NSUP がリアルタイムプライオリティーを設定できない場合、Solaris および Linux では EPERM に errno が設定されます。Windows の場合は、「Could not set realtime priority」という警告が発行されます。ma.log ファイルにエラーが書き込まれ、プロセスはリアルタイムプライオリティーがない状態で継続されます。
次の場合は、リアルタイムプライオリティーを設定できません。
HADB が Solaris 10 の非大域ゾーンにインストールされている場合
Solaris 10 で、PRIV_PROC_LOCK_MEMORY (プロセスが物理メモリー内のページをロックできる) 特権または PRIV_PROC_PRIOCNTL 特権、あるいはその両方が無効になっている場合
ユーザーが setuid アクセス権を無効にした場合
ユーザーがソフトウェアを tar ファイルとしてインストールした場合 (Application Server での、ルートでないインストールオプション)