource manager)

(n.) 共有リソースのセットへのアクセスを提供します。リソースマネージャーは、トランザクションマネージャーによって外部から制御および同期されるトランザクションに参加します。通常、リソースマネージャーはアクセスを受けるクライアントとは異なるアドレス空間またはマシンにあります。注意: エンタープライズ情報システム (EIS (エンタープライズ情報システム)) は、リソースやトランザクション管理の文脈ではリソースマネージャーと呼ばれます。

リソースマネージャー接続 (resource manager connection)

(n.) リソースマネージャーとの「セッション」を表すオブジェクト。

リソースマネージャー接続ファクトリ (resource manager connection factory)

(n.) リソースマネージャー接続の作成に使用されるオブジェクト。

リソースオファリング (resource offering)

(n.) ディスカバリサービスでは、リソースオファリングにより、アイデンティティーデータの一部分と、リソースオファリングにアクセスできるようにするサービスインスタンスの間の関係を定義します。

リソース参照 (resource reference)

(n.) リソースのコード化されたコンポーネント名を識別する配備記述子の要素。

応答バッファー (response buffer)

(n.) Portal Server Mobile Access サーバーの応答バッファーでは、サイズの大きな応答を別個の小さな応答として保存し、制限のあるデバイスバッファーに適合させます。

応答オブジェクト (response object)

(n.) 呼び出し側クライアントを参照して、そのクライアントへの出力を生成するメソッドを提供するオブジェクト。

再起動する (restart)

(v.) 状態情報を削除せずに「ロボット (robot)」を起動すること。これによりロボットは、最後に停止したときと同じ状態で動作を開始することができます。「フレッシュスタート (fresh start)」とは反対の概念です。

復元する (restore)

(v.) フォルダの内容をバックアップデバイスからメッセージストアにコピーすること。「バックアップする (back up)」も参照してください。

ResultSet オブジェクト (ResultSet object)

(n.) java.sql.ResultSet インタフェースを実装するオブジェクト。ResultSet オブジェクトは、データベースまたはほかのソースの表形式データから取得した一連の行のカプセル化に使用されます。

再同期間隔 (resync interval)

(n.) Identity Synchronization for Windows ディレクトリソースに変更がないかをコネクタが確認する頻度。この定期確認は効率的で、最後の確認以降に変更されているユーザーのエントリのみを読み取ります。コンソールはこの値をミリ秒で表します。デフォルトは 1000 (1 秒) です。

旧バージョン形式の更新履歴ログ (retro changelog)

(n.) 変更を、システムに適用された順番ではなく、ローカルサーバーに到着した順序で保存します。旧バージョン形式の更新履歴ログは、マルチマスターレプリケーション環境で機能するようには設計されていません。「更新履歴ログ (change log)」とは異なり、旧バージョン形式の更新履歴ログはレプリケーションで使用されません。Directoy Server 4 との下位互換性を維持します。

再利用可能なコンポーネント (reusable component)

(n.) 複数の容量、たとえば複数のリソースまたはアプリケーションが使用できるように作成されたコンポーネント。

リバース DNS 検索 (reverse DNS lookup)

(n.) 「DNS (ドメインネームシステム)」のクエリーを行なって、数値「IP アドレス (IP address)」を同等の「ゲートウェイ (gateway)」に解決するプロセス。

リバースプロキシ (reverse proxy)

(n.) クライアントとサーバーの間で、双方向の URL リライティングと変換を実行するプロキシ。クライアント側に置かれる通常のプロキシとは異なり、リバースプロキシはネットワークのサーバー側に配置されます。Java Enterprise System Portal Server でのリバースプロキシは、Java Enterprise System Portal Server Secure Remote Access Pack にあります。

リライタ (Rewriter)

(n.) リライタは、URL 参照を HTML、Javascript、HTTP などのさまざまな Web 言語および HTTP ロケーションヘッダー (リダイレクション) 形式で書き換えるための JavaTM クラスライブラリを提供します。リライタは、Java Enterprise System Directory Server Access Management Edition サービスを定義して、書き換え方法と書き換えデータを規定した規則を保存します。またリライタには、これらの規則を編集するための管理コンソールモジュールも組み込まれています。

書き換え規則 (rewrite rule)

(n.) 「MTA (メッセージ転送エージェント)」が配信メッセージを正しいホストにルーティングするために使用するツール。書き換え規則には、次の機能があります。(1) 受信メッセージのアドレスからホストまたはドメインの仕様を抽出する。(2) ホストまたはドメイン仕様を書き換え規則のパターンと照合する。(3) ドメインテンプレートに基づいてホストまたはドメイン仕様を書き換える。(4) メッセージを置くチャネルキューを決定する。ドメイン書き換え規則とも呼ばれます。

RFC

(request for comments) (n.) Internet Engineering Task Force によって保持されるドキュメントシリーズ。インターネットプロトコル群および関連する実験結果について説明しています。インターネット標準について記述した RFC の数はわずかですが、すべてのインターネット標準が RFC として公開されています。http://www.imc.org/rfcs.html を参照してください。

RMI (リモートメソッド呼び出し)

(RMI (remote method invocation)) (n.) ある Java 仮想マシン内で実行中のオブジェクトが、別の Java 仮想マシン内で実行中のオブジェクト上のメソッドを呼び出せるようにするテクノロジ。

RMI-IIOP

(n.) CORBA (共通オブジェクトリクエストブローカアーキテクチャー) IIOP プロトコルを使用するために実装されている RMI のバージョン。すべてのリモートインタフェースが最初から RMI インタフェースとして定義されている場合に、RMI over IIOP によって、実装されている言語に関わりなく COBRA オブジェクトとの相互運用が可能になります。

RMIC

(n.) リモートメソッド呼び出しコンパイラ。

ロボット (robot)

(n.) ネットワークの特定の部分に配置されたすべてのリソースを検出するプログラム。

ロボットアプリケーション関数 (robot application function)

RAF (ロボットアプリケーション関数)」を参照してください。

ロール (role)

(1) (n.) ロールは、ユーザーを論理的にグループ化した抽象的なもので、アプリケーションアセンブラによって定義されます。アプリケーションが配備されると、ロールは操作環境でユーザー (主体) やグループなどのセキュリティーアイデンティティーにマップされます。「ユーザー」、「グループ (group)」も参照してください。

(2) (n.) J2EE サーバー「認証 (authentication)」サービスで、特定のリソースセットにアクセスするためのアクセス権の抽象名。

(3) (n.) Java Enterprise System Directory Server Access Management Edition で、権限が与えられた操作の選択を表すグループ化。ユーザーまたはサービスにロールを割り当てることにより、主体は操作を実行できます。たとえば、特定の権限を Employee ロールまたは Manager ロールに限定してそのロールをユーザーに適用することにより、ユーザーのアクセス可能範囲は、適用されたロールに与えられている権限の範囲に限定されます。ロールは、アクセス制御命令 (「ACI (アクセス制御命令)」) を使用して定義します。

(4) (n.) J2EE テクノロジを使用して開発されるアプリケーションの開発および開発フェーズで、関係者が果たす役割。ロールには、アプリケーションコンポーネントプロバイダ、アプリケーションアセンブラ、デプロイヤ、J2EE 製品プロバイダ、EJB コンテナプロバイダ、EJB サーバープロバイダ、Web コンテナプロバイダ、Web サーバープロバイダ、ツールプロバイダ、およびシステム管理者があります。

ロールに基づく属性 (role-based attribute)

(n.) エントリが、関連付けられた「CoS (サービスクラス) 」テンプレート内に特定のロールを所有しているために、エントリに表示される属性。

ロールマッピング (role mapping)

(n.) 配備記述子に指定されたセキュリティーロールに基づいてコンテナによって識別されたグループまたは主体 (あるいはその両方) を関連付ける処理。セキュリティーロールは、コンポーネントをサーバーにインストールする前に、デプロイヤによりマップされる必要があります。

ロールバック (rollback)

(n.) 「トランザクション (transaction)」の取り消し。トランザクションに関係するすべてのリソースに加えられた更新がすべて元に戻される、「トランザクション (transaction)」の一時点。

ルート (root)

(1) (n.) UNIX のみ。UNIX マシンで最大の権限が与えられているユーザー。root ユーザーは、マシンのすべてのファイルへのアクセス権限を持っています。

(2) (n.) XML ドキュメントの最も外側の要素。この要素は他のすべての要素を含んでいます。

ルート DN (root DN)

(n.) 「ディレクトリマネージャー (Directory Manager)」の「DN」。

Root DSE

(n.) Directory Server によって自動的に生成され、空 (ゼロバイト長) の「DN」による baseObject 検索から返されるエントリ。Root DSE は、「サブスキーマエントリ (subschema entry)」へのポインタ、サーバーが保持するネーミングコンテキストの DN のリスト、サーバーがサポートする「LDAPv3」の制御機能や拡張機能のリストなど、サーバーの設定に関する情報をクライアントに提供します。「DSE (ディレクトリサーバーエントリ)」も参照してください。

ルートエントリ (root entry)

(n.) 「DIT」階層の最上位エントリ。

ルートサフィックス (root suffix)

(n.) 1 つ以上の「サブサフィックス (sub suffix)」の親。ディレクトリツリーには複数のルートサフィックスを収容することができます。

ルーター (router)

(n.) ネットワークトラフィックが流れるパスを決定するシステム。ルーターは、ルーティングプロトコルを使用してネットワークに関する情報を取得し、アルゴリズムを使用して「ルーティングマトリクス」と呼ばれるいくつかの条件に基づいて最善のパスを選択します。Open Systems Interconnect 用語でのルーターは、ネットワーク層の中間システムです。「ゲートウェイ (gateway)」も参照してください。

ルーティング (routing)

メッセージルーティング (message routing)」を参照してください。

ルーティングテーブル (routing tables)

(n.) メッセージの発信者と受取人についての情報を保持している内部データベース。

行 (row)

(n.) テーブル内の各列の値を格納する 1 つのデータレコード。

RowSet オブジェクト (RowSet object)

(n.) データベースまたはほかのソースの表形式データから取得した一連の行をカプセル化するオブジェクト。RowSet オブジェクトは、java.sql.ResultSet インタフェースを拡張することにより、「ResultSet オブジェクト (ResultSet object)」が JavaBeansTM コンポーネントアーキテクチャーに基づくコンポーネントとして動作できるようにします。

RPC (遠隔手続き呼び出し)

(RPC (remote procedure call)) (n.) リモートオブジェクトまたはサービスにアクセスするメカニズム。

RTT (ラウンドトリップ時間)

RTT (round trip time) (n.)サーバー - クライアント - サーバーの閉回路で、信号を送信するまでの経過時間。双方向の対話型通信では RTT の値がスループットレートに直接影響するので、このような通信を行う必要があるシステムでは、この遅延が重要になります。Java Enterprise System Directory Server において、RTT および TCP ウィンドウの値は、ワイドエリアネットワークでのレプリケーションのパフォーマンスに著しい影響を与えます。ラウンドトリップ遅延時間とも呼ばれます。

規則 (rules)

(n.) 条件が満たされているかどうかを判断するために適用される論理的なテスト。ロボットは、インデックス化するコンテンツのタイプを判断するフィルタの一部として規則を使用し、リソースに割り当てるカテゴリを判断するために分類規則で規則を使用します。